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REGROUPEMENT FAMILIAL の申請書の書き方について

質問。Regroupement Familialの申請準備をしているのですが、書き方について質問があります。私たちは2014年に日本で入籍しました。主人はすでに30年以上フランス在住でCDRを所有しています。私は2013年まで学生ビザで滞在していましたが、更新が難しくなり一旦帰国し、2014年に入籍、2016年にビジタービザを取得して再渡仏、現在に至ります。     94県在住です。
生活も落ち着いてきたのでRFを申請しようとOFIIに出向き、入口に立っているセキュリティ?の方に上記のような説明をして、申請用紙をもらいました。中には入れてもらえませんでした。もらった書類は cerfa N°11436*05ですが、呼び寄せる家族(私)が外国にいるという書式のものなので、すでにフランスにいる場合でも、日本にいるという設定で記入するのでしょうか? Lettre d'explicationも、日本にいる設定で書くのか、すでにフランスにいて身分変更的なことを書くのがよいのかわかりません。日本にいる設定で書類を準備したとしても、提出書類にAvis d'impot もあり、すでに連名で申告していますので、私の名前も記載されています。
どのように申請するのがよいのか、アドバイスをよろしくお願い申し上げます。

お答え・見立て。                       
(1)REGROUPEMENT FAMILIAL(以下、RFと略記)
 呼び寄せられる妻(夫)は自国(ここでは日本)に在住しており、日本から呼び寄せる
カタチをとる方式。呼び寄せられる妻(夫)が滞在許可証を所持してフランス滞在
している場合は、滞在許可証が期限切れになり、日本へ帰国することが前提。
これがRF手続きの基本型・通常型です。
(2)REGROUPEMENT FAMILIAL SUR PLACE(以下、RF SUR PLACE)
 日本へ帰国することなく、SUR PLACE(この地フランスに留まったままで)RF申請
が認められる方式。RF手続きの変則型です。

質問者Aさんは、(2)の申請を考えているのに、(1)の書類を渡されて、「さて、どう
書いたらよいのでしょうか」になっているようです。ここで、「要するに申請書類の受け
取り間違いですね。(2)向けの申請書類をもらいに出直せばよいのですね」となりがち
ですが、そう単純なことになるかどうか。
また、質問者Aさん(妻)とBさん(夫)のA・BカップルにRF SUR PLACEの申請資
格があるかどうか。このあたりの吟味も含めて、見立ててみます。。
(3)RF SUR PLACEの申請資格はこうです。
A・Bの双方が、それぞれ有効な滞在許可証を所持してフランス滞在していた。その状態
でA・Bの出会いがあり結婚が生じた。まず双方のそれぞれに合法的なフランス滞在が
あり、次いで結婚が生じた、という順序です。
質問文面には「私は2013年まで学生ビザで滞在していましたが、、、、一旦帰国し、2014年に
入籍、2016年にビジタービザを取得して再渡仏、現在に至ります。」とあります。申請資格
規定から見てちょっとズレているようですが、「主人はすでに30年以上フランス在住でCDR
を所有しています。」ともあります。CDRが持つ滞在資格の強さを考慮して、このズレは無視
しておきましょう。
(4)次にRF SUR PLACE申請の実際です。RFの申請窓口はOFIIですが、RF SUR
PLACE申請がOFIIであるとは限りません。PREFECTUREによって異なりましょう。
ここで大急ぎで付け加えます。OFIIはPREFECTUREの中の一機関です。一方、外国人
向けの滞在許可証窓口もPREFECTUREの中の一セクションです。同じPREFECTURE
機構の中で、セクション・部署が違う、担当任務が異なる、ということです。

こういう事情ですから、(2)の申請窓口(申請書類の入手も含め)がOFIIとは限りませ
ん。この点、よく確認しつつ動く必要があります。当室では、RF SUR PLACE申請
用の申請用紙を目にしたのは、某パリ近郊のある県(94県ではありません)だけです。
それも3年ほど前のことですが、、、。それは(1)の申請用紙一式とほぼ同様のものに一
枚もしくは二枚の補足用紙が加えられていて、その補足用紙がRF SUR PLACE専用のも
のだったと記憶しています。RF SUR PLACE申請する理由を記せ、といった記入用紙だ
ったとも記憶しています。

ところで、SERVICE PUBLIC(政府公報)の案内ページを読みますと、いかにも(2)
の申請がオープンに開かれているかのような印象を与えますが、当室の見聞では、実際の
手続きの実情はこれまでのところ「迷路モノ」に属します。
記憶にある「迷路」2件―いずれもパリでの例―です。一つは、1年以上待たされて結局
は却下。もう一件は、OFIIの上層部に知り合いがいる、という弁護士に依頼した例です。
依頼者(申請者)はRFではなくRF SUR PLACEであることを念押ししたといいます
が、引き受け弁護士は「OFIIに知り合いがいる、大丈夫、問題ない」でOFIIに申請。
住宅点検をて数か月後に却下通知が届きました。                   
却下理由は、CESEDA(外国人滞在管理法)L-411-6-3°条の適用でした。
L411-6条
Peut être exclu du regroupement familial :(以下の場合はRFに該当しない)
1° Un membre de la famille dont la présence en France constituerait une menace pour l'ordre public ;
(呼び寄せられる当人が、公共の秩序を乱す恐れがある場合)
2° Un membre de la famille atteint d'une maladie inscrite au règlement sanitaire international ;
(呼び寄せられる当人が、国際保健規則に認定されている疾病保持者の場合)
3° Un membre de la famille résidant en France.
(呼び寄せられる当人が、フランスに滞在している場合)
何のことはない、RF SUR PLACEではなく、RF扱いで申請手続きの処理が進んでいたのでした。OFII職員による住宅点検の際に「呼び寄せられる当人が臨席していた」ことが、
3° Un membre de la famille résidant en France.                                 
 (呼び寄せられる当人が、フランスに滞在している場合)                                     
 に該当してしまったたのでしょう。

結論です。94県PREFECTUREでのRF SUR PLACEの取り扱いがどうなのかは分かりません。    「タライ廻しでラチ明かず」の「迷路」ではなく、SERVICE PUBLIC(政府公報)に記されているようにキチンとした対応なのかもしれません。2016年法(および政令)でCESEDA(外国人滞在管理法)に大きな改定がありました。RF(RF SUR PLACE含む)については改定らしきものはありませんが、この大幅改定を機に アイマイ路線ではなく明瞭路線に切り替わっていることを期待します。

付記です。RF SUR PLACEが認められた方がおられましたら当ブログにご報告いただきたくお願いいたします。
過去、当ブログでの呼びかけに、2件の報告をいただいています。2016年以降の報告例であれば、大いに参考になるのですが、、、。

2018年9月21日  相談室  岡本宏嗣   
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呼び寄せについての便乗質問です。

便乗で質問させて頂きます。

私も現在呼び寄せの準備中です。
(日本からの呼び寄せです)
提出書類リストには、動機書などの記載は無かったと記憶していますが、やはりあった方が良いのでしょうか。

書き忘れ…

書き忘れがありまきたので、連投失礼します。

パリで審査予定で、呼び寄せられる側は夫です。

リストを確認したところ、
3. Lettre d’explication du regroupement partiel
 Si le regroupement familial n’est pas demandé pour l'ensemble de la famille, vous devez justifier votre demande au regard de l’intérêt de ou des enfants.
とありました。

私達家族は、子供はおらず私(妻)と夫のみなので、これには該当しないものとみなしておりました。
その認識で間違いありませんか。
それとも、念の為説明書、または動機書を添付した方がいいでしょうか。
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