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帯同ビザでのフリーランス就労に関して質問させていただきます。

翌秋から渡仏予定で質問があり、ご連絡させていただきました。
【質問】
研究者ビザの主人に伴い、会社を退職して駐在帯同(帯同ビザ、日本非居住扱い)だが
・就労ビザではないが、フランスで日本企業からのフリーランス案件を受託可能か
・可能な場合、所得税はいくらまで稼いだ場合、どの国に、どのような方法で収めれば良いのか?ご存知であれば、教示いただければ幸いです。

お答え・見立て。「研究者ビザの主人に伴い」とありますので、そのVISAはパスポート・タラン(PASSEPORT TALENT、以下PT)というVISAの「研究者CHERCEUR」でしょう。パスポート・タランは職業・職種分野別に10種から成ります。研究者、起業者、投資者、役員、文化・芸術家、著述家~スポーツ選手、、といった10種の分野に分かれています。                  「研究者CHERCEUR」はPTの第4項で、VISA上に「CESEDA L313-20-4°CHERCHEUR」と記されましょう。                      
 ここで、CESEDAは外国人滞在管理法の略称、L313-20はPTを規定した条項、その4番目ということです。
さて、質問者Aさんは家族(夫人)ですね。                       
夫人にはPASSEPORT TALENT (FAMILLE/家族)というVISAが発給されましょう。
これがAさんが記すところの「駐在帯同(帯同ビザ、日本非居住扱い)」でしょう。

(1)PASSEPORT TALENT (FAMILLE)は、フランスで自由に働くことが出来ます。 「フランスで日本企業からのフリーランス案件」の仕事を引き受けることができます。 但し、この地フランスではフリーランス業の登録をし、その収入に対して社会保障負担費を支払わねばなりません。事情によっては回避できるかもしれません。このあたりの事情は複雑ですので、ここでは立ち入りません。渡仏後、当相談室をご利用ください。

(2)所得税についてです。日本非居住扱いとありますので、フランスで所得申告することになります。フランスの所得申告は、
1月~12月を1年とし、その1年間の収入を翌年の5月中旬に申告する税務スケジュールになっています。Aさんが、この秋に渡仏されるとしますと、それが10月であれば、2020年10,11,12月の3か月の収入を2021年5月中旬に申告する、というスケジュールです。2021年1月~12月は2022年5月中旬申告ということです。                              

(3)フランスの所得申告は世帯申告方式です。夫婦であれば、夫婦の収入を合わせて世帯収入となり、そこに家族指数が導入されて税額が算出されます。Aさんの単独収入に単独で課税されるわけではないので「いくら稼いだ場合に」にはお答えできません。なお、申告先は、居住地区を管轄する税務局です。

(1)の社会保障費の支払い、(2)(3)の所得税も仕組みは複雑です。また、滞在(予定)年数によって対応も微妙に異なってきましょう。渡仏後、当相談室をご利用ください。

2020年2月24日  相談室 岡本 宏嗣
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