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VISITEUR滞在の更新についてです。自己財源証明はフランスの銀行口座ではなく、日本の銀行口座でも良いのでしょうか?

質問。VISITEUR滞在の更新についてです。
必要書類の一つに、
自己財源証明  銀行の残高(極近のもの)が挙げられていますが、これはフランスの銀行口座ではなく、日本の銀行口座でも良いのでしょうか?
お答え・見立て。 居住地はパリですね。パリであるとして進めます。これは、機会があるごとに繰り返していることです。TITRE DE SEJOUR(滞在許可証)は居住県のPREFECTURE(県庁)の管轄、権限で発行されています。もとより、PREFECTURE(県庁)は外国人のTITRE DE SEJOUR(滞在許可証)だけを扱っているわけではありません。PERMIS DE CONDUIRE(運転免許証)もPREFECTUREの担当です。フランスは95県、95県庁あります。TITRE DE SEJOUR(滞在許可証)の取り扱いも全県庁一律ではありません。細かい部分でバラツキがあります。
また、同じ県庁の同じ窓口でも、担当者によって対応に温度差が出ることがしばしばです。VISITEUR滞在の更新で「フランスの銀行口座ではなく、日本の銀行口座でも良いのでしょうか」も断定的に可・否は申し上げられません。大切なことはVISITEUR滞在の更新で「何がチェックされるのか」「更新を審査する担当者は何を見ようとしているのか」を踏まえ、それに対応しておことでしょう。
VISITEUR滞在は、この地フランスでは現地収入を伴う職業活動には従事しないことになっています。その旨の誓約書も必要提出書類です。いいかえれば、フランス国外(通常は日本)からの送金で生活していますね、闇労働で収入を'得ていませんね、ということです。以上から、チェックポイントは
(1)銀行口座上、過去1年間のフランス国外から送金事情を見る。
(2)銀行口座上、現地入金がないかどうかをみる。
 毎月のRELEVE DE COMPTE(入出金簿)を見れば、「国外からの送金による着金」や「現地入金」は一目瞭然です。また、
(3)極近月のRELEVE DE COMPTE(入出金簿)の口座残高が、向こう1年間生活できるとされている数字(ミニマムでSMICの1年分/17600-13800の範囲)以上であればベストでしょう。
 以上が基本的チェックポイントといえます。ということで、上記3点をクリアーしていれば文句の付けようがなく100点満点(フランスは20点満点。VINGT SUR VINGT)でしょう。
 さて、実際のチェックはどうか。上記(1)(2)については、過去12か月分のRELEVE DE COMPTE
 の提示を求め、入念にチェックする担当者、チラッと見るだけの担当者、一瞥も呉れない担当者、、実情は様々です。こちらの事情も大いに関係しましょう。この人は年齢的に年金世代だから闇労働することはないだろう、の判断から(2)の観点でのチェックは省略。働き盛り世代だと厳しくチェックする、といったことです。担当者によって温度差があり、こちらの事情(担当者に与えるこちらの印象も含め)によっても対応がかわってくると踏みましょう。
 VISITEUR滞在の更新時に、「財源証明」で起きたトラブル例を二件、紹介しておきます。
(4)①フランスに銀行口座を開設しなかったケース。日本の自己口座から国際カードでユーロ現金を引き出して生活費に充てていた。このケースでは、今後については「直ちに口座を開設し、送金しなさい」。過去については「この1年にユーロ現金をいくら引き出したかの全記録を提出しなさい」になりました。
(4)②フランスの銀行口座残高の数字に不安を持ったので日本の自己口座から国際カードでユーロ現金を引き出してフランスの銀行口座に現金入金して口座残高を厚くしたケース。このケースでは「この現地入金は何ですか?」になり、住宅手当(ALLOCATION DE LOGEMENT)をもらっているのではないかの見当違いの嫌疑がかけられ、CAF(CAISSE ALLOCATION FAMILIALE =家族手当公庫)から「手当受給者ではない」旨の証明(CERTIFICAT NON LOCATAIRE)を出してもらうことになった。

「自己財源証明に銀行の残高(極近のもの)が挙げられていますが、これはフランスの銀行口座ではなく、日本の銀行口座でも良いのでしょうか?」です。フランスに銀行口座はありません、は前出(4)①に見るように、まずは不都合でしょう。「フランスの銀行口座残高は低い。でも、日本の銀行口座にはこれだけの預金額があります」でパスするかどうか。パスすることもありましょう。「日本の口座に大金があってもフランスの口座になければダメです」もありましょう。滞在を確実に更新したいのであれば、リスクは避けることです。

2016年3月24日 滞在相談室  岡本宏嗣


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滞在許可証の延長(学生ビザから)

こんにちは。どうしても困っているところ、こちらのサイトを発見したので質問させて頂きます。

私は語学学校に留学している者で、学生VISAは8月30日に切れます。
語学学校を卒業した後にスタージュをするのですが、その期間が9月の13日までとなりました。つまり13日間オーバーしてしまうのです。
こういった場合、この短期間(13日間)の滞在許可証の延長はできるのでしょうか?
研修協定書は日本の大学から発行されます。期間は40日未満の完全無報酬契約です。
本日県庁に行きましたが、「できるんじゃない?」と適当な回答でイマイチ信用できません。

よろしくお願いします。
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