FC2ブログ

永住滞在許可証 CARTE DE RESIDENT PERMANENTの申請を考えているのですが、、、。

質問。CARTE DE RESIDENT(10年滞在許可証)を1996年に取得.2006年に更新、来年が2度目の更新となります。このような場合、パーマネントの永住滞在許可証 CARTE DE RESIDENT PERMANENTの申請資格があるとネット上で読んだのですが、取得は10年滞在許可証更新に比べて、より難しいでしょうか?また申請書類は10年滞在 許可証更新の場合に加えて何が必要でしょうか?
内務省のサイトで見たところフランス語能力試験の結果というのがありますが、フランスの大学のディプロマ (フランス語講座、仏和翻訳講座)でも置き換えられるでしょうか?
お答え・見立て。
(1)居住県のPREFECTUREが受付けているか、要確認。
①MINISTERE D’INTERIEUR(内務省)やSERVICE-PUBLICのサイトにCARTE DE RESIDENT PERMANENT(永住カード)申請案内ページがあること。②実際に居住県のPREFECTUREが申請を受付て同カードを発行すること。
この①と②が必ずしも一致しているとは限りません。「当PREFECTUREでは受付けていない」「一応受け付けるが、、、」「受付け窓口はないので、PREFET宛てに直接手紙を出してみたら、、、」などなどがあり得ましょう。「CARTE DE RESIDENTの更新(10年延長)で格別の不都合はないハズだ」の姿勢です。(「不都合はないハズだ」の実質的意味は末尾に記します)。
ということで、まずは、質問者の居住県のPREFECTUREが受付けているかどうか、この点を確認したいです。
(2)「フランスの大学のディプロマ (フランス語講座、仏和翻訳講座)でも置き換えられるでしょうか?」です。「当PREFECTUREは永住カードの申請を受付けます」を前提にして考えてみます。
厳密な仏語力判定基準があるわけではないので置き換えられる・置き換えられないはわかりません。
CARTE DE RESIDENT PERMANENTを規定した法文(LOI)と政令(DECRET)を総合しますと、必要提出書類は「CARTE DE RESIDENT(10年カード)の更新と同じ」ですが、こんな注釈が付いています。これが手がかりにはなりそうです。
③CARTE DE RESIDENTの初回発行の際に要求され得るCONTRAT D’ACCUEIL ET D’INTEGRATION( 略称CAI ―フランス社会への適応・同化契約)を経なかった場合は、永住カード申請の時点で、あらためて同契約内容にあるフランス語力のレヴェル、フランス市民としての心得・生活知識などの有無を見るために、申請者の人物判定・調査がなされることがある、というものです。CAIは、2006年に設置、2007年から実施されたものです。それ以前にCARTE DE RESIDENTを取得した人はCAIを経ていません。具体的には、
(a)FORMATION CIVIQUE(市民心得講座)の受講(受講証明が発行される)。
(b)SESSION D’INFORMATION SUR LA VIE EN FRANCE(フランス生活情報講座)の受講(受講証明が発行される)。
(c)FORMATION LINGUSITIQUE(フランス語力判定).。 判定テストの結果次第で、フランス語履修免除(証明証が発行される)から最長400時間の履修勧告まで判定幅があります。
パリではCAI 設置以降でもCARTE DE RESIDENT CARTE DE RESIDENT申請の際にCAIを課された例は(当室に限っていえば)ありません。
また、PREFECTUREがMAIRIEに依頼することができるとされている人物判定(面接)を受けた例も(当室相談者の範囲では)ありません。隣県ではMAIRIEから呼び出された例があります。面接を受けた当人いわく「フランス語がちょっと弱いといわれましたが、まあいいことにしましょう。PREFECTUREには問題なし、の報告をしておきます。といってくれました」。
「内務省のサイトで見たところフランス語能力試験の結果というのがあります」は、こうした背景事情から出ていましょう。繰り返しになりますが「厳密な仏語力判定基準があるわけではない」ので「フランスの大学のディプロマ (フランス語講座、仏和翻訳講座)でも置き換えられる・置き換えられるかどかはわかりません。また、MAIRIEによる人物判定がある・ないもわかりません。
                 *
ところで、当室に唯一「永住カードが出ました」の報告があります。昨年2014年のことです。地方県在住のAさんです。その県のPREFECTUREでは「当PREFECTUREでは出さない」というので、PREFET(県庁長官)宛てに抗議するカタチでの申請になりました。永住カードを規定したCESEDA(外国人滞在管理法)L314-14の条文も「この条文にある条件を満たしているハズです」の意味を込めて同封。フランス語力の証明は、MAITRISEレヴェルのDIPLOMEを所持していたと記憶しています。その結果,
「永住カードが出ました」の朗報メールが入りました。「Aさん、よく頑張りまでしたね」の祝電メールを送ったものです。実物カード(のフォト)の送信もありました。CARTE DE RESIDENTと同サイズ、カード型式も同じです。CARTE DE RESIDENTと印字されている箇所が、CARTE DE RESIDENT PERMANENTになっています。有効期間は10年。カードに嵌めこまれたチップが物理的に10年しか有効でないとのことです。MINISTERE D’INTERIEUR(内務省)のサイトでは、10年後にはいかなる審査もなくチップを物理的に変えるだけ、と読めるのですが、実経験者はいません。
最後です。永住カードは2007年11月20日付法2007-1631号によります。より詳細を規定するDECRET(政令)は2008年6月27日付2008-614号です。同カードのスタート時期より、このカードはEU加盟国に共通の政策で設置されたものではないか、EU域外の国籍者を排除するものではないが、発行する・しないが任意的である、と見ています。取得された方、却下された方から体験報告
をおうかがいしたいと念願しています。
2015年6月9日
滞在相談室  担当  岡本宏嗣
スポンサーサイト



コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます
プロフィール

okamotohirotsugu

Author:okamotohirotsugu
FC2ブログへようこそ!

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR