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2014年2月20日付「コンペタンスエタランでのフリーランス」と「フリーランス」、「コンペタンスエタランでの就労者(サラリエ)」と「就労ビザ」 に違いはあるか?」に再質問です。

(質問1)サラリエの雇用側の負担についてよくわかりました。ではもし
PROFESSION LIBERALE(PL)あるいはAUTO-ENTREPRENEUR(A―E)の身分でもサラリエと変わらず社会保障費の支払い実額は変わらず65−75%ですか?
お答え(1)。サラリエとして雇用される場合は、サラリエ当人の負担は25(給与額面100に対して)前後が天引きされ手取りが75前後であることは説明しました。PROFESSION LIBERALE(PL)あるいはAUTO-ENTREPRENEUR(A―E)
の場合です。PLは職業収入にたいして30%弱、A―E/ PLは23%見当の負担になりましょう。
両者を単純比較はできません。PLは100の職業収入にたいして34%が職業経費として控除され、66に対して30%弱の負担があります。A―E/ PLは100に対して23%見当の負担です。また、A―E/ PLには起業当初の3か年は割引き率が適用されます。
(質問2)①コンペタンスの独立事業者でビザを申請し、PROFESSION LIBERALE(PL)あるいはAUTO-ENTREPRENEUR(A―E)にした場合、CDDの契約で働くということは可能なのでしょうか?
②また、コンペタンスの独立事業者でビザを取得できたとして、途中でCDI,CDDの契約が結べることになった場合、それは可能ですか?もしくは、もちろんコ ンペタンスは3年計画での申請ですが、途中でコンペタンスの就労者へ変更することはできるのでしょうか?またその逆の就労者から独立事業者への変更も可能 なのでしょうか?
お答え(2)
①コンペタンスは、サラリエ、自営業の双方が可能です。A社にサラリエとしてCDD(あるいはCDI)
契約で勤務し、そのかたわら、PLあるいは AE/PLでB社、 C社、、、、の仕事を請け負うことは可能です。
A社での仕事で手一杯で、それ以外の仕事はとてもとても、、、とか、仕事内容がきわめてクリエイティヴな
分野や先端技術分野の場合、A社から「同業ライバルB社、C社、D社、、との仕事は困る」ということはあるかもしれません。これは、コンペタンスとは別個のことです。
②質問者はワ―ホリ滞在とのことなので、ワ―ホリ滞在期限を終了して日本へ帰国し今度はてフランス大使館
にコンペタンスのVISAを申請することになります。その要点は「あなたの職業・職種で、フランスでどのよう
に事業展開するのか、その3か年の事業計画を見せてください」というものです。それで「その事業内容に意義があり、その事業計画に確かさがある」と判定されればコンペタンスのVISAがおりる、というものです。
(a)自営業(COMMERCANT/ARTISAN/PL)による申請か、(b)給与活動(SALARIE)による申請か、(c)両方のミックスの申請かによってコンペタンスのVISAが(a)(b)(c)の種別に分かれることはありません。
コンペタンスのVISAをフランス大使館で取得して渡仏し、PREFECTURE(県庁)でCOMPETENCES ET
TALENTSの滞在許可証(3年もの)を申請・取得することになりますが、その基本は、すでに記したように、
Elle vous permet d'exercer l'activité professionnelle de votre choix, en lien avec votre projet.
(SERVICE PUBLICのサイトより)
「あなたの事業・職業活動計画の範囲で(en lien avec votre projet).、給与方式、個人営業方式、会社運営方式
  などあなたの選択で活動すること(activité professionnelle de votre choix)を認めます」ということです。
 フランス大使館でコンペタンスのVISA を(a)で申請してきたから(b)となった場合は変更届けが必要、という
 ものではありません。VISAに(a)(b)(c)の種別がないようにコンペタンスの滞在許可証にも(a)(b)(c)の種別はありません。文面にあるようにCOMPETENCES ET TALENTSという滞在許可証(3年もの)です。そして自営業
 で職業展開するのであれば、PREFECTUREでの滞在許可証とは別個に社会保障制度への手続き、税制度への
 対応を自分ですることになります。CDIあるいはCDDによるSALARIEであれば、雇用者側が(原則的には)手続きをすることになります。
(質問3)フランスの社会情勢を含め、コンペタンスのサラリエ、PROFESSION LIBERALE(PL)、AUTO-ENTREPRENEUR(A―E)どちらが取得が難しいなどの情報がありましたら教えて下さい。
 見立て(3)
 却下された複数事例からです。CDI(CONTRAT DE TRAVAIL A DUREE INDETERMINEE/契約期限のない労働契約)によるコンペタンス申請、質問者の表現を借りれば「コンペタンスのサラリエでの申請」は
「これはコンペタンスではなく通常の労働許可申請がふさわしい」とされた事例が複数出ています。
「通常の労働許可申請」とは雇用者がDIRECCTE-MOE(外国人労働管理局)に申請する方式、
INTRODUCTIONと呼ばれる手続きです(INTRODUCTIONについてはこのブログでも相当数のページ
をさいていますので、検索してください)。
また、さらに詳しい事情を得たい場合は、okamoto@nihonjinkai.frメールを‘ください。

2014年2月23日
滞在相談室  担当  岡本宏嗣
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フランスの長期ビザが切れます。ビザが切れる前に出国して、観光ビザで再入国しアパートに2ヶ月滞在可能でしょうか?

いつも当サイトを参考にさせていただいており、感謝しております。
一つ、お尋ねさせていただきたいことがございます。

現在フランス在住です。長期ビザ(Carte de se jour)をもっています。このビザがもうすぐ失効するのですが、もう少し今のフランス国内で契約しているアパートに住みたいと思っています。

そこで、ビザが失効する直前にフランス国外に1週間ほど出かけ、再度観光ビザでフランスに入国しようと考えています。そして今住んでいるアパートに2ヶ月ほど住んだ後に、日本に引越そうと思っています。

このやり方に特に違法性はないと思いますが、何か面倒なこと(ビザ失効後90日間は再入国できないため送り返されるなど)が起こりえますでしょうか?

お忙しいところ恐れ入りますが、ご見解をお伺いできますと幸いです。どうぞよろしくお願いします。

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