パリ在住、VISITEUR滞在です。明年2018年春に滞在5年を経過し6年目になります。これを機会にCARTE DE RESIDENT(CDR)を申請したいのですが、、、。

質問。パリ在住、VISITEUR滞在です。明年2018年春に滞在5年を経過し6年目になります。これを機会にCARTE DE RESIDENT(CDR)を申請したいと考えています。
TAXE D’HABITATION(住居税)のAVIS D’IMPOTは5年分あります。所得税のAVIS D’IMPOTは2016年、15年、14年の3年分、3枚です。これで通るでしょうか。
5年分、5枚ないと全くダメでしょうか。過去の事例から見解をお寄せいただければ幸いです。

お答え・見立て。
「明年2018年春に滞在5年を経過」とあります。2017年度(2017年1月ー12月)の所得数字は間もなく確定するのではありませんか。2017年度所得は「こういう数字です。従って所得税は前年度とほぼ同じでしょう(やや大きくなるでしょう」の見込みは提示できるのではないでしょうか。税務書式としてのAVIS D’IMPOTは提示できなくともDECLARATION SUR L’HONNEUR(自己宣言状)として提示し、これが採用されれば、過去4年分4枚になります。
このあたりの評価、判定は微妙です。過去3年のAVIS D’IMPOTの納税額が「しっかり払っていますね」であれば、4年目のDECLARATION SUR L’HONNEUR(自己宣言状)も採用してくれて、さらには1年分の不足に目をつむってくれるかもしれません。
「TAXE D’HABITATIONのAVIS D’IMPOT(住居税)は5年分あります」は、さほどの評価を得ないでしょう。住居税は居住物件の賃貸評価額から決まる税で、支払うのは当然のこと、当たり前のことだからでしょう。

ところで。当室は、例年、5月上旬に「所得申告説明会」を開いています。この説明会では、所得申告用紙(数種あり)を配布して、収入の種別に応じて記入の仕方を説明しています。税額の算出の仕方も説明しています。その際に「フランスの所得申告は世帯単位の申告で税額算出には家族指数が大きく影響します。そのため、全申告世帯の50%強が所得税はゼロです。」    こうしたフランスの所得税事情に触れると説明会参加の方々は大いに驚きます。
外国人の場合、所得税を支払っていること、それも「しっかり支払っている」「たっぷり支払っっている」ことは「納税貢献する外国人」のプラス評価につながり、滞在許可証の更新あるいは滞在許可証のランク・アップ(例:CDRの発給)が極めてスムースになる傾向にあります。どのくらいの税額が「しっかり」「たっぷり」の評価を受けるかは公開ブログでは控えますが、質問文面にある「過去の事例から見て」「このくらいの数字」の感触は得ています。

次に、LETTRE DE MOTIVATION(LM)長期滞在理由状)も用意しましょう。「提出必要書類リストには挙げられていない」かもしれませんが、担当者が斜め読みして「このLMもDOSSIERに加えておきます」になれば、プラス材料になりましょう。
余談です。LMについてはこんなエピソードがあります。滞在許可証担当者から「LMを提出してください」といわれ「それは、必要書類リストにはないのですが、、、」と反ぱくしたところ  「それでは、今ここで書いてください」
4-5年前までは、PIECES A FOURNIR(提出必要書類リスト)の最下段に「ここに記されていない書類を請求することがあります」の注意書きがありました。また、PIECES A FOURNIR(提出必要書類リスト)の余白に手書きで補足書類が書き加えられることはよくあることでした。 その手書きが判読不能なことが多く「これ、読めないのですが、、、、」と相談に来られることがしばしばあったものです。2016年秋からの法改定実施、複数年滞在許可証発行のスタートでこのところ見受けられませんが、また「余白に手書きで補足書類」が出てくるかもしれません。
質問の本筋から少々外れたかもしれませんが、参考にしてください。

2017年12月20日 滞在相談室 担当 岡本宏嗣
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