FC2ブログ

フランス人との結婚後、日本での仕事について

質問。現在、フランス人との結婚を考えております。インターネットを調べますと、結婚後も、
日本国籍のままでフランス国籍には変えないという方々を見かけました。つまり、 フランスでフランス人と結婚後、日本国籍を保持したまま、滞在許可証VIE PRIVEE ET FAMILIALEが発行してもらえるということでしょうか。
フランス人との結婚を考えていると同時に、今後、父親が経営する会社に雇用される ことになりそうなのですが、フランスでフランス人と結婚後も日本の会社で働くことは できるのでしょうか。父親の会社に毎日出勤するというものではなく、日本フランス間での 輸入販売業を父親の会社の管理の元で行う、という形態なのですが・・・

お答え・見立て。                                                           

(1)滞在許可証は外国人(非フランス国籍者。ここでは日本国籍者)がフランスに住む場合に発行されるものです。フランス人(国籍者)が自国フランスに住むことに滞在許可証は不要です。質問者Aさんが自国日本に住むことに滞在許可証が不要であることと同じです。「日本国籍を保持したまま、滞在許可証VIE PRIVEE ET FAMILIALEが発行してもらえるのでしょうか」ではなく「日本国籍(=非フランス国籍)を保持していない限り、滞在許可証VIE PRIVEE ET FAMILIALEは発行されません」。滞在許可証は外国人(非フランス人)が居住する場合のものです。                        

(2)フランス人との婚姻によって外国人(ここでは日本国籍者)に発行される滞在許可証の滞在身分はVIE PRIVEE ET FAMILIALEです。職業活動(労働許可)が含まれた滞在カードです。1年ごとの更新です。共同生活が維持されていることを条件に、結婚後3年を消化して、つまり4年目に滞在許可証CARTE DE RESIDENT(10年カード)の申請・取得資格が発生します。と同時に、フランス国籍の申請・取得資格も発生します。どちらを選ぶか。①外国人(日本国籍)のままで滞在許可証CARTE DE RESIDENT(10年カード)を取得するか。②フランス国籍を取得するか(当たり前のことですが滞在許可証が不要になります)。①②の選択になります。質問文面にある「日本国籍のままでフランス国籍には変えないという方々を見かけました」は①を選んだ方々のことです。ここで重要なことを付言しておきます。日本国籍法第11条「日本国民は自己の志望によって外国の国籍を取得したときは、日本の国籍を失う」です。ここまでの説明で「日本国籍のままでフランス国籍には変えない」意味がお分かりでしょう。

(3)滞在許可証VIE PRIVEE ET FAMILIALEは、あらゆる職業活動形態を認めるカードです。会社などに勤めて給与収入を得る、会社勤務ではなく自営業で収入を得る、自分で会社をおこす、いずれも可です。「日本フランス間での 輸入販売業を父親の会社の管理の元で行う、という形態」も、もちろん可です。ここで。問題となるのは、輸入販売業の営業登録です。外国人(ここでは日本人)だから問題となるのではありません。フランス人でも営業登録は必要です。質問者Aさんは、これについて調べてください。当「滞在相談室」でもお受けしています。                
 定期滞在相談室」 毎月第二木曜日・第四火曜日。要予約。01 4723 3358

2016年2月15日 滞在相談室 担当  岡本宏嗣
スポンサーサイト



コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

プロフィール

okamotohirotsugu

Author:okamotohirotsugu
FC2ブログへようこそ!

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR