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滞在許可証の更新に必要な書類の一つに、TITRE DE SEJOUR DEMANDE ETR という書類が、、、、

質問。滞在許可証の更新に必要な書類の一つにTITRE DE SEJOUR DEMANDE ETR という書類があります。
この書類の最後の部分ー
Date de dernièrte entrée en Franceの欄にはなんの日付けを記入したらよいのでしょうか。
コロナ禍以前の昨年2019年に日本へ一時帰国してフランスに戻った日付けでしょうか。それとも、在日フランス大使館でVISAを取得してフランスに入国した年月日でしょうか。
もう一つ。その下にActivite actuelle とありますが、ここには何を書けばよいのでしょうか。
学生とか無職といったことを記入するのでしょうか。

お答え・見立て。

パリのPREFECTUREでは、この書式は申請者の一件書類(DOSSIER)の「表紙」のようなものです。cerfa番号(管轄省の所定書式)がないので、パリPREFECTUREの独自書式なのでしょうね。他県庁でも似たような書式はあるでしょうが、、。
この書式はどんなケースでも要・提出です。CARTE DE RESIDENT(CDR)の更新であれ、SALARIE滞在許可証の更新であれ、
滞在身分の変更申請であれ、、、です。
記入内容は「身上調書」のようなものです。この「表紙」=「身上調書」の位置付けは 後段に回しますが、ここでは1点だけ触れておきます。

(1)必要書類の提出が終わり、担当者(AGENT)の質問にも答えて一件落着。「RECEPISSE(レセピセ)を出しますから、しばらくお待ちください」になりましょう。そして、呼び出しがあって「RECEPISSE(レセピセ)を受け取る段になるのですが、それには両親の名前が記されています。両親の名前が、この「表紙」=「身上調書」への記載(当人による)から引き写されていることは確かですね。同姓同名のニアミスに備えて親の名前を付しているのでしょうね。
さて、本題です。

(2)Date de dernièrte entrée en Franceに先立って、「Avez-vous déjà eu un titre de séjour en France ?」とありますので、この設問の流れから推察して、「在日フランス大使館でVISAを取得して入国した年月日」ではないでしょうか。一時帰省やフランス国外への小旅行による寸時出国、そして再入国した日付けがここで問われているとは考えにくいのですが。

(3)次いでActivite actuelle欄です。ここに記したことがトラブル要因にはならないでしょう。あるがままの記載でよいのではないでしょうか。これまでは学生滞在で、今回が滞在身分の変更申請であれば、ETUDIANT-SALARIEとか、あるいは変更後の職種を先取りして記入するとか。VISITEUR滞在者は年齢が高い場合はRETRAITE(E)(退職者)、あるいはCONGE SABBATIQUE(一時休業中)とか、SANS PROFESSION(無職)とか。

ここで記したことが外国人の職種別統計資料に使われることがあっても、それ以外のことはないでしょう。以上が質問へのお答えです。
以下は、この「表紙」=「身上調書」の位置付けです。

(4)「表紙」=「身上調書」の裏面は、
PARTIE RESERVEE A L’ADMINISTRATION(PREFECTURE側の担当者(AGENT)による評価(OBSERVATION)を記載する)欄です。そして、さらにDECISION欄があります。「面接をして評価する担当者」とその評価に目を通して「決定する権限者」がいることが窺えます。
過去の結果報告例に「私には権限がありませんが、AVIS FAVORABLE(合格)の報告をしておきます、といわれたので、まあ、大丈夫だろうの感触ですが、、、」。
こんな報告例もあります。「その担当者は決定権限も持っている人だったようです。その場でOKの決定を出してくれました」。

(5)以下のことは、以前にもこのブログで書いたことです。

滞在許可証の更新却下理由状をこれまでに相当数読んできました。「更新却下理由状と却下通知」のみの場合、「更新却下理由状と却下通知」に加えて「国外退去勧告」(1か月以内の)が付いている場合があります。

「国外退去勧告」が付いていたあるケースです。却下理由状に記されていることは予想通りのことでしたが、最後にこんな記述がありました。「あなたにはフランスに在住しているPARENTE(親、兄弟姉妹、つまり肉親)がいません。あなたが自国に帰国することにいささかのINHUMAIN(反人道性)はありません」

ここで「「あなたにはフランスに在住しているPARENTE(親、兄弟姉妹、つまり肉親)がいません」は、この表紙=身上調書にある該当の記載(当人による)から来ていることは言を俟ちません。
このことを裏返しますと、親、兄弟姉妹がフランスに在住していると却下されにくい、といえるのかどうか、です。
この欄は、そもそもは旧フランスの植民地国、フランスが宗主国だった国々の人々を対象にしたものでしょうが、最近は日本人にも増えてきている、の印象を持っています。フランス人と結婚して子どものいる家庭に母親がベビーシッターや家事の応援役で共同生活する、共同生活はしないまでも、近辺に小部屋を借りて「通い」で応援役をする。ひとりっ子なので日本の両親がフランス移住して来ている、などです。いずれもVISITEURでの滞在です。

「表紙」=「身上調書」への記入についての質問から、いろいろな事情、場面が思い浮かび長くなりました。乞う、ご了承。

 2020年6月27日  相談室  岡本 宏嗣
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