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フランスの大学病院に勤務予定、適当なVISAは?

質問。今秋からフランスの大学病院で勤務予定となっています。諸般の事情で、無給で1年から2年勤務
(研究、手術見学)する ことになりました。先方より希望するビザを用意するのでどの種類のビザが必要かといわれており、私としてはアロカシオン(住宅手当、子供手当)が申請可能なビザを希望しております。
どの種類のビザが適するのでしょうか。
お答え。
(1)子ども手当ての支給は諦めてください。フランスで出生した子もしくは家族呼び寄せ手続きをして
渡仏した子どもが支給対象です。家族呼び寄せ手続きをフランス語でREGROUPEMENT FAMILIALといいますが、質問者が少なくとも滞仏歴18か月を消化した時点で申請資格が発生します。また、申請してから早くて8か月、通常は1年はかかる手続きです。1年もしくは2年の滞在予定向きの手続きではありません。
(2)通常はSCIENTIFIQUE-CHERCHEUR(研究者)VISAでしょう。厳密にいえば、これしかありません。
配偶者(質問者の奥さん)にはVIE PRIVEE ET FAMILIALEというVISAが発給され、この地で働くことが出来ます。ALLOCATION DE LOGEMENT(住宅手当)が申請できそうです。大学病院側からはCONVENTION D’ACCUEIL(招聘状)を取付けます。
(2)COMPETENCES ET TALENTS
これは、3年間の滞在プランを提出する3年もののVISAです。質問者の状況とはぴったり合いませんが、
大学病院勤務が無給ということで、その他にもこういうことがしたい、ああいうことがしたいを
プラン化して申請します。大学病院勤務以外にそんな時間はとれない、であれば意味のないVISAかもしれません。。配偶者(質問者の奥さん)にはVIE PRIVEE ET FAMILIALEというVISAが発給され、この地で働くことが出来るのは、上記に同じです。ALLOCATION DE LOGEMENT(住宅手当)は申請できそうです。
申請書類の一部として大学病院側からのCONVENTION D’ACCUEIL(招聘状)を提出します
(3)VISITEUR
フランスでは収入がない、日本からの送金で生活する、という点で該当しましょう。
配偶者(質問者の奥さん)も同じVISITEURで、夫婦とも収入活動に従事することは不可です。
ALLOCATION DE LOGEMENT(住宅手当)も支給対象にならないでしょう。「日本にある財源からの仕送りで充分に生活できます」というVISAです。
大学教員の在外研究滞在の場合にしばしば適用されています。大学病院側からのCONVENTION D’ACCUEIL(招聘状)の取り付けは任意でしょう。

補足です。(1)(2)は配偶者が就労できます。そのため、フランス語力のテスト、フランス市民としての心得講座の受講が課されることがあります。(3)はそれらがありません。

2013年3月22日
滞在相談室  担当  岡本宏嗣
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