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学生ビザから就労ビザへの切り替えについて、前例などから、、、、

学生ビザから就労ビザへの切り替えについて、前例などから助言いただければ幸いです。
質問。現在、在仏4年目、1年目はモード系専門学校(ディプロム取得)、2〜3年目はビジネススクールが経営している語学学校に通っており、DELF B2のディプロムも所有しています。
これ以上語学学校での更新も難しいかなと思っていたところに約2年前から働いている日本食レストランの社長から就労ビザの話をいただきました。ただ、料理人ではなくサービス・スタッフのために申請するのは初めてなのでビザが降りるか分からないと言っています。フランスでの飲食業サービス・スタッフとしてはもうすぐ3年の経験がありますが、料理関係のディプロムは所持していません。社長はフランス語が出来る日本人が必要な理由を見せるためにフランス語で流暢に日本の文化や料理を説明できる、丁寧な日本語で日本人観光客・出張者の接客・予約に従事できる等のレターの他に契約書に日本語予約・サービス担当のようなポストと書いても良いと言っています。
しかし、なかなか周りに語学学校からサラリエ・ビザへの切り替えをした人がいない、また通っていた専門学校は全く違う分野なので本当に上手くいくのだろうか、と不安になっています。
日本からの呼び寄せではなく、現地で語学学校からレストランでの就労ビザへの切り替えが成功した前例はありますでしょうか?また、例えば1週間程度の短いものでもウェイトレスの講習会などに参加して参加証明書のようなものを取得したほうが少しでもビザ切り替えの助けになりますでしょうか?

お答え・見立て。これは、学生滞在からSALARIEへの身分変更(CHANGEMENT DE STATUT D’ETUDIANT A SALARIE)ですね。「現地で語学学校からレストランでの(調理職ではなくサービス職)で就労ビザへの切り替えが成功した前例はありますでしょうか?」には「モノのハズミでパスした例しか知りません」 です。                                      
ここで「モノのハズミ」とは、期せずして申請のタイミングがよかった、ということです。例えばです。学生からSALARIEへの身分変更は年間〇〇〇〇〇件の許可件数枠があるとされているようです。たまたま、ある年度のある時期、当初の見込みより許可件数が少なかった。審査を厳しくし過ぎたのか、そもそも申請件数が少なかったのか、いずれにしても枠数に余裕があったので、通常であれば「却下」される申請もたまたまパスした、といった例です。あるいは、レストラン経営者組合から当局に「外国人を雇用しないことには経営が成り立たない。今のように審査に時間がかかったのでは職場の人事が回らない。審査をスピードアップして欲しい」といった陳情があった場合です。こういった場合は、これまでホコリがたまっていた申請書類が急に動き出したり、そうした時期に飛び込んで来た申請が難点が多いにもかからずパスしたり、の例です。もとより一過性のことですが、、、、。

いずれの例も推測の域を出ませんが、滞在・労働許可の「生きもの性」の例として折に触れて持ち出しています。         
さて、正面から労働許可=SALARIE許可を見た場合は、申請要件に「補強」が必要ではないでしょうか。ここで、社長さんの経営事情やAさんの個人的事情などから「補強」が可能かどうかの現実性は考慮外とします。                                
(1)ビジネススクールが経営している語学学校とあります。ここで、さらに学業を継続して、ビジネス学系も含んだDIPLOMEを取得できないのでしょうか(モード系専門学校のディプロムは職種違いで提出できません)。つまりDIPLOMEの整合性(広義での)です。                     
(2)「例えば1週間程度の短いものでもウェイトレスの講習会などに参加して参加証明書」はプラスでしょう。同時に、CHAMBRE DE COMMERCE(商工会議所)などが主催する「レストラン経営セミナー」の受講証明もプラスではないでしょうか。フランスにはHOTELLERIE-RESTAURATIONというレッキとしたビジネス・ジャンルがあります。その養成・指導講習会を熱心に受講したいですね。「サービス職」にこだわるのではなく、HOTELLERIE-RESTAURATIONの中の「サービス職から出発する」という位置付けです。DIPLOMEの補強です。                                   
(3)「サービス職で日本語が話せる」のアプローチには却下例があります。却下理由は「フランスの求職市場からさがしてください。そして仕事に必要な日本語を教えてあげてください」でした。
「レストラン経営をよく勉強していて、しかも日・仏両語に長けている」のアプローチが無難ではないでしょうか。

2019年11月25日  相談室  岡本 宏嗣
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