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PACSと滞在許可証、PACS解消の場合は?

質問。
PACSと滞在許可証の関係、PACSを解消した場合、滞在許可証がどういう扱いになるか、
教えてください。
お答え。
(1)VIE PRIVEE ET FAMILIALEという滞在身分の1年ものの滞在許可証が発給されます。
SALARIEとして就労できるだけでなく自営業者にもなれます。但し、条件付き(後述)です。VIE PRIVEE ET FAMILIALEが発給されるケースは、10ケースありますが、PACSはその中の1ケースです。以下、発給される条件、発給事情を列挙します。
(2)PACSによって実際にVIE PRIVEE ET FAMILIALEが発給された実例を見ますと、
PACSを交わした相手つまりパートナーがフランス国籍者もしくはEU加盟国国籍者に限られています。日本人同士のPACSで発給された事例を知りません。
(3)また、パリおよびパリ近郊県の県庁(PREFECTURE)では「フランスでの同居生活期間が少なくとも1年以上であることを立証できること」が条件とされています。この「少なくとも1年以上」は法文上の規定ではないので全県庁横並び一律とは限りません。
(4)仮にA県庁での規定も「1年以上」だったとしても、「1年以上同居生活している」ことのチェック方法(提出書類などの)が県庁によって異なります。
(5)同居期間が規定に満たない場合、あるいは立証が弱い場合は、
 *受け付けない。
*受け付けるが、3か月上限のレセピセ(仮滞在許可票)、その延長、再延長、、、、のツナ
   ギで規定期間に達するのを待つ
といった措置があり得ます。この当たりのことは県庁の裁量になりましょう。
(6)VIE PRIVEE ET FAMILIALEの滞在許可証(1年もの)の
更新時にPACS証明(3か月以内に発行されたもの)が提出できない、つまり
解消した場合は、更新がトラブります。過去のパリでの事例では、
*更新時にCDIで仕事に就いていたので、SALARIEへの身分変更が認められた例。
*更新時にCDIが提出できないため、VISITEUR(労働できない滞在身分)へ変更した
例。
*国外退去を勧告された例。
こういったところです。法文規定がないので、県庁によってケース・バイ・ケース
の取り扱いになりましょう。

2011年12月19日    在仏日本人会 滞在相談室    担当 岡本宏嗣

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