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フランス年金の申請中です。滞在許可証が切れていた時期の勤務は勤務歴に入れてよいのでしょうか?

質問。CNAV年金局へ行ってきました。少額ながらフランスの年金がもらえるとのことで、今、申請書類を作成中です。その中に、過去の勤務歴を記入する用紙があります。そこで質問です。
私は学生のアルバイトとしてある会社で働いていたのですが、その会社が労働許可申請をして正社員にしてくれたことが勤務歴のスタートです。ところが、最初の申請は却下され、再申請して許可がおりたという経緯があります。最初の申請から1年くらいかかりましたが、滞在許可証が切れた状態が数か月続きました。再申請をしてくれた弁護士が「申請中ということで問題はない」というので、ビクビクしながら、
その期間も働いていて給与がでていました。この期間も勤務歴に書いてよいのでしょうか。
違法労働が問題にならないでしょうか。ところで、再申請で労働許可が下りて滞在許可証が出たのですが、滞在許可証上の滞在許可期間は、その数か月の空白は埋められていました。それから、その会社は今は
存在していません。
見立て。
結論をいえば「時効」そして「見当違い」「杞憂」でしょう。年金局CNAV(CAISSE NATIONALE D’ASSURANCE VIEILLESSE)は、外国人労働者の合法・違法労働のチェックはしないでしょう。労働許可を必要としない
外国人は大勢います。たとえばEU加盟国籍者、EEE加盟国籍者、スイス国籍者、、、、です。また、ある時期にフランス国籍に変えた人も大勢いるでしょう。さらに、フランスで給与は発生していたものの実際の勤務地・仕事場所はフランス国外であったとかの変則型など、労働許可を必要としない様々な
ケースがあり過ぎます。
それが問題なのではなく、年金保険金を払っていた期間の確認ということです。年金保険金を払っていた期間が支給年金額の算定に直接関係しますので、「当局の記録(RELEVE DE CARRIERE)に漏れはないでしょうか」「漏れがあれば、立証書類(給与明細書など)を持って申し立ててください」ということです。
(1)CNAVからもらった諸書類の中にRELEVE DE CARRIEREという書類がある筈です。これには、申請者の過去の勤務歴が年度別に記載されています。これは、勤務歴というよりは「年金保険支払い歴」といった方が正確でしょう。
これを緻密に見てください。質問者はA社で「学生アルバイトをしていた時期がある」としています。
その「学生アルバイト時期が「年金保険支払い歴」として記載されてますか。記載されていれば、A社(雇用者)が年金局正確には社会保障公庫(URSSAF)に年度報告しているということです。その報告がRELEVE DE CARRIEREに転記されて「ホントだ。載ってる、載ってる」になります。
(2)次に(1)に続く「労働許可申請中」の時期を見てください。「ナルホド。載ってる、載ってる」
であれば、その時期も中断なく「A社(雇用者)によって年金保険が支払われていて社会保障公庫(URSSAF)に年度報告されていた」ということになります。
(3以上のようにRELEVE DE CARRIEREに間違いがない・記録漏れはない、であれば「この記録に同意します」の署名でもよい筈です。もちろん、勤務歴記入用紙に新たに書き入れてもよいでしょう。
(4)「載っていないなあー」であれば、その勤務歴記入用紙に、その期間を書き入れ、給与明細書を持ってCNAVに申し入れます。「むかしむかしのことなので給与明細書はない」であっても一応、申し入れて
みましょう。その期間が「滞在許可証に不都合」があっても、年金受給手続きには全く関係しませんので、
申し入れてみましょう。社会保障公庫(URSSAF)―CNAVの事務処理ミスかもしれません。
2014年3月7日
滞在相談室  担当  岡本宏嗣
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