FC2ブログ

PL(自由職業)では収入の何パーセントを税金としてとられるのか?

質問。
先月からPLで仕事を始めました。税金のことがいまひとつからないのですが、収入の何パーセントくらいが引かれると思っていたらいいのでしょうか。いざ支払いのときに、お金が足りないことがないようにしたいのです。
お答え・見立て
「税金」という言葉は適切ではありません。
(1)PL職業収入に対して「所得税」(IMPOT SUR LES REVENUS)は何パーセントくらいかかるのか、
 ということであれば、質問者が単身(独身)の場合は、PL職業収入が年間で18000ユーロ見当までは「所得税」が発生しません。つまりゼロです。但し、MICRO BNCという申告方式を選択する必要があります。質問者は先月から始めたということですので、9月-12月のPL収入を翌年2014年5月
末締切りで所得申告します。9月-12月の4か月間のPL収入が18000ユーロを越えなければ
所得税がかかることはありません。
(2)「各種の社会保障費負担金」(COTISATION DE CHARGES SOCIALES)
 一般に「PLは高くつく」といわれているのは「税金」ではなく、この「各種の社会保障費負担金」です。まともに払えば30%見当になりましょう。「まともに」とは年間32600ユーロ以上のPL
収入がある場合を想定してよいでしょう。実際には、収入数字によってミニマムCOTISATIONが適用されたり、免除になったりがあって一義的に「XXパーセント」の規定ができません。
(3)「各種の社会保障費負担金」(COTISATION DE CHARGES SOCIALES)は、前年度の職業収入数字に
課せられます。質問者のように「2013年9月からPLで仕事を始めました」は前年度2012年度の職業収入数字がない、ということになります。この場合は、「社会保障費負担金徴収機構」(URSSAFといいます)側が設定したPL職業数字に対してCOTISATIONを払う方式です。この設定数字は現時点で年間7036ユーロです。そして年間7036ユーロに対して年間686ユーロ(4回払い)の社会保障費負担金を支払うことになります。これは新規にPL職業活動を開始した場合です。
(4)「各種の社会保障」とは、健康保険、退職年金保険、家族手当負担、CSG/CRDS(社会保障全負担)、
職業不能・死亡保険などです。これは必要、あれは不要という取捨選択はできません。セットになっています。これらの各種の社会保険の総和が約30%ということです。
(5)「各種の社会保障費負担金」は、PL職業収入数字に対して課せれますが、年間20000ユーロ
のPL職業収入があった場合、20000ユーロに課せられるわけではありません。当然、職業支出(経費)が考慮されます。職業収入―職業経費=職業実質収入になります。「各種の社会保障負担」は職業実質収入に対して課せられます。職業実質収入数字は所得申告(DECLARATION DES REVUNUS・前年度の所得を翌年の5月末までに申告)によって決まります。(1)に記した「所得申告」と「各種の社会保障費負担金」は、このようにつながっています。

なお、当相談室では毎年4月下旬―5月上旬に「所得申告セミナ―」を開催しています。
ご利用ください。
2013年10月7日  
スポンサーサイト



コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

プロフィール

okamotohirotsugu

Author:okamotohirotsugu
FC2ブログへようこそ!

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR