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日本在住です。日本でフランス語を学んでいます。その関係から3か月の短期フランス滞在のお話しがあるのですが、、、。

質問。日本在住です。日本でフランス語を学んでいます。その関係から3か月の短期フランス滞在のお話しがあります。フランス人家庭に住み込みで、ベビーシッター、家事手伝い、日本語の家庭教師などをしながら、フランス語学校にも通えるそうです。その家庭から給与もいただけるようです。この制度について色々調べたのですが、正確にわかりません。不躾ながら、周辺の知人から紹介をされてメールをさせていたきました。
ご存知でしたら、以下の点についてご教示いただけると幸いです。
(1)VISA取り付けは不要でしょうか。給与収入を得る場合は、3か月以内の短期滞在でもVISA取り付けは必要という情報が多いのですが。
(2)仮にVISA取り付けが不要だとして、3か月後に現地フランスで長期留学VISAに切り替えられるのでしょうか。一旦、日本に帰国して長期留学VISAを取得しなければならないのでしょうか。
(3)同じく、一旦、日本に帰国して3か月後に再度、同一のフランス人家庭で、あるいは別のフランス人家庭で同様の滞在ができるでしょうか。もちろん、先方からそういうお話があった場合ですが、制度としてどうなのでしょうか。

お答え・見立て。
質問者Aさんの質問文面に「3か月の短期フランス滞在のお話しがある」とあります。
Aさんを受け入れるB家庭が実際にあるということですね。あるいはNPOのような組織の仲介でしょうか。いずれにしても、外国人滞在管理法(CESEDAと略称されています)の最近の改定を踏まえているようです。

(1)Aさん、読者には、法律名やその条項がウルサイことは承知の上で、整理させてください。
2016年3月7日付法274号でCESEDAが大幅に改定されました。同改定法の第19条で「3か月以内の職業活動であれば、外国人労働管理局(DIRECCTE-MOEというお役所です)の許可を取り付けずに、いいかえれば就労VISAを取り付けずにフランスに滞在できる、有給で職業活動ができるという新措置が設定されました。なお、同改定法は様々な新措置を打ち出していますが、その施行は2016年11月1日です。とはいっても、実質的には2017年に入ってから少しずつ動き出しているのが実情ですが、、。
それはさておき、この19条が適用される職種、活動分野は限定されています。3か月以内であれば、どんな職種分野の仕事でもよいわけではありません。
それを規定したのが、DECRET n°2016-1461 du 28 octobre2016(2016年10月28日付政令1461号)です。大別しますと6分野です。

①スポーツ・文化・芸術・学術の各分野でのセミナー、見本市、シンポジウム、大会、発表会などでの講演、演技披露・指導、ワークショップなど。

②映画、VIDEO、舞台などの公演あるいは撮影に関わるアーティスト、撮影、音響、照明、、などの活動。

③マヌカン(ファッション・モデル)やグラビア撮影などでのモデル活動。・

④個人家庭での家事仕事。

➄国際会計、情報処理、経営、財務、保険、建設、技術分野の管理に派遣される専門業務活動。

⑥大学その他の教育機関、研究機関から招聘された外国人講師の集中講義、連続講演。

 以上です。Aさんは(4)ですね。「フランス語学校に通える」かどうかは、法規定の問題ではなく、当事者間の任意、合意の領域でしょう。「3か月という上限がない制度」にSTAGIAIRE AIDE FAMILIAL ETRANGER (家事労働見習い)があります。こちらは17-30歳の年齢制限があり、フランス語学学校で学ぶことが義務付けられています。

(2)「3か月後に現地フランスで長期留学VISAに切り替えられるでしょうか」。
 これについては「一旦、日本に帰国して長期留学VISAを取得して出直す」ことを
お勧めします。出来ないわけではありませんが、手続きとしては変則型です。
「正型をもってよしとする。変則型は極力避けよ」が当室のアドバイスの基本方針です。

(3)わかりません。スタートして日が浅いので実例の情報を持っていません。
 基本方針「変則型は極力避けよ」から申し上げれば、長期語学留学VISAを取得して
 滞在されることをお勧めします。30歳以下であれば前出のSTAGIAIRE AIDE
FAMILIAL ETRANGER (家事労働見習い)もあります。もちろん、年齢、職種分野
を問わず年間964時間上限で働くことが出来ます。

補足です。受け入れ先の家庭とのCONVENTION(協定)あるいはCONTRAT
(契約書)は必要です。また、健康保険は当人の責任で加入してください。
3か月間のことですが、どういう展開になるか不透明です。老婆心ながら路銀のご用意
もお忘れなく。
「受け入れ先はごくごく親しい家庭です」であれば、失礼の段、お許しください。

2018年8月31日  滞在相談室  岡本宏嗣

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