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ビジター滞在です。学校に通っていますが、学生VISAに変更できるでしょうか。

質問。ビジター滞在です。学校に通っていますが、学生VISAに変更できるでしょうか。初歩的な質問で恥ずかしいのですが、関連情報が見当たりませんので、よろしくお願いします。                                      お答え・見立て。この質問には以前に当ブログページで取り上げた記憶がありますが、フランス滞在者が心得ておきたい大切な問題と関連しますので、再度、組み立ててみます。質問者の問意を超えた展開になるかもしれませんがご容赦ください。       さて、質問文面にある「学校」がどのような学校なのかわかりませんが、少なくともパリでは不可でしょう、としておきます。他県のPREFECTURE(県庁)ではわかりませんが、外国人学生の多いパリでは無理ではないしょうか。 その理由は、フランス側の出超になる可能性大のためと見ます。学生滞在は、                                                   (1)ALLOCATION DE LOGEMENT(住居手当)の支給対象になる。                              (2)上限で年間964時間の労働許可がある=フランスの労働市場の1部を占める。                     (3)28歳以上の学生あるいは28歳以下でも在籍校が学生保険機構(REGIME ETUDIANT DE SECURITE SOCIALE)に加盟していない学生はCMU加入対象になりましょう。ここで、学生滞在者は、CMU-BASE(CMU-B/健康保険の主保険)の保険料が免除(ゼロ)に加えて、CMU-COMPLEMENTAIRE(CMU-C/健康保険の補助保険)も適用になる可能性があります。これについては再三、触れていますが、繰り返しておきます。CMU-B(主保険)は、治療・診療費の70%をカバーする主保険です。年間9601ユーロ以下の収入数字は保険料が免除です。一方、CMU-C(は、残りの30%をカバーする補助保険です。補助保険料はなく、収入上限が設定 されています。単身者は年間8645ユーロ(月額720ユーロ)以下、夫婦は年間12967ユーロ(月額1081ユーロ)以下といった数字です。この収入数字を超えている場合は加入は不可、CMU-C保険料を払いますから加入させてください、はありません。、CMU-C保険料は存在しません。一方、外国人学生の滞在許可証維持の滞在費は「少なくともフランス政府給費留学生の月額給費額相当」(CESEDA R 313-7条)とされています。この数字は現行では月額 615ユーロです。以上の数字から、学生滞在者は、CMU-B(主保険)の保険料は免除、CMU-Cも適用になる可能性が大なのです。つまりは、一切の健康保険料がゼロで診療・治療費費の100%が回収できることになります。                                      (4)所得申告では低収入手当(PRIME POUR L’EMPLOI)の支給対象にもなり得ます。                 以上に列挙した4点は同時に成立しませんが、「フランス側の出超」の意味はつかめましょう。            (5)ところで、一方では、高DIPLOMEの外国人学生は人材として確保したい、の方針があります。質問者がVISITEUR滞在中にXX大学博士課程への編入資格を得た、グランゼコール(GRANDES ECOLES) の入学試験に合格した、などであれば、断言はできませんが、VISITEURからETUDIANTへの変更を認めてくれるかもしれません。
2015年7月28日  滞在相談室  担当  岡本宏嗣
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