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MAISON DES ARTISTES(MDA)とAUTO-ENTREPRENEUR(AE)に同時登録に関して、その場合の納税に関して

.質問。私は現在美術系の学校に通っており、学生ビザで滞在しております。あと1年間(2015/2016)まで学生身分として居られると見込んでいます。そのあとでアーティストビザに切り替えたいと考えているのですが、その準備を今から進めたくて質問致します。
私の制作活動の中身は彫刻としての陶芸とジュエリーの制作です。本来はMDAのみに加入し活動を始めたかったのですが、ジュエリーはMDAには正式には該当外ですし、なるべく正式な形で登録したいので、 ジュエリーの活動をAEで、陶芸活動をMDAで登録して行おうと思っております。
実際に、先に売り場が見つかったジュエリーからAEとしてChambre de métierで登録し、Siert番号はL'inseeを通じて取得しました。そして今、陶芸(sculpture)の作品が売れてfactureができ たので、これを機にMDAにも登録しようと考えています。
お答え・見立て。質問(下段)が整理されているので、各質問ごとに一応はお答えします。お答えはしますが、学生から①ARTISTES(MDA)へ身分変更する場合②AE に身分変更する場合とでは、現在のパリPREFECTUREでは、申請・審査の窓口(BUREAU)が違っています。同じPREFECTUREの中で違うということです。①②を兼ねた滞在身分は今のところありません。過去の事例から変更手続きが比較的に簡単、その後の更新手続きもおおむね寛大という点では①ARTISTES(MDA)でしょう。また、質問文面に「後々にはMDAを中心に活動したい」ともありますので、①への変更をお勧めします。さらに、実際・実情をよくつかんで対応することをお勧めします。この点については、折りに触れて説明しましょう。
【質問1】
その場合SIRET番号は今すでに持っているものを使えるのでしょうか?それともURSSAFを通じてMDA用に再び取得しなければならないのでしょうか?
お答え・見立て。現在持っているSIRET番号を申請用紙、登録申込用紙の該当欄に書き入れて提示・提出してみることです。そのまま採用される・別の番号になる・補助番号がつく、などINSEE(職業統計局) から回答が来ましょう。先方に判断をゆだねる、ということです。
【質問2】
SECUの番号は学生の身分として登録した今持っている番号で良いのでしょうか? この番号に関しては一生同じと聞いたのですが、複数の活動でも一つのみですべて通用しますか?
お答え・見立て。SECU番号は変わりません。出生年、出生月、出生地など出生に関わる番号なので変わりようがありません。複数の活動でも一つのSECU番号です。複数のSECU公庫にSECU保険料を
払っても一つのSECU番号に一本化される仕組みです。
【質問3】
このように2つの活動を2つの異なる組織(Chambre de métiersとMDA)と通じて行う場合(現在学生なのでそれも含めると3つ)、それに伴って発生するrégime de sécurité socialeはすべてに納めなければならないのでしょうか?それとも免除を求める方法はあるのでしょうか?後々にはMdAを中心に活動したいので、その 他をできれば免れたらと思っております。
お答え・見立て。社会保障負担金(COTISATION DE SECU)は収入に対して課せられます。
給与(SALAIRES)収入は、給与から自動天引きされます。MDAは美術作品の売却収入に課せられます。
AEはMDAが除外しているジャンル(ここではJOAILLERIEのようです)の収入に課せられます。
実際には、MDAでは、美術作品の実売収入の34%は経費控除ですから実売額数字100%に課せられるわけではありません。また、収入が少なければ免除(あるいは一部が免除)となる制度もあります。
質問者の場合は、そうしたことが問題ではありません。そうしたことが問題となり得るのは、滞在許可・職業活動許可を必要としない①フランス人(EU加盟国国籍者含む)②外国人であれば、職業活動許可が滞在許可に含まれているCARTE DE RESIDENT/VIE PRIVEE ET FAMILIALE/COMPETENCES ET TALENTSの所持者です。これらの人たちは、その収入内容に応じて複数のREGIMEに登録し、あるREGIMEでは収入が少ないので免除あるいは一部免除などが可能でしょう。すでに冒頭で申し上げたように、質問者は学生からの身分変更ですから、そうした複雑な仕組みの中に身をおくのではなく、単純化
する必要があります。これが一番大切な点でしょう。
【質問4】
最終的に美術大学終了と同時に学生ビザからアーティストビザに切り替えるにあたって、あと1年学生でいる間から制作販売活動をし、できるだけ具体的な活動内容(展覧会や販売総額)を準備した上で、身分変更に備えようと考えているのですが、この考えは合っていますでしょうか?以前パリの県庁へビザ変更には具体的に何が必要か聞きにいったのですが、どうもはっきりとした答えがもらえず、必要な書類の
リストもないため、ビザ変更に向けての準備 の仕方が分からず、お聞きする次第です。
お答え・見立て。
「その考え方」は合っています。{「学生」滞在からARTISTE(MDA)滞在に滞在身分を変更する場合は
こうですよ}の案内があるわけではないでしょう。にもかかわらず、変えた人は無数にいます。
「その考え方」で準備を進めて変更に成功しています。

最後です。身分変更にはテクニックが必要です。「ありのまま」ではなく「変更しやすいカタチに整えていく」ことが必要です。そこで「変更しやすいカタチ」を知らねばなりません。冒頭に記したように「実際・実情をよくつかんで対応する必要があります。当室を利用していただくのも一つです。実際に学生から身分変更した人から情報を得るのもよいでしょう。一歩踏み込んでいえば、学生から身分変更し、更新を重ねている人に質すべきでしょう。身分変更できたものの更新でつまずく人は少なくありません。仕組みをよくつかんでいないためでしょうね、「更新できるカタチ」をつくって来なかった、そのためにつまずいた、ということです。「変更しやすいカタチ」に加えて「更新できるカタチ」もあるのです

2015年2月28日
滞在相談室  担当  岡本宏嗣
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