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VISITEUR滞在の更新、必要書類にavis d’impositionがあるが、、、

質問。
パリ在住です。VISITEUR滞在許可の更新を控えています。
更新に必要な書類の中の一つに、Dernier avis d’impositionがあります。
これは直近年度の納税証明書のことだと思うのですが、フランスでは収入がなく、また収入を得ない誓約書も更新に必要な書類として提出することになっています。この点、どう考えたらよいのでしょうか。
お答え。
(1)まず、スケジュールの説明から入りましょう。フランスでは1月から12月の1年間の所得収入を
翌年の5月末日締切りで申告します。これをDECLARATION DES REVENUSといいます。現時点2013年4月で考えて見ますと、2012年Ⅰ月―12月の所得収入を来る5月の末日までに申告することになります。ボクは2012年11月からフランス滞在です、という人は2012年11月、12月の2か月分の所得収入を来る
5月の末日までに申告することになります。この申告を税務局にしますと、8月中下旬から9月にかけてAvis d’imposition(AVIS D’IMPOTS)というカミが税務局から送られてきます。従って、以上のようなスケジュールを踏みますと、Avis d’impositionが提出できることになります。質問者がこの5月に所得申告をすれば、秋口以降(9、10、11月)の更新(PREFECTUREへの出頭日)であれば時期的には提出できることになります。
(2)Avis d’impositionは、申告額、課税対象額(経費を差し引いた実質収入)、税額などを記したものです。後述しますが、当相談室主宰の所得申告セミナ―では、配布資料の中に実物見本が所収されています。
(3)次に、VISITEUR滞在者の所得申告とAvis d’impositionの実際について、です。
①この地フランスでは収入がないので、所得申告はしていない。日本ではしている。
 その旨を一筆記して、毎年、提出しているケース。また、一筆に加えて日本での確定申告書の
要点をフランス語に訳して添えているケース。
②所得申告はしている。但し、フランスで収入がないのでゼロ申告をしている。従って、avis d’imposition
での税額はゼロ。それを提出している。
③日本からの送金額を「フランス国外からの収入」として2047という申告用紙で申告している。
日本で税処理済みの収入なので所得税は課税されていない。税額ゼロのAvis d’impositionを提出している。
④日本からの送金額を所得収入に見立てて申告し、所得税を支払っている。あるいは、申告額が課税対象額以下なので所得税は発生していない、ゼロである。いずれもavis d’impositionを提出している。
但し、後者は税額ゼロのavis d’imposition。
大別すれば、以上のようになりましょう。VISITEURとこの税金問題は、滞在期間の長さとも連動しています。
VISITEUR滞在許可証の更新の際の窓口対応も様々で一様ではありません。
⑤かれこれ10数年、毎年①の提出で更新されている。「ハイハイ、前回と同じですね」で、一種の既得権になっている。
⑥最初の3年は②で通ったが、4年目に「そろそろこちらフランスで所得税を払ってください」と嫌味をいわれたので、④に切り替えた。
などの実例があります。
また、今後の滞在プランとも関係して来ます。2-3年で帰国する人は「いかに払わないか」に腐心できますが、長期に滞在する予定で、CARTE DE RESIDENT(10年カード)を申請取得したい場合は、
⑦パリの場合、5枚(過去5年分)のAvis d’impositionの提出が必要とされています。Avis d’impositionの5年分の提出といっても、提出すればいいというわけではありません。毎年、納税額がゼロではCARTE DE RESIDENT(10年カード)は出てきていない実情です。いいかえれば、所得税が発生する送金額を申告して所得税を5年間払う。これがVISITEUR滞在でCARTE DE RESIDENT(10年カード)を申請取得する条件といえます。実際に取得できた実例から申し上げています。これは法規定ではなく、方針ですから、PREFECTURE(県庁)によっては3年でよい県庁もありましょう。事実、あります。
 それでは、いくら申告すればいくらの所得税になるのか、これについては複雑な算出式があります。
このブログではとても説明しきれません。当相談室主宰の「第11回所得申告説明会」をご利用ください。
第11回「所得申告説明会」
前年度(2012年Ⅰ月1日―12月31日)の個人所得を申告する時期が近づいてきました。
申告の締め切りは5月末日です。今回初めて申告する方、より正確な知識を得たい方はぜひご参加ください。
日時:5月4日(土)10h30-12h頃
会場: 日本人会(19 rue de Chaillot 75116 Paris)
参加資格:当会の有効な会員
参加費:20ユーロ(配布資料代)
要予約:TEL 01 4723 3358 FAX 01 4723 0576 e-mail :nihonjinkai@free.fr
説明会の内容: 所得申告用紙の種類、記入の仕方、税額の算出方法、低収入手当、
滞在許可との関連などをケース別(SALARIE 、ETUDIANT、 VISITEUR、
PROFESSION  LIBERALE(BNC/AUTO-ENTREPRENEUR)に説明します。
(commercant/artisanは除きます)。
なお、この説明会に参加した上で、さらに個別事情のある場合は個別相談室(要予約)
がありますので、ご利用ください。個別相談の予約は当説明会終了時に受付けます。
                *
「所得申告をすると所得税を取られる」は必ずしも正解とはいえません。無申告、申告の遅滞、仕組みをつかんでいないことによる見当違いの申告などのチェックが年々厳しくなっています。罰則金・遅滞金が厳密に課されるケースも多くなっていますので、ご注意ください。
2013年4月11日  
滞在相談室   担当  岡本宏嗣  

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