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警察官の不審尋問を受け、調書のようなものを取られました。滞在許可証の更新に影響しないでしょうか。

質問。
深夜に歩道で警察官の不審尋問を受け、調書のようなものを取られました。提示した滞在許可証から氏名、生年月日同許可証番号などが調書に記録されています。現住所も同許可証に書かれているものに相違ないかと聞かれたので「相違ない」と答えました。身上調書が記録として残ってしまったのですが、滞在許可証の更新に影響しないでしょうか。
見立て。
(1)質問文面によれば調書を取られただけで、警察署に連行されたわけでもなく後日出頭せよもないようですので、「滞在許可証の更新」には影響しないでしょう。不審尋問を受けたとありますが、質問者に不審と見られかねない行為があったのでしょうか。過去の「深夜もの」にはこんな事例があります。深夜に自転車で帰宅の途中、街路樹に自転車を立て掛けて一服していたところに運悪くパトロール・カーが通りかかって、、。酔っぱらってふらふら歩いていたら、夢遊病者か麻薬常習者と間違えられたようで、、、。シャッターの下りている店の軒下でタバコを吸っていただけなのに、、。また、騒動に巻き込まれて一斉点検のターゲットにされた数例があります。たまたま通行していた地域の近辺に「時限爆発物を仕掛けた」の予告があった、たまたま腰をおろした某カフェで「麻薬の取引があるようだ」の通報があった、などです。ポリスが大挙出動、最寄のメトロやバス停、舗道などが検問所になり昇降客、通行人、カフェのたまたま客に一斉に「VOTRE PIECE D'IDENTITE SVP」(身分証明書を見せてください)の一幕となったようです。「たまたまPIECE D'IDENTITE(身分証明証)を持っていなかった」で警察署にしょっ引かれないようくれぐれもご注意を。
(2)滞在許可証の更新には影響しないでしょう、としましたが、CARTE DE RESIDENT(10年カード)の初回申請の際にはわずかながら懸念があります。外国人滞在管理法(CESEDA)のL314-2には、
CARTE DE RESIDENT(10年カード)の初回申請には、発行権限者であるPREFECTUREが、申請者の居住地のMAIRIE
(市庁)に人物調査を依頼し得る、とあります。この場合MAIRIEI担当者による面接がありますが、
①フランス語力はどの程度か、フランス市民としての常識、心得はどうか、などのチェック。
②これまでに何らかの騒ぎを起こして居住地区のPOLICE MUNICIPALE(市警察)のお世話になってないか、のチェック。
があり得ましょう。先述のL314-2には、
④MAIRIE(市庁)に人物調査を依頼後、2か月を経てMAIRIE(市庁)から音沙汰がない場合は「問題のない人物
と見なす}ともあります。
過去に当室の相談者で「MAIRIEから呼び出しがあって面接を受けました」はパリでは皆無です。パリ近郊県、地方県では事例があります。パリ近郊県のあるケースではMAIRIE(市庁)の面接担当者から「フランス語力は充分とはいえないが努力は続けていると報告(PREFECTUREに)しておきましょう」とされ、多少の不安はあったものの「、CARTE DE RESIDENT(10年カード)が出ました!出ました!」の嬉しい報告があったものです。質問者の今後のフランス滞在予定は不明ですが、
CARTE DE RESIDENT(10年カード)を申請する際には、①、②のチェックが「確実にある」とはいいません。.「あり得る」としておきます。
2014年5月19日
滞在相談室  担当  岡本宏嗣
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