FC2ブログ

「労働許可」申請のINTRODUCTION方式、その申請の実情

質問。
コーディネーターに依頼して、語学学生からサラリエへのChangement de statutの申請に行ってもらったところ、門前払いをくらいました。フランスでの専門のディプロマがないとサラリエの申請ができないようです。呼びよせのビザしかないといわれ、最低でも日本で2か月半くらい待たなければならないといわれました。
勤務先の会社は、私が急にいなくなると困るので、学生延長することになりそうです。
学生ビザの期限中に労働ビザを申請し、日本に帰り、大使館でビザの受け取りができるのかどうか。
もしくは学生ビザが満期になるまで、待たなければならないのか。その時も日本に3ヶ月ほど帰らなければならないのか。技術職のためフランスにて同じような人材を見つけるのが難しく、私が3か月離れるのは困るので、日本に帰国するのが短期間で済む方法があるのでしょうか。
見立て。
学生からサラリエへの身分変更をAUTORISATION DE TRAVAIL(労働許可)申請のChangement de statut方式と呼んでいます。これに対して、質問者がいう「呼びよせのビザ」をAUTORISATION DE TRAVAIL(労働許可)申請のINTRODUCTION方式と呼びます。INTRODUCTION方式では「当社Aに必要な人材がフランス国内の労働市場では見つからないので、日本から適正な人材BをINTRODUIRE(導入・呼び寄せ)したい」という申請のカタチになります。これを適正な人材Bからみますと、「日本在住者Bが、フランスのA社に必要な労働力としてINTRODUIREされる」ということになります。
そして、INTRODUCTION方式での申請の筋書きはこうなります。
最近まで学生滞在していたBは当A社で働いていましたが、今はフランス滞在を終えて日本に帰っています。Bに代わる必要な人材がフランス国内の労働市場では見つかりません。そこで日本からBをINTRODUIRE
したいのでAUTORISATION DE TRAVAIL(労働許可)を下ろしてください」
従って、Bが学生滞在を終えて、いいかえれば滞在許可証が満期になって日本に帰国した時点で申請するのが本来のINTRODUCTION手続きです。
一方、こういう実情があります。
INTRODUCTION方式にあっては申請してから許可が下りるまで3か月見当かかる。3か月見当日本で待機しているのは時間の空費になる。そこで、滞在許可証が満期になる3か月前見当に「前倒し」で申請しておけば、許可が下りる頃に滞在許可証が満期になって帰国することになり時間の空費が少なくて済む。もちろん申請書類上のBの住所は日本です。この「前倒し申請」でAUTORISATION DE TRAVAIL(労働許可が下りているケースが多々あるという実情です。これは裁量、サジ加減の世界でしょうから、「今後は一切不可」
に変わったり、「当DIRECCTE-MOE(外国人労働審査局)では過去に認めたこともない、今後も認めることはあり得ない」のポジションもあり得るでしょう。
2013年10月3日
滞在相談室  担当  岡本宏嗣
スポンサーサイト



コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

プロフィール

okamotohirotsugu

Author:okamotohirotsugu
FC2ブログへようこそ!

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR