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フランスで働く場合、フリーランスでも5年間はフランスの社会保障に加入しなくてもよいと、どこかで読んだ記憶があるのですが、

質問。フランスで働く場合、フリーランスでも5年間はフランスの社会保障に加入しなくてもよいと、どこかで読んだ記憶があるのですが、このブログだったでしょうか。

お答え・見立て。当ブログではないですね。「フランス/パリ滞在相談室」主宰、「フランス/パリ滞在質問箱」ブロガーの私自身がそう思っていませんから。思ってもいないことをブログに書くことはあり得ません。ただし、読み手側の読み違えまでは責任を負えません。


「5年間はフランスの社会保障に加入しなくてもよい」は、日仏社会保障協定から来ていましょう。同協定の第二章「五条」、「六条の1」(Article 5,Article 6-1)です。
(1)「Article 5」(五条)はこういう規定です。
フランスで働く者は、SALARIEとして働く場合であれ、NONーSALARIEで働く場合であれ、フランスの社会保障に加入し、 フランスの社会保障法令のみが適用される(これは相互協定ですから「フランス」を 「日本」に置き換えて読むことができます。日本語条文では、SALARIEは被用者、 NONーSALARIEは自営業者とされています)。

(2)「六条の一」(Article 6-1)は特別規定です。              
 「但し、フランス(の親(子)会社、グループ企業・関連会社など)に派遣されて勤務する場合は、5年間を超えない範囲で日本の社会保障にとどまれる」です。派遣されて勤務する」のはTRAVAILLEUR SALARIEです。NON-SALARIEではありません。

以上から、(1)はSALARIEにもNON-SALARIEにも適用される基本規定、原則規定でしょう。
(2)はSALARIE派遣・駐在員を対象とした特別規定・例外規定といえるでしょう。                              日本でいうところのフリーランスは、上記(1)に該当し,(2)に該当しないことは確かでしょう。

(3)滞在許可証から見ますと(2)に該当するのは「PASSEPORT TALENTの3°/SALARIE EN MISSION」と
「SALARIE DETACHE ICT]でしょう。       
フリーランスは、フランスでの滞在許可証は「ENTREPRENEUR/PROFESSION LIBERALE」です。これはNON-SALAIREでしか職業収入を得ることができません。 そして、その職種に応じてフランスの社会保障公庫に登録し、そのNON-SALAIRE収入に応じて社会保障負担金(COTISATION ET CONTRIBUTION SOCIALE)を支払うことになります。 

2020年3月13日  相談室  岡本 宏嗣
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