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「滞在許可証はPL、社会保障加入制度はARTISAN」の不整合、ネジレ現象になった場合は?

質問。4月に学生からprofession liberaleに身分変更をしました。職種はモデリストです。
URSSAFにprofession liberaleのdebut d'activteを提出しSIRETの番号をもらいました。
今日発覚したのですが、その書類はartisanとして処理されていました。モデリストはartisanだったり、profession liberaleだったり人によって対応は違うようです。滞在許可証はもうすぐ受け取るのですが(健康診断は受けましたがまだ届いてないとのこと)、おそらく身分はprofession liberaleになります。プロリベの身分を申請したので当然ですが…。
Artisanだと全てのcotisationをRSIに払うので、プロリベ更新に必要なURSSAFの支払い履歴の書類を受け取れません。そもそも、プロリベの身分でartisanとして活動すること自体理にかなってないと思います。
過去にこのようなケースをご存知でしょうか? その後の対応はどうしたらよいでしょうか。
上述質問へ追記です。
プロリベ更新の必要書類リストが私が持っているものと大幅に変更されていたので追記します。
urssafへの支払い履歴は必要ないようですが、ursaffの登録書が必要なようです。
以前、attestation d'inscription はurssaf en ligne(ネットで)で自分で印刷するようにとursaffで
いわれたのですがartisanの場合はurssaf en ligneは利用出来ないとの返答でした。
artisanに身分変更するか、urssafの登録をし直すしか無いでしょうか。
ちなみに、関係ないかも知れませんが、年間のcotisationの一部はRSIに既に支払い済みです。
見立て。
質問の意を勝手に整理します。
(1)滞在許可証の滞在身分はPROFESSION LIBERALE(PL)が発給された、社会保険の登録はARTISAN向けのRSI(REGIME SOCIALDES INDEPENDENTS)加入になった、が質問の前提です。こうなった場合、質問文面の言葉を借りれば「理にかなってない」、当室の言葉でいえばCESEDA(外国人滞在管理法)とCODE DE LA SECURITE SOCIALE(社会保険法)の不整合、ネジレ現象が生じている。これをどう解決すべきか。問意をこうしておきます。
(1)結論としてのアドバイスを先に申し上げます。「成り行きまかせ、不都合が生じた時点で整合させる」でしょう。
(2)更新の際にRSI(REGIME SOCIALDES INDEPENDANTS)系書類を提出する、ということです。
 「いや、PLであればRSIではなくURSSAFでなければダメなんじゃないですか。更新に必要な提出書類にもそう記してありますよ」はもちろんわかっています。「MODELISTEとして必要な手続きをしたところ、自動的にRSIに区分されたのです」という立場です。それで、RSI系書類を提出した結果、
 ①そのまま受理され、PLとして滞在許可が更新されることもあり得ましょう。きわめて最近、学生からPLへ身分変更申請したケースでは、とりあえず3か月のRECEPISSEが出され、次回の出頭日までに「URSSAFもしくはRSIに登録し、その証明をもってきなさい」と幅のある指示になっているとのこと。「ネジレのままで可」かもしれません。
 ②そうではなく「あなたはPLでない、ARTISANです。ARTISANとして更新手続きをしなさい」になれば、「ARTISANはこの窓口ではなく、6EME BUREAUが1511(*)です。そちらの窓口で更新手続きをしなさい」になりましょう。「不都合が生じた時点で整合させる」の一つに「滞在許可証の更新手続き時点でPREFECTUREから修正を指示される」があります。
(*)パリの場合です。6EME BUREAU1511に変更ないか要確認)
 以上が、質問に対する見立てです。以下は蛇足です。
(2)PLかARISANか ― 職種ジャルのトラブル
 これも最近の実例報告です。ある人がURSSAFへ行って手続きをしようとした際のことです。窓口の応対者に「職種はMODELISTEです」といったところ、奥にいる上役の人と相談している様子でした。奥から出直して来て「STYLISTEはPLですがMODELISTEはARTISANです。CHAMBRE DE METIERS ET DE L’ARTISANAT(手工業・工芸会議所)にいってください、とされました。それでCHAMBRE DE METIERSにいったところ、
 (A) STYLISTEはPL  (B) MODELISTEはARTISAN  (C )STYLISTE―MODELISTE兼業はSTYLISTEを優先させて
PL。こういう分類でした。以上のような体験報告が寄せられましたた。当室はこの分類が極めて明瞭、明晰だと見ます。
とはいっても、実際には質問文面にもあるように「モデリストはartisanだったり、profession liberaleだったり人によって対応が違う」玉虫色の状態が続きそうです。
それにしても、何でそういうアイマイなことになるのか、どうにも分かりにくい、が当事者の実感ではないでしょうか。
その理由を考えてみると、こういうことではないでしょうか。自営業を職種によってCOMMERCANT-INDUSTRIEL
(商工業者)・ARTISAN(手工業・手工芸者)・PROFESSION LIBERALE(自由職業者)に分けているのは、いうまでもないことですがフランスの職業・職種事情によるものです。滞在許可・労働許可・商業許可・自営業許可など
を必要としないフランス人が対象になっている、といいかえてもよいかも知れません。その前提に立ってみますと、
①MODELISTEの多くはSALARIEであって、自営業に該当者が少なく、アイマイな状態でもさして不都合がない。
 該当者が多くなると「どっちなんだ、はっきりさせろ」の声が出てきましょうが、声高に迫られる状況にはない。
②社会保障制度への加入・登録が「あなたはPLだからURSSAF登録です」とされても「ARTISANだから_RSI登録です」とされても、「あっちの方が保険料が安く済む」「こっちの方が保障が有利」の「差」がほとんどない。たとえば、PLは、体調不備で休養の日々が続いて収入ダウンになっても「病気休養による減収」手当はありません。ARTISANはあります。もちろん、病気休業手当保険を支払うことになります。
受益・保障を厚くしたければ保険料も高くなるの道理で,高受益・高負担の基本原理に過ぎません。
こうした事情から、「アイマイである」「応対者によってPLになったりARTISANにされたりする」ことに
さしたる不都合がない。私たち外国人には滞在許可証に影響するので、不便・不都合です。
このように見ています。 

2014年5月22日
滞在相談室  担当  岡本宏嗣

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質問者です。

早急な回答に感謝いたします。

もし、artisanに身分変更をしなければならない場合、ユーサフの登録しなおしをする場合、どちらにしても、今後するべき手間を想像して(特にユーサフは毎度一筋縄ではいかないので)ゲンナリしていた所なので、不都合が生じた時に整合するというアドバイスでとりあえず安心できました。
重ね重ね、ありがとうございます。

以下の文で気になる事があったので、書かせて頂きます。
「きわめて最近、学生からPLへ身分変更申請したケースでは、とりあえず3か月のRECEPISSEが出され、次回の出頭日までに「URSSAFもしくはRSIに登録し、その証明をもってきなさい」と幅のある指示になっているとのこと。「ネジレのままで可」かもしれません。」

私の場合、2013年11月にユーサフに登録(実際はRSIにでしたが…)、2014年4月に身分変更の予約を取っていました。その際にRSIから既に送られて来ていた2014年度のcotisationの見積もり書とInseeの書類を提出しました。
Inseeの書類を提出したのは、それを提出書類リストにも記載されていた、ユーサフのjustificatife d'inscriptionと思っていたからです。
そう勘違いしていた経緯は以下の通りです。
ユーサフに行き、justificatife d'inscriptionを貰いたい旨を伝え、自分のSIRET番号を証明する為にInseeを見せたら、Inseeの書類を指差し「これがそうです、これを提出したら大丈夫です。あと基本的に書類はネットで自分でプリントできます」と言われました。
このような経緯から何の疑いも無くprefectureにInseeの書類を出したわけです。
実際はjustificatif d'inscriptionではないわけで、prefectureは当然それも分かっているはずです。
なので、ネジレのままで可に現行なっていて、更新時にprefecture側に変更がなければこのままで更新出来るのではないかというのが私の見立てです。
そうでなければ、4月の予約の時点でartisantとして申請しろと言われているはずです。

ついでに体験報告としまして。
私は一回目の予約で3ヶ月のセレピセと健康診断の予約をいただくことができました。
健康診断の日に滞在許可証を受け取れると説明もされました。
恐らく、cotisationの見積書を提出したことによってRSIに登録済とみなされたからではないか、と考えています。
私がdebut d'activiteの申請をする時、「学生は駄目だ」と強く言われながらも、なんとかそれをかいくぐって登録しましたが、
身分変更をより確実にするには十分有効な手段の一つだと思います。
ただ、debut d'activiteの日付からcotisationが発生してしまうというデメリットもありますが…。

prefectureの対応は人それぞれなので、一概には言えませんが、こういうケースもあったということで、報告させて頂きます。


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