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ワーホリとCONVENTION DE STAGE(スタージュ)

質問
ワーホリでフランスに1年間、フランス語学校でのフランス語習得と知り合いの会社での仕事を両立させたいと考えています。
ところで、フランスの仕事先からSTAGE(スタージュ)あるいはCONVENTION DE STAGE(コンバンション スタージュ)という提案があります。友人など周辺から得た情報では、CONVENTION DE STAGEは基本的には上限賃金がきまっているとのことで、月額300ユーロくらいと聞いています。もしそういうことであれば生活費に不足します。実際のところはどうなのでしょうか。
お答え。
(1)ここで STAGE(スタージュ)というのは、何らかの教育機関(大学、職業専門学校、各種学校など)で学んでいる学生が、学校での授業とは別に勉強しているそのジャンルでの実地研修のことです。質問者の場合についていえば質問者はフランス語学校でフランス語を学びたい、としていますから「それなら、どこかの職場を見つけて実際にフランス語を使って仕事をしてきなさい」というのがSTAGE(スタージュ)です。そこで、学生本人、学校、受け入れ先の会社、この3者が署名するSTAGE(スタージュ)契約書を作成します。この契約書のことををCONVENTION DE STAGEと呼んでいます。
(2)こいう仕組みですから、質問者は、当然、語学学校の学生になる必要があります。また、その語学学校がCONVENTION DE STAGEを扱っている学校、CONVENTION DE STAEを扱える資格のある学校でなければなりません。「うちの学校は扱っていません」では成立しません。市中のフランス語学学校でその資格をもっている学校は入学案内パンフレットに「当校はCONVENTION DE STAGE認可校」を謳っているのが一般的です。
(3)CONVENTION DE STAGEによる労働は基本的には学位や職業資格を取得するための必要単位の一つですから、
フランス労働法(最低賃金、労働時間、社会保障、福利厚生など)の適用外におかれています。質問者は「月額300ユーロくらいと聞いています」としていますが、これは世間相場ということです。法律で決まっているわけではありません。また、給与/SALAIREではなく心付け/GRATIFICATIONと呼びます。心付け/GRATIFICATIONの世間相場が月額300ユーロということです。
(4)もちろん、最低賃金あるいは最低賃金以上を支払ってもよいのです。事実、そういう会社もあります。これは外国人学生に多く、会社としては正式に雇用したいが、労働許可の申請取得という時間も費用もかかる面倒な手続きがあるため、CONVENTION DE STAGEを便宜的に適用させているわけです。日本人についていうなら、例えば和食系の調理人とか。
(5)質問者はワーホリ。ワーホリには1年間の滞在許可と労働許可が含まれています。労働許可の申請取得という時間も費用もかかる面倒な手続きは不要なのです。

以上の実情からご判断ください。

2010年11月27日  在フランス日本人会 滞在相談室  担当 岡本宏嗣
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