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外国人滞在管理法(CESEDA)が2016年3月7日法で大幅に改定されました。(その1)

説明。2016年3月7日付けで公示されたLOI  n°2016-274 du 7 mars 2016 relative au droit des étrangers en Franceという法律です。今回の改定は、改定規模から見て2006年の通称サルコジー法(サルコジーさんが内務大臣期に行った改定法) LOI  n°2006-911 du24 juillet 2006に匹敵すると見ます。A4サイズで49ページにおよぶ長さで、まだ全貌がつかめていません。ツジツマが合わない条項もあって、DECRET(政令)が待たれます。DECRETというのは、LOI(法)よりもう少し細かいレヴェルでの実施ガイドです。ここでは、外国人の職業活動を規定したL313-10条の変更をみておきましょう。

現行のL313-10条は、                                                               

①SALARIE(1年以上の労働契約。通常は CDI )とTRAVAILLEIR TEMPORAIRE(1年以内の短期労働契約)の規定。いわゆる労働許可(AUTORISATION DE TRAVAIL)が必お要なケース。                                        

②COMMERCANT-INDUSTRIE(商工業)、ARTSAN(手工業・手工芸)。                                  

③その他の自営業者(ここにPLが該当)。                                                    

④SASONNIERS(季節労働者)                                                           

⑤SALARIE EN MISSION(3年もの。派遣・出向・駐在の経営幹部・社員)とその家族                           

⑥CARTE BLEUE EUROPEENNE(3年もの。高度な専門知識・技術'技能を持つ外国人)とその家族。このような編成でした。

新設のL313-10条は、

①SALARIE(同)

②TRAVAILLEIR TEMPORAIRE(同)

③AUTO-ENTREPRENEUR(AE)/PROFESSION LIBERALE(PL)  この3種だけです。残りはどこかへ行ってしまったようで、さがしたところ新設置のL313-20条に「PASSEPORT TALENT」(PT)という新設カードがあり、その中に組み込まれているのでした。    

「PT」は、4年上限のCARTE DE SEJOUR PLURIANNUELLE(複数年滞在許可証)とあります.。そして「PT」が発行されるケースは10ケース列挙されていて、上記の現行法②、⑤、⑥の3ケースが含まれています。その他の7ケースも、現行法では独立している滞在身分ですが、新法では「PT」の中に編成されています。例を挙げれば、現行法でのSCIENTIFIQUE-CHERCHEUR(研究者・研究指導滞在)、PROFESSION ARTISTIQUE ET CULTURE(文化・芸術活動滞在)は廃止 (ABROGE)となり、新法の「PT」の中に編成されています。COMPETENCES ET TALENTS(C&T)に近似のケースも含まれていますが、C&T(L315条1―9)は廃止(ABROGE)されていません。重複している印象があります。いずれにせよ、DECRET(政令)の発表を待ちながら、おいおい(その2)(その3)、、、を報告していきましょう。

2016年3月11日  滞在相談室  担当  岡本宏嗣
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質問です。
現在サラリエの身分で、料理人です。
現在CDIでレストランで働いています。

他の食品コンサルタント会社から、料理を考える仕事を依頼されました。
ファクチュールと一緒に報酬を頂けるそうです。現金だけではもらえないそうです。

この場合、更新の際や、税金関係の際に問題がありますか?

副業はだめなのでしょうか?
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