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労働許可(サラリエ)申請に直面。CHANGEMENT DE STATUT方式か、INTRODUCTION方式か

質問。現在学生ビザ更新のためのCONVOCATIONを3月中旬に控えています。ビザの期限は1月17日、すでに切れており、直近の学校は昨年12月22日で終了していますが、一時帰国や体調不良が重なり、まだ新しい学校へ登録ができていません。このタイミングでサラリエ申請をするという企業からオファーを頂き、受けようと思っています。                                    ただ申請には時間を要するため、CONVOCATIONまでに申請に至るかどうか不明です。おそらく呼び寄せでの申請になるかと思うのですが、可能であればこちらで身分変更をしたいと考えています。                               また身分変更の可能性が低い場合、帰国期間をできる限り短くできないかと方法を探しています。学校は語学学校です。聞くところによると語学学生からの身分変更(特に飲食業へ)は通らない可能性が高いとのこと。                      この場合、新規に学校へは登録をせずにすぐに帰国する。学校に登録をし学生の身分を確保してから身分変更を試みる。滞在可能期間いっぱい(ビザ終了後3ヵ月?)まで滞在して帰国する。どの道筋がベストでしょうか?
                              ***
上記の補足になります。 知人で、身分変更を試みたところ学生ビザの期限がほんの少し切れていたことで却下となり、すぐにINTORODUCTION方式に切り替えて再申請し無事に通りました。その間フランスでビザなし滞在となっていましたが、許可が下りたことを確認した後に帰国し、在日フランス大使館へ赴き、。ビザを入手したという話です。 変則的ではありますが、可能でしょうか?

お答え・見立て。

(1)フランス滞在を打ち切ってINTRODUCTION方式で手続されたらいかがでしょうか。フランス滞在の打ち切りのタイミングは、後記(2)を参照してください。     学生滞在身分(ETUDIANT-ELEVE)からSALARIEへの滞在身分の変更(CHANGEMENT DE STATUT)には二つの不確実性がありそうです。一つは、許可枚数に上限がある、とされていることです。「年間〇〇〇〇〇枚」という許可件数の制限でしょう。学生からSALARIEへの滞在身分の変更は、基本的には、6月に学業教程や職業教育課程が修了 (見込み含む)してDIPLOMEを取得(見込み含む)、さて就職、という スケジュールに沿っていましょう。NOUVEAU DIPLOME(日本の新卒)ですね。  ということで、申請時期が左右しそうです。ほとんど許可枚数枠が残っていない時期、 未だ余裕がある時期、今年は例年に比べてこの時期でも多少の余裕がある、といったことのようです。もう一つは、優先順位です。文中に「聞くところによると語学学生からの身分変更(特に飲食業へ)は通らない可能性が高いとのこと。」とあります。これは優先順位からくる不確実性ですね(労働市場の需給関係からは飲食業は人手不足といわれていますが) 。                    
以上の不確実性から、INTRODUCTION方式がよいのではないでしょうか。

(2)次は、INTRODUCTION申請のタイミングです。INTRODUCTIONは、フランスのA社が日本在住者B(実際には、つい最近までフランス在住であったとしても)をフランスに呼び寄せる方式です。Bは学生滞在の身分で、年間上限964時間労働の枠内で働いていたが、A社にとってBは必要な人材、労働力なので日本から呼び寄せたい。ついては労働許可(=SALARIE許可)を下ろしていただきたい、が通常の申請パターンです。 ここでは、Bは日本在住(フランスから日本に帰国済み)が前提になりますから、当然、滞在許可証は期限が切れているべきです。これがINTRODUCTIONの正型です。   ところが、労働許可(=SALARIE許可)申請は許可が下りるとしても申請してから3か月はかかる、という待機期間の世間相場があります。3か月かかるのであれば、滞在許可証の期限が切れる3か月前に申請しておけば、3か月後、滞在許可期限が切れるであろう時期に労働許可(=SALARIE許可)が下りる、その時点で日本へ帰国する、という前倒し申請、一種の「便法」ですね、この「便法」が多用されている実情があります。    

質問文面の後段(補足)に照会されている事例では、「すぐにINTORODUCTION方式に切り替えて再申請し無事に通りました。その間フランスでビザなし滞在となっていましたが」とあるので、 便法型のさらに異型ですね。INTRODUCTION申請にあっては、当人は日本在住者ですが「本当に帰国しているのか」のチェックがないのです。許可が下りれば労働VISA申請・取得のために帰国せざるを得ないのですから。         
過去にこういう例がありました。当人自から申請先のDIRECCTE―MOE(外国人労働管理局)に足を運んで申請書類を提出したのですね。MOE職員は苦笑しながら「キミね、INTRODUCTIONなのだから本当はここにいないのですよ。申請書類は受理しますから、すぐ日本へお帰りなさい」。「本当に帰国したのか」のチェックはないものの、タテマエはそういうことです。
以上から、申請のタイミングはご判断ください。


2019年2月6日(水)   相談室    岡本宏嗣
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