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ワーホリ・STAGE・出張

質問。
ワーホリの滞在身分でフランスの会社で働いています。来月に日本で見本市があるので、フランス人社長と出張する予定ですが、この場合の出張経費(航空運賃費、交通費、滞在費etc)や見本市での仕事に対する報酬などはどうなりますか。また、これは別のことですが、雇用契約書等の契約は未だ交わしておらず、大使館からの案内手引に記載のあった外国人労働管理局への申請も行っておりませんので心配です。あまり遅れるとトラブルが起きないでしょうか。
お答え。
「フランスの会社で働いています」とありますが、どのような契約で働くかによります。雇用契約書等の契約は交わしておらず、とありますが、
(1)労働契約(CONTRAT DE TRAVAIL)で働く。
(2)外国人研修協定(CONVENTION DE STAGE POUR L'ERANGER/外国人滞在管理法L313-7-1)で働く。
大別すれば、この二つになりましょう。
(3)労働契約(CONTRAT DE TRAVAIL)で働く場合は、
最低時間給、週当たり労働時間、残業、有給休暇、各種社会保障、交通費支給などの諸労働条件にフランス労働法あるいは同業種労働協約(CONVENTION COLLECTIVE)が適用されねばなりません。質問者の場合、日本への出張とのことですが、出張(フランス国内/国外)旅費、出張先での滞在費・移動費などについても規定に従って支給あるいは精算されることになります。こうした細かい規定はその会社の会計士が担当するのが通常です。
(4)外国人研修協定(CONVENTION DE STAGE POUR L'ERANGER)で働く場合は、
原則的に研修生/研修者の自費滞在になります。フランス労働法あるいは同業種労働協約(CONVENTION COLLECTIVE)が適用されません。会社側は給与支払いの義務はなく支払ったとしてもGRATIFICATION (心付け/ご苦労さん賃)でもよい、とされています。
質問者の場合、日本への出張とのことですが、日本への出張までも全額自費負担は出来ないということでしょう。その場合は、外国人研修協定(CONVENTION DE STAGE POUR L'ERANGER)とは切り離して、1週間とか10日間とかの限定期間のみに適用される「出張覚書」(CONTRAT DE DEPLACEMENT/CONvENTION DE DEPLACEMENT)を別途に交わすべきではないでしょうか。この「出張覚書」で、航空運賃費、交通費、滞在費etcや見本市での仕事に対する報酬などを明確にする、ということではないでしょうか。
ワーホリは、1年間の限定期間ですが、その期間内であれば、労働契約(CONTRAT DETRAVAIL)を交わすことができます。また、外国人研修協定(CONVENTION DE STAGEPOUR L'ERANGER)を交わすこともできます。さらには、通常時の外国人研修協定(CONVENTION DE STAGE POUR L'ERANGER)と出張期間中のみに適用される「出張覚書」(CONTRAT DE DEPLACEMENT/CONvENTION DE DEPLACEMENT)の双方を交わすこともできます。但し、雇用者側が同意すればですが。
最後に、「フランス大使館からの案内手引に記載のあった外国人労働管理局への申請」は必要なくなりました。
この点での心配はなくなっています。
2011年1月24日
回答  在フランス日本人会滞在相談室  担当  岡本宏嗣



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