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現在、学生身分でフランスに滞在しています。EU圏の人と結婚予定ですが、配偶者としての滞在許可証が出るのでしょうか?

質問。近々にイギリス人とフランスで結婚をします。現在滞在許可証の期限は11月まであるのですが、その後はEU圏の人の配偶者としてフランスで滞在許可証を得ることができるのでしょうか?                    お答え・見立て。パリにお住まいですね。EU加盟国国籍者(以下、EU国籍者)をA,非EU国籍者(ここでは日本人)をB
とします
(1)VIE PRIVEE ET FAMILIALE (1年もの。労働・職業活動可)                                     ①Aがこの地フランスに滞在していてSALARIE、会社経営、自営業などによる職業収入がある場合は、配偶者であるBにVIE PRIVEE ET FAMILIALEが発給されるのが過去の通例です。Aは滞在許可証(労働許可・職業許可含む)の取り付けは不要です(申請すれば発行されます)が、会社経営の場合は居住地の市役所(MAIRIE0に届け出ること、とされています
(Loi 2014-1 de 2 janvier /2014年1月2日法)。CESEDA(外国人滞在管理法)のL313-11条にVIE PRIVEE ET FAMILIALEの発行条件が並んでいます。その7項L313-11-7°の適用ではないでしょうか。 「PACS+1年以上の同居期間」も
L313-11-7°です。                                                         
②Aが学生滞在の場合はABが学生カップルになるので、VIE PRIVEE ET FAMILIALEが発行されるかどうか微妙でしょう。「学業に区切りがつくまで学生滞在を続けなさい。それで不都合はないでしょう」とされることもあり得ましょう。
当ブログ読者に「私の場合、こうだった」の体験があれば、ぜひ報告をお寄せください。                     (2)CARTE DE SEJOUR DE MEMBRE DE LA FAMILLE D’UN CITOYEN DE L’UNION                    EU市民家族滞在許可証で5年滞在上限、労働・職業活動可能、とされています(CESEDA L 121-3条)      
 このカードはこういう場合に発行される、とあります。ABは既婚のカップルで、①Aがフランスに転勤となった場合。
あるいは、それに準ずる職業活動の展開。要するに、フランスに仕事がある場合。②Aの自費負担でフランスに留学滞在する場合。 
 ①あるいは②の場合に、フランスに同伴して来た配偶者Bに発行される、とあります。留意すべきは、EU国籍者であるAの事情次第という点でしょう。A国(あるいはB国)で結婚したABがフランスに来て、フランス滞在3か月後に、Bのために、 このカードを申請したケースがありました。AはEU国籍者ですから滞在・労働は自由です。滞在許可証も不要です。しかし、Bにこのカードが発行されるためには「Aにこの地フランスでSMIC以上の収入のある仕事のあること」とされました。フランスに来て3か月見当の時点(=申請時点)では、週35時間以下のCDDしか提出できず、Bの申請はうまく運びなかった、の報告があります。                               
なお、2011年9月6日付令(DECRET No2011-1049 du 6 SEPTEMBRE 2011)で、EU国籍者の配偶者には5年上限のCARTE DE SEJOUR DE MEMBRE DE LA FAMILLE D’UN CITOYEN DE L’UNION を消化した後に、滞在許可証
UE-séjour permanent-toutes activités professionnelles(20年もの)が規定されましたが、質問者の事情からは外れますので詳述は省略します。
2015年5月8日 滞在相談室  担当  岡本宏嗣
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