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VISA期間を越えて滞在を延長する方法はありますか?

質問。
学生ビザ変更への申請却下の通知を受けました。却下後2か月以内の異議申立てのやり方についての相談です。
今年7月、在日フランス大使館にて学生ビザを申請し、2012年7月31日から同年12月31日まで有効のVisa Long Sejour Temporaireが下り、現在ソルボンヌのフランス語コース(DULF週20時間の学習時間あり)に通う者です。
コースの1期目が来年1月まであり、その後も継続してこのコースを受講したいので
来年2013年6月末までは滞在したいと思っておりましたが、このビザのため滞在が
難航しております。
9月に入国してすぐにこちらのサイトで同じような状況の方の質問を読ませていただき、
Prefectureにビザ変更をダメモトで訴えに行きました。何度も門前払いされましたが、
温情な方の目にSorbonneからの仮入学許可が目に留まり、その場ですぐに学生ビザに変更する手続き(出生証明や経済証明などの提出・ビザ申請時にCampusFranceで行ったようなProjet d'etudesなどの記載など多数)を受理してくださいました。
1か月後、Prefectureから書留で正式に申請却下の書面が届きました。
書面では却下の内容をne remplit pas les conditions prevues par l'article L.313-7 precite:
と書かれておりました。その裏面には、不服の場合のやり方が記載されているのですが、どのようにすればいいのかわかりません。もちろん、l'article L.313-7の内容がわからず、どう不服申し立てすればいいのかも不明です。現状の打開策があれば教えてください。
お答え。
(1)Visa Long Sejour Temporaireは通年コース(通常は9月―翌年6月)ではなく5か月コース、6か月コースなど限定期間コースに登録した場合に発行されるVISAです。質問文面からは「コース期間は来年2013年1月まで」と読めますが、「VISAが2012年12月31日まで」というのはコース期間に1か月不足していることになり、この不足の事情は文面からはつかめません。しかしながら、1か月の不足であれば「1か月だけ延長してください」とダメモトで泣きついてみる手はありましょう。
また、「滞在許可期限が切れてから1か月以内の違法滞在であれば罰せられない」(外国人滞在管理法L511-1-4)の規定もあります。
(2)質問者は2013年1月までの1期目まで、ではなく「その後も継続してこのコースを受講したいので来年2013年6月末までは滞在(延長)したい」という申請をしたように読めます。
その結果、外国人滞在管理法l'article L.313-7にある条件を満たしていないので却下された、と解釈します。外国人滞在管理法(CESEDA)l'article L.313-7は学生身分滞在の条件を記した条項で、はしょっていえば「あなたは通年コース向けのVISAを取得してこなかったので通年コース向けの滞在許可証は出せません」ということです。
(3)却下通知には必ず「異議申し立てが出来る」旨の案内を記すことになっています。フランス人であれ外国人であれ、何らかの行政決定に対して「この決定に不服があれば、以下の要領で異議申し立てが出来ます」を添えなければなりません。決まり文句のようなものですね。
(4)2期目(2月―6月)も継続受講をしたいのであれば、日本へ一時帰国して在日フランス大使館で
2期目のコース期間に照応したVISAを再度取り付けてくることでしょう。一時的に離仏して非シェンゲン協定国に入国し、またフランスに戻ってくる、といった便宜的な出入国はお勧めしません。

2012年11月12日  
在フランス日本人会  滞在相談室  担当  岡本宏嗣

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