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A国籍者と婚姻予定です。婚姻後の滞在身分の変更について 

質問。この度A国籍者と結婚、フランスに滞在予定です。Aは今回、滞在許可証の更新で初めて10年カードを申請し、先日郵送で convocationを受け取りました。 一方、私は2012年から学生ビザで滞在しており、Aと1年数か月の同居生活を経て、去年10月PACS締結しました。その後、滞在許可証の更新時に配偶者滞在への変更を希望しましたが、外国人同士の場合は3年の共同生活が必要だといわれたので、去年2015年12月に帰国してお ります。
私はビジタービザを取得し今年9月頃に渡仏、結婚(Aのビザ申請予約日前)しようと考えています。その後、ビジター滞在許可証の更新時にはAは10年ビザを既に取得していると思われます(許可されていればですが)。
ここで質問です。私たちの場合、ビジター滞在を何年消化すれば、就労可な配偶者滞在に変更の申請ができるのでしょうか。
また、フランスに長期滞在していたことを証明する共同名義の書類があれば、ビジター滞在から就労可配偶者滞在への変更が可能だと聞きましたが、実際どうなのでしょうか。

お答え・見立て。
(1)「私(たち)の場合、ビジター滞在を何年消化すれば、就労可能な配偶者滞在許可証に変更申請ができるのでしょうか」とあります。ここでいう配偶者滞在許可証とはVIE PRIVEE ET FAMILIALE(VPF)です。労働、職業活動の権利ということでは、CARTE DE RESIDENT(10年カード)と同じです。労働、職業活動面では、10年カードはフランス国籍者(EU加盟国国籍者含む)と同じです。VPFは10年カードの1年版といえましょう。

(2)外国人同士のカップルの場合、一方の配偶者がVISITEUR滞在の場合「O年滞在を消化したらVRFを発行する」という「O年滞在消化規定」はありません。CESEDA(外国人滞在管理法)という法典(CODE)のL313-11条-7項が適用条項ですが、極めてアイマイな表現に終始しています。滞在許可証窓口の裁量次第ということでしょう。法的な裏付けがないので、3年なのか、5年なのか、アテにならない、と踏むべきでしょう。                                                                   
(3)代わって登場するのがREGROUPEMENT FAMILIAL(家族呼び寄せ)です。こちらは極めて明瞭です。RF申請からVPFを手にするまで6-8か月はかかりますが、確実にVPFが発行されます。また、もう一方の配偶者が10年カードを所持している場合は、VRF滞在を3年消化した4年目に10年カードが申請取得できます。その法的な裏付けは、以下です。

CESEDA L314-9 La carte de résident peut être accordée (以下の場合に10年カードが発行されうる):。
1° Au conjoint et aux enfants dans l'année qui suit leur dix-huitième anniversaire ou entrant dans les prévisions de l'article L. 311-3, d'un étranger titulaire de la carte de résident, qui ont été autorisés à séjourner en France au titre du regroupement familial dans les conditions prévues au livre IV et qui justifient d'une résidence non interrompue, conforme aux lois et règlements en vigueur, d'au moins trois années en France (一方の配偶者が10年カードを所持している場合。もう一方の配偶者がRF手続きでVPFを所持していれば、VRF滞在3年消化(の4年目に)後に、10年カードが発行される。

規定のない領域、アイマイな領域は避けることをお勧めします。

2016年6月6日  滞在相談室  担当  岡本宏嗣
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