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現在SECUについて困っていることがあります。SECUとASSURANCE MALADIEの仕組みもよくわかりません。

質問。現在SECUについて困っていることがあります。私は29歳を超えてフランスの大学に入学したのですが、最初の1 年は(面倒で)保険に入らずに過ごしていました。CMU-Cの制度があることを知り2年目に手続きをはじめ、結果的に権利がもらえたのは約7か月後。それでもセキュ番号と1年の権利をもらえただけありがたいのですが、そのカバーは2015年の12月まででした。
2015年2月から学生ビザの範囲でバイト(年間980時間以内) をしていたので、私はバイト先のAssurance Maradieに入っていると思っていたのですが、どうやら加入はしていないとのこと。
あわてて、CMU-Cの更新の用紙を期限前の11月末に出しました。
問題はここからです。4月から大学の必須科目でstageを6か月するにあたり、大学からattestation couverture assurance maladieを提出するように言われてます。(受け入れ先は決まっています)。 現在は、CMU-Cの連絡待ちですが、前回のことがあり(書類が足りないなどの 3度ほどの往復)1-2か月で返事がもらえることは期待してません。
そこで、民間のassurance maladieを探そうと思っているのですが、通常こちらではいくらバイトでも労働を始めると、自動的にセキュに加入させられる、と聞いておりました。こちらで何か手続きが足りなかったのでしょうか?(例えば私がCMU-Cだったから入れないなど)担当者に聞いたのですが、任意で入れるといわれてしまいま した。 また、私の主人は学生のセキュに入っているので、その被扶養者として一緒に加入できるというような情報も見かけたのですが、自分の理解力に自信が ありません。
長くなって申し訳ません、そもそもAssurance MaladieとSécurité Socialeの構造が分かっておらず、民間のAssurance Maradieなら短期間で証明書を発行してもらえるだろう、と思っているのですが、あまり時間をかけずにAssurance Maradieに入れる制度をもしご存知でしたらご教示お願いできないでしょうか。
お答え・見立て。                                                                   CMU-BとCMU-C、SECU(の中の)主要保険であるASSURANCE MALADIEとMUTUELLEの区別が錯綜しているように見えます。「そんなことは分かっています」があるかもしれませんが、一つ一つほどいてみます。                        

(A)私の主人は学生のSECUに入っているので、その被扶養者として一緒に加入できるというような情報も見かけた」とあります。その通りです。MADAME. (A)に診療費の出費があった場合、夫であるMONSIEUR(A)の学生SECUが行使できる、ということです。この場合、MONSIEUR(A)をASSURE(E)被保険者といいます。学生SECUに加入している当人、これがASSURE(E) 被保険者当人です。一方、MADAME. (A)はSECU番号(終身番号)はもっているものの、収入がなく保険料を払う状況にない。従って診療費の払い戻しが効かない。こうした場合は、AYANT DROIT(扶養家族)としてMONSIEUR(A)の保険が有効ということです。診療費の払い戻し請求者はASSURE被保険人MONSIEUR(A)です。「この度、私の妻がこれこれの病気で診療出費が生じましたので、ご返済いただきたくお願いいたします」ということですね。AYANT DROIT(扶養家族)としての登録は、結婚証明(ACTE DE MARIAGE)その他の書類(双方のCARTE VITALE、CARTE DE SEJOUR,、住居証明など)を携えて学生SECU窓口(LMDEあるいはSEMEREP)で行います。以上のことは、学生SECUに限りません。SECU(後述)、より正確にいえば、SECUの中の主要保険であるASSURANCE MALADIE(健康保険)でのASSURE(E)(被保険者当人)とAYANT DROIT(扶養家族)の基本的関係です。                                              
(B)上記(A)では、説明の都合上、MONSIEUR(A)をASSURE被保険人、MADAME. (A)をAYANT DROIT(扶養家族)と設定しましたが、その逆になることも大いにあり得ます。MONSIEUR(A)が28歳を超えて学生SECUに留まれなくなった、一方MADAME. (A)は仕事を得て((964時間の範囲内で)毎月の給与(SALAIRES)からSECU保険料を払い出した(毎月の給与からの自動天引き)。こうした状況では、MADAME. (A)がASSUREE被保険者当人、MONSIEUR(A)がAYANT DROIT(扶養家族)になります。また、双方の保険がそれぞれ独自に有効な場合は、双方ともがASSURE(E)です。

(C))ところでMONSIEUR(A)はSECU番号(終身番号です)を持っています。MADAME. (A)もSECU番号(終身番号です)があります。この二つの番号を銀行口座に見立ててください。MONSIEUR(A)のSECU口座にはMONSIEUR(A)のSECU保険料支払い歴が記録されます。MADAME. (A)のSECU口座にはMADAME. (A)のSECU保険料支払い歴が記録されます。CMU-B(後述)に登録しているのでSECU保険料が免除されている現状であれば、その旨の記載が加わりましょう。そして、この二人のSECU口座は、本来、連携関係・連絡関係にあるべきもの、ということです。一方の口座に不都合があった場合はもう一方の口座が発動するということです。連携、連絡関係にない場合は、一方の保険金支払い事情に変化があった際にDECLARATION DE CHANGEMENT DE SITUATION(事情変更届出)をします。AYANT DROIT登録の届出もその一つです。なお、2016年Ⅰ月1日からPUMA(PROTECTION UNIVERSELLE MALADIE)という新制度がスタートし、保険金支払い事情に変化があっても、その都度、DECLARATION DE CHANGEMENT DE SITUATION(事情変更届出)を出すに及ばず、となったようです。PUMAは、スタートしたばかり、具体的にはまだつかめません。ここでは無視します。 

(D)SECURITE SOCIALE(略称SECU)は総合社会保障です。SECUの内訳は、ASSURANCE MALADIE MATERNITE(健康保険)、ASSURANCE VIEILLESSE(年金保険)、 DECES(死亡)、INVALIDITE(労働不能)などです。会社などに勤務して給与収入を得ている場合は、これら諸保険料が一括して給与から自動天引きされます。ASSURANCE MALADIE MATERNITE(健康保険)料は差し引かれても可、ASSURANCE VIEILLESSE(年金保険)料は今後いつまでフランスにいるか不透明だから外してくれ、という選択はできません。一括差し引き方式です。一方、学生SECU,、そしてCMUーB(後述)は、総合社会保障としてのSECUからASSURANCE MALADIE MATERNITE(健康保険)部分だけを抜き取った制度です。学生SECUとは実はASSURANCE MALADIE MATERNITE(健康保険)です。CMUーBとはASSURANCE MALADIE MATERNITE(健康保険)です。ASSURANCE MALADIE MATERNITE(健康保険)はMATERNITE (出産)をカットして、ASSURANCE MALADIEと略されることが多いのですが、両者は同じものです。念のため。以下ASSURANCE MALADIE とします。                                                                    
(E)質問文面にCMU―Cが2回登場しますが、どうにもよくつかめません。「CMU-Cの制度があることを知り2年目に手続きをはじめ、結果的に権利がもらえたのは約7か月後。それでもセキュ番号と1年の権利をもらえただけありがたいのですが、、」が,一番目。「私はバイト先のAssurance Maradieに入っていると思っていたのですが、どうやら加入はしていないとのこと。 あわてて、CMU-Cの更新の用紙を期限前の11月末に出しました」が二番目です。CMU―Cに言及する前に、基本的整理が必要なようです。                                    
(F)先に触れたASSURANCE MALADIE は、診療費の70%(上限)をカヴァーするのが基本です(もちろん例外はあります。出産やAFFECTION DE LOMGUE DUREE (ALD 長期治療を必要とされている指定病)は100%です)。もちろん公共健康保険で、70%カヴァーですから主・健康保険といえましょう。そして、残りの30%、これをカヴァーするのがMUTUELLE(ムチュエル)です。副・健康保険、補助・健康保険といえましょう。MUTUELLEは民間保険会社の保険です。SECU公庫からの援助はあるものの民間保険会社の保険商品です。この主・健康保険と補助・健康保険の関係をCMU(COUVERTURE MALADIE UNIVERSELLE)に当てはめますと、

①CMU-BASEが主・健康保険になります。70%カヴァーです、BASEは基礎、基本に意味です。略してCMU―Bです。          
②そして、残りの20%をカヴァーする補助・健康保険がCMU―COMPLEMENTAIREです。COMPLEMENTAIREは補助の、補足のトいった意味です。略してCMU―Cです。つまりCMU―C =MUTUELLE(ムチュエル)です。                                
ところで、CMU―Cへの加入には収入制限があります。カップル(子どもなし))は年額12967ユーロ、月額1081ユーロとされています。CMU―Cに保険料はありません。ゼロユーロです。収入制限数字を越えている場合は加入できないだけです。また、CMU―C はMUTUELLE(ムチュエル)ですから民間保険の管轄です。CMUが認定した保険会社の窓口リスト(配布されます)から選ぶことになります。         

(G)CMU-B、CMU-Cとも、10月1日―翌年9月30日を1年としていて、毎年、更改する方式です。自動更新ではありません。8月上・中旬には「前年度の収入数字を知らせよ」の調書が送付されて来ます。CMU-Bは前年度の収入数字によって保険料が変わります(年間収入9601ユーロまでは保険料免除)。CMU-Cは、収入制限がありますから、前年度の収入数字によって可・不可の変化があり得るわけです。                                                     

(H)質問文面に「大学からattestation couverture assurance maladieを提出するように言われてます。」とありますが、これは主・健康保険のASSURANCE MALADIEのことです。CMUではCMU-Bに当たります。MUTUELLEあるいはCMU-Cは任意保険で加入義務はありません。「そもそもが健康ですから病院のお世話になることが少ない。70%のカヴァーで充分です。30%は自己負担します」の人は結構いると思います。会社などに勤務する給与収入者(SALARIE)の場合は、今年2016年Ⅰ月1日からMUTUELLEへの加入が義務付けられています。雇用者側(EMPLOYEUR)はその社員、従業員、職員など被用者(EMPLOYE(E)=SALARIE(E))をMUTUELLEに加入させねばならない、ということです。このⅠ月からです。こうしたMUTUELLEの性質、事情からattestation couverture assurance maladieは、補助・健康保険ではなく、主・健康保険としてのASSURANCE MALADIEあるいはCMU-Bであることは明らかでしょう。これは、ATTESTATION DE DROITS A L’ASSURANCE MALADIEでよいのではないでしょうか。SECU番号でサイトでも出せます。CMU-B加入であるとか、AYANT DROITであるとかはサイト作業に関係しません。ATTESTATIONには記されていましょう。但し、発行日から起算して6か月間限定の証明です。「あなたのASSURANCE MALADIEの有効期間はOOO年OO月OO日までです」という証明ではあり得ません。                                                   
(I)「民間のAssurance Maradieなら短期間で証明書を発行してもらえるだろう、と思っているのですが、あまり時間をかけずにAssurance Maradieに入れる制度をもしご存知でしたらご教示お願いできないでしょうか」とあります。以上の説明から、なおかつ民間の保険が必要と判断されれば、okamoto@nihonjinkai.frへメールをください。公開ブログで特定の保険会社名を挙げることは避けたいと思います。
2016年Ⅰ月13日   相談室  岡本宏嗣
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ビジタービザから商工業活動可能なビザへの変更

岡本さま、初めまして。ご相談させてください。
現在、ビジタービザ(滞在許可証も同様です)でパリ市内に滞在しているものなのですが、(2年目です)商業活動が可能な滞在許可証に身分を変更したいと考えております(就職などではなく個人事業の新規開業)。
こうした変更の手続きは、日本に帰国することなくこちらでも可能なのでしょうか?
おそらくかなり大変かと思うのですが、お見立てをアドバイスいただけますと幸いです。

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MUTUELLEの加入義務について

SECUとASSURANCE MALADIEの投稿を読ませていただき、便乗質問をさせていただきたいのですが、、、。

『会社などに勤務する給与収入者(SALARIE)の場合は、今年2016年Ⅰ月1日からMUTUELLEへの加入が義務付けられています。雇用者側(EMPLOYEUR)はその社員、従業員、職員など被用者(EMPLOYE(E)=SALARIE(E))をMUTUELLEに加入させねばならない、ということです。』

とありましたが、加入するMutuelle は会社側が用意をする、ということなのでしょうか? その場合は、保険料は会社側が支払ってくれるのでしょうか?
それとも、会社側は、加入するように従業員に促すだけで(サラリエが)自ら保険会社を選んで加入しないといけないのでしょうか?

私はサラリエなのですが、1月に入ってから今のところ、Mutuelle についての説明は何も受けていないので、どうなのかなと疑問に思いました。

ご回答いただければ幸いです。
よろしくお願いします。

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