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EU滞在許可証の所持者は、フランスで滞在・労働できる、という情報があるのですが、間違いでしょうか     =2016年9月8日付け「パリでは学生ビザがあるのですが、6月にスイスとフランスの二重国籍の夫とスイスで結婚をし、、、」に補足質問です。=

質問。フランス以外のEU加盟国の滞在許可証の所持者は、フランスに居住を移してもフランスで滞在・労働できる、という情報は間違いでしょうか?

お答え・見立て。きわめて不正確です。SERVICE PUBLIC(政府公報)をまとめるとこうなりましょう。 

(1)CESEDA(外国人滞在管理法)では①CARTE DE RESIDENTと②CARTE DE RESIDENT DE LONGUE DUREE-CEがあります。CEは、COMMUNAUTE EUROPEENNEの略称です。①②とも10年カードです。

(2)②は2016年3月7日付法(施行は2016年11月1日以降とされています)で③CARTE DE RESIDENT DE LONGUE DUREE―UEに改名されました。UEは、UNION EUROPEENNEの略称です。CE→UEはEU指示による名称統一でしょう。施行は11月1日以降ですが、滞在許可証の発行現場では③が既に発行されている、の情報もあります。折りに触れて申し上げているように、滞在許可証の発行は各県PREFECTUREの管轄・権限です。先行して③を発行しているPREFECTUREもありそうです。名称変更だけのことですから。

(3)EU=UE加盟国A国に長期間滞在し、フランスでの③に相当するRESIDENT DE LONGUE DUREE―UEの所持者は、フランスに居を移した場合は、フランスの滞在許可証が発行される、というものです。ここで発行されるフランスの滞在許可証は③である、とは読めません。フランスに移動する目的によって、学生、SALARIE、VISITEUR、、、と分かれるようです。A国発行のRESIDENT DE LONGUE DUREE―UEとフランスの③が交換される、わけではなさそうです。運転免許証の交換のようには行かないということでしょう。

(4)なお、この枠組みに参加していないのはEU=UE加盟国はアイルランド、デンマークそして英国(離脱ウンヌン以前から)の3か国、とされています。スイスはEU=UE非加盟国ですが、別の協定で参加しています。


2016年9月20日  滞在相談室  担当  岡本宏嗣
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