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仕事でミスをした場合、給料から差し引くことはできるのでしょうか。

質問。仕事でミスをした場合、給料から差し引くことはできるのでしょうか。日本では業務上のミスによる減給や
補償は認められていないと聞いています。フランスの事情はどうなのでしょうか。
お答え・見立て。
仕事上のミスが理由で給与カットは不可でしょう。 従業員が労働裁判所(PRUD'HOMME)に駆け込んだ場合、
雇用者側に勝ち目はないのでは。 給与とは別途の報奨金(があればですが)の支給を低くする、といったことで
あれば別ですが、、、。 一方、従業員の過失による解雇については基準があります。
(Ⅰ)FAUTE LEGERE((軽微な過失)
即刻に「クビだ、労働契約破棄だ」とはいかないでしょう。解雇された従業員が不当解雇で労働裁判所(PRUD'HOMME)に駆け込んだ場合、雇用者 (オーナー)側が手続き・手順の不備とされる可能性があります。
不当解雇と判定された場合、雇用主に損害賠償が課されることもあり得ましょう。文書でミスを指摘し、通知します。ミスのたびに確認の通知をします。ミス通知歴3回は必要でしょう。「次回、ミスをおかしたら解雇します」の予告も付記します。もちろん、従業員当人が認めるミスでなければなりません。
(2))FAUTE GRAVE((重大な過失)
頻繁な無断欠勤・職務放棄、職務怠慢、報告なし・諒承を得ない独断専行、、、などです。面談日の事前通告、面談の際に他の従業員の同席を認める、など手続き・手順があります。
(3))FAUTE LOURDE((悪意にある過失)
故意の過失行為。職場での暴力・傷害・破壊行為、利敵行為、金銭の横領、商品の横流し、、、。雇用者は解雇従業員
に損害賠償を要求し得る、とされます。
さらに詳しい情報については、「法律相談室」をご利用ください。
2015年5月14日
滞在相談室  担当  岡本宏嗣
 
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