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コンペタンス・エ・タラン(能力と才能)滞在は6年上限?

質問。
コンペタンス・エ・タランの滞在許可証を取得しましたが、周囲からこの滞在許可証は6年上限という声が聞こえてきます。ある消息通のサイトではそのようにも読めます。実際のところはどうなのでしょうか?
お答え。
COMPETENCES ET TALENTSは3年ものの滞在許可証です。3年の滞在期間の消化後は更新手続きをすることになります。更新が許可されれば、さらに3年の滞在が認められ、合計6年になります。これが上限ですよ、次の更新はありませんよ、つまり6年が上限ですよ、という規定が確かにあります。但し、それが適用されるのは、PAYS DE LA ZONE DE SOLIDARITE PRIORITAIREといい、フランスと特恵協定を結んでいる国々の外国人にのみ適用されます。具体的には旧フランス植民地国で、アルジェリア、モロッコ、チュニジアのマグレブ3国をはじめコンゴ、カメルーン、ガボン、、、、、、などで、アジアではカンボジア、ラオス、ヴェトナムが該当します。これらの諸国の人々は母国にとっては国の将来を様々な分野で担う人材ですから、フランスに長期にとどまって母国に戻って来ない、ということでは困るわけです。フランスで習得した知識や技術を母国の発展に生かしてくれないと意味がないわけです。人材流出、頭脳流出の問題ですね。それで6年上限になっています。外国人滞在管理法L315-2、L315-6、同政令R315-4-4、R315-8 などで規定しています。つまり、日本人には適用されません。
ところで、COMPETENCES ET TALENTSは、2006年7月24日付法N2006-911で設置された新設の滞在許可証です。
実際に発給され出したのは2007年以降で、当初にこのカードを取得した第一陣が3年の滞在を消化して更新手続きの時期に来ています。また、この時期に合わせてCOMMISSION NATIONALE DES COMPETENCES ET TALENTS(コンペタンス・エ・タラン評議委員会)から「更新の条件」が発表されています。これについては、当ブログに掲載済みです。日本人会会報226号(2010年11月・12月号)にも掲載してありますので、ここでは触れません。
さて、このカードには以上のような事情がありますが、近年中に統計的にその成果がまとめられ、「期待したほど人材を集めていない」ということになると、特恵協定国かどうかに関わらず、一律に「このカードは上限6年とす
る」にならないとも限りません。もちろん、2012年の大統領選挙の結果も無関係ではないでしょう。政権交代
があると外国人管理政策も大幅に変化する、少なくともここ30年はこれを繰り返してきています。
2010年11月30日  在フランス日本人会  滞在相談室  担当 岡本宏嗣
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コンペタンスビザに関して

在仏日本人会のほうの問い合わせにメールしても届かないのでこちらに… コンペタンスと就労VISAの申請を考えております。受け入れ先も決まっていて、どちらのVISAが「企業が払うべき税金」での負担が少ないでしょうか?地域にも夜とは思いますが、申請時と許可証交付時にいくらか払うのは分かるのですが、外人を雇う場合、企業は毎月給料に対して何パーセント位を支払うべきなのでしょうか? あと、日本人会のほうに入会のための問い合わせもしたいので、そちらの方の改善よろしくお願いいたします。
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