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6か月ビジタービザの更新は可能でしょうか? 滞在身分の変更は可能でしょうか。

質問。2015年に学生ビザで滞在し、2016,2017と学生ビザを更新してきました。 学生ビザで働ける条件でアルバイトを始め、CDIのコントラをもらったため、ビザ申請をしました。ところが、雇い主が申請を途中で取り下げたため、レセピセが取れず、おまけに30日以内に退去の通知をもらいました。昨年、学生ビザの申請を2回も却下されてしまい、どうにかビジタービザを取得しました。それも、一年の保険に入っていたにもかかわらず、半年しかもらえませんでした。こちらに来て、このビジタービザを更新したいのですが、可能でしょうか?その際のステイタスとして、再度ビジタービザか、学生ビザがいいのか教えて頂きたく思います。また、それともプロフェッションリベラルとして、auto entrepreneurになるために手続きをすれば、商業を行うためのビザというのが申請できるのでしょうか?
希望は日本の父の会社の子会社をフランスで立ち上げ、フランスに滞在したいと考えています。アドバイスを頂けると幸いです。

お答え・見立て。
(1)その6か月VISITEUR VISAが更新延長できるか、VISAを拝見しないとわかりません。6か月限定で、延長出来ないケース、滞在費が年間ベースでSMIC以上あることを立証して更新延長できるケースがあります。                   

 (2)また、VISITEUR VISAの更新延長ではなく、他の滞在身分への変更についても 上記(1)と同じでしょう。ただし、学生滞在への身分変更は考慮外とした方が無難でしょう。既に3年見当、学生滞在しているようです。加えて、学生からSALARIEへのCHANGEMENT DE STATUT申請が取り下げになった、ともあります。これらはPREFECTUREに記録として残っている可能性大です。

(3)質問者Aさんは、フランスで職業活動を展開することを目指しています。
職業活動を展開するには準備作業が必要です。具体的には「少なくとも年間SMIC相当の収入が見込める(具体的な)事業プラン」の作成です。
一方、VISITEUR滞在者には「フランスで現地収入を伴う職業活動の従事」が認められていません。こうした事情から、「VISITEUR滞在の範囲でも可能な準備作業をしておく」ということではないでしょうか。例えば「日本の父の会社の子会社をフランスで立ち上げ」とあります。VISITEUR滞在でも「子会社」の立ち上げに動くことは可能です。その子会社の代表者としては登録できませんが、「日本の父」をフランス不在代表にして会社(フランス法人)を設立することはできます。Aさん自身が会社設立に必要な諸書類を作成できなければ、弁護士事務所や代行事務所に依頼すればよいことです。
会社設立は第二段階でとりあえずは個人事業(MICRO(AUTO)ENTREPRENEUR)で出発したい、であれば、職種分野に応じて営業・取引先の構築作業が必要になってきます。  

(4)こうした準備作業をして滞在身分の変更申請をしたところ、「あなたの所持しているVISAでは変更資格がない」とされた場合は、それらの関係書類を日本へ持ち帰って在日フランス大使館で該当するVISAを申請・取得して出直すことになりましょう。


以上は、AさんのVISITEUR滞在の現状から描いた基本構図ですが、実情は職業・職種分野に応じて様々ですので、当相談室のご利用をお勧めします。

定期滞在相談室  毎月第二木曜日、第四火曜日 
要予約 01 4723 3358


2019年1月29日  相談室    岡本宏嗣
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報告です。MASTER修了後APS取得、PASSEPORT TALENT申請は却下されENTREPRENEUR/PL(1年)が出ました。今回の更新でENTREPRENEUR/PLの4年カードが出ました。

報告です。
2017年に滞在許可証の件で当相談室を利用させて頂きました。その節はありがとうございました。今後の情報として、とりわけ93県在住の方などに役立てていただければと思い、その後の経過を報告いたします。

(1)2016年9月初旬、フランスのアーティスト系専門学校(ecole nationale superieure)にてMaster取得後にAPS(AUTORISATION PROVISOIRE DE SEJOUR)申請。
Auto-entrepreneur登録し、月額SMIC程度の収入を見込めるフリーランスの仕事を見つける。
ファクチュールには所得したディプロムに対応する仕事内容を明記。
    
(2)2017年9月末、APS有効期限が切れるので、 93県PREFECTURE BobignyにてPassport Talentの9項 profession culturelle&artistique4年希望申請手続きをする。過去一年間SMIC収入数字に相当するFacture、アーティスト活動に対して推薦状5通, アーティストとしての自己紹介、作品の簡易ポートフォリオ、今後の仕事の予定、DIPLOME(Master証明証)、Auto-entrepreur関連の証明書を提出。

(3)2017年12月初旬に PT(9項)ではなく、Carte de séjour pluriannuelleのEntrepreneur /Profession Liberal 1年が出る。その理由はAuto-entrepreneurだからとのこと。

(4)2018年9月下旬、 93県BobignyにてCarte de séjourの更新手続き。一年間働いたSMICに相当するFactures(テキスタイルデザインに関する), 仕事の推薦状、Master証明証、Auto-entrepreneur関連の証明書を提出。
2019年1月中下旬 Carte de sejour pluriannuelleのEntrepreneur Profession Liberale 4年が出る。

補足:
- 年収入は初回、更新回ともSmicギリギリでした。
- 主な収入のファクチュール先は1社で日本の会社のベルギー法人の比較的大きな企業(フランスの会社ではありません)で、仕事内容はフランスでの活動。
- 更新回では必要書類の他に、仕事依頼先から今後も私と継続して取引をしたいとう内容のレター、その他パリでの展示会への参加証明のレターなども主催者に書いてもらい提出しました。
- フリーランスだと不安定なので、サラリエで働けるstatutも本当は欲しかったのです。それでPassport Talentを初回に申請しましたが、Auto-entrepreneur登録しているためEntrepreneur/Profession Liberaleカードしかもらえませんでした。
- Bobignyのprefectureはインターネットでの予約方式が5年くらい前より始まり、 行くたびに少しずつ変化があります。時折誰かが大声をあげたりchaotqueな場面を見かけますが、以前よりは少なくなったのかな、と少しだけ思います。
申請の際はチケットを並んでとるのではなく、名前表示になり、もちろん4時間くらい待ちますが、朝早くいっても意味はありません(8h30ごろに行き、少々並んでチケットをとり。それから3-4時間くらいです)。私は待ち時間を大体予想していつも外出し、
また戻ってきます。
- 申請者は相変わらず移民と思われる方々が多く、日本人を見かけたことはまだありません。窓口の人はちゃんと仕事をしている人と適当にやっている人がいるので、
どんな人に当たるかは運次第。必要書類リストにない書類も要求され、もう一度戻ってこなければならない時も一度ありました。

報告にお礼、そして補足コメントです。
臨場感あふれる報告、ありがとうございました。とても参考になります。この報告でのポイントは、
(1)2017年9月末にPASSEPORT TALENT((PT)の第9項)の申請をしたところ、
同年12月初旬に出てきたのは、 PTカードではなくENTREPRENEUR/PLカードであったこと。PTが出ない理由としてSECU登録がAUTO(MICRO)-ENTREPRENEURだったため、とされたことです。
PTは2016年11月スタートの新設カードです。当初は「4年もの」カードでした。   ところが、2017年の後期(頃)から「上限が4年」、「1年、2年もあり」にダウンしてきました。
また、申請内容がCONTRAT DE TRAVAILの提示ではなくFACTUREの場合は、ENTREPRENEUR/PLにクラ替えさせられるケースが出てきました。報告者Aさんの場合がこれでしょう。

(2)一方、ENTREPRENEUR/PLカードは初回は1年もの、1年後の更新で4年ものが出るのが定番です。Aさんも定番処理です。よかったですね。というのも、最近、更新の際に、定番の4年ものではなく1年ものの再発行にとどまった亊例があるからです。この亊例では「少なくとも年額SMIC」をクリアーしているとは認められない、とされたケースでした。

(3)「補足」にある93県庁(PREFECTURE)BOBGINYの窓口事情は正確、適切に報告いただきました。滞在許可証の取り扱いは窓口担当者によって異なることが活写されています。滞在許可証には運・不運がつきもの、「生きもの」です。
もう一つ、「定型をもって良しとする」「変型は極力避けよ」があります。
報告文面に「主な収入のファクチュール先は1社で日本の会社のベルギー法人の比較的大きな企業(フランスの会社ではありません)で、仕事内容はフランスでの活動」、とあります。
ここで「主な収入のファクチュール先が在日の日本企業」だったらどうでしょうか。「この日本企業から派遣されるカタチにしてもらいなさい。あなたの場合はSALASRIE EN MISSIONが適当です」と妙な方向にハナシが持って行かれ、迷路に入りかねません。 あるいは「あなたの仕事先はほとんどが日本ではありませんか。フランスに職業滞在している意味ありません。もっとフランス、
ヨーロッパでの仕事を増やしなさい」と「4年ものではなく1年ものの据え置き」にされるとか。変則型によるトラブルですね。

93県での体験報告、重ねてありがとうございました。

2019年1月23日(水)   相談室   岡本宏嗣

ビザ却下後のフランス入国について

質問。
日本でのビジタービザ却下後のフランス入国についての質問です。過去にフランスでの不法滞在、日本およびフランスでの違法行為はありません。この前ビジタービザが却下されてしまいましたが、その理由は、滞在がビザの目的と違う、不法滞在になだれ込む恐れがある、などの項目にチェックがありました。
今後、私がシェンゲン圏やフランスに行くことはできるでしょうか?  また、ビザ却下から時間をあけるなど、注意すべきことはあるでしょうか?

お答え。ごめんなさい。当室は「滞在許可」を担当しています。在日フランス大使館が発行するVISAについては担当外です。常識的な範囲にとどまります。                    
①フランスに3か月以上滞在する場合は、VISAの取付けが必要です。        ②3か月以内の滞在であればVISA取り付けは不要です。パスポートだけでの入国・滞在です。通称、ノーVISA滞在、観光VISA滞在です。この3か月を越えない滞在については「日仏相互VISA免除協定」によっています。
さて、①が却下されたとのことですが、それによって②の3か月以内のノーVISA、観光VISAでの入国・滞在も不可になるものでしょうか。あなたがよほどの危険人物に指名されていない限り空港の入管チェック(パスポートコントロール)で入国拒否があるとは思えません。
次ぎにシェンゲン協定です。過去180日以内にシェンゲン協定国に90日以上滞在していない限り入国・滞在にトラブルがあるとは思いません。質問者が在日フランス大使館でVISITEUR VISA申請が却下されたことはシェンゲン協定国への入国・滞在に関係しないとみます。

2019年1月12日(土)   相談室  岡本宏嗣

PACSIERE、地方在住です。収入がないのでCARTE DE RESIDENTが却下されたのですが、、。

質問。
地方在住で2012年にpacsでvie privée et familialeの滞在許可証を取得し、2017年の更新時にcarte de résidence longue durée の申請をしましたが、前年度の収入証明が足りず(私は専業主婦で収入がないため)10年カードの申請書類は戻されpacsとして2年の更新のみ受け付けてもらえました。
今年また更新なのですが前回と同じ状況のためcarte de résidenceの申請をしても却下される可能性があり、今更ですがpacsのパートナーとの間に子供がいるのでフランス人の親としての申請にしようかと考えています。
その場合は同じvie privée et familiale内でも項目が変わるので、また1年目となってしまうのでしょうか?フランス人の親ならば3年その資格で更新すればcarte de résidence の手続きができ、収入などの提示は必要ないとみましたが、その見解でよいですか? すでに2年のカードを持っているのでフランス人の親としても2年のカードを取得することになるのでしょうか?

お答え・見立て。微妙な領域の質問です。まず法規定の整理をしてみます。

(1)PACSは、CESEDA L313-11条でVIE PRIVEE ET FAMILIALE(VPF),が発行されます。同条は11項目あって、PACSはL313-11条の「7°」(第7項)です。CARTE DE RESIDENT(CDR・通称10年カード)には、「少なくとも5年の滞在」が必要です。CESEDA L314-8条の適用です。質問者Aさんは、前年度収入が不足していて却下されたとあります。

(2)「フランス国籍の子どもを扶養する親(母親または父親)」には同じくVPFが発行されますが、L313-11条の「6°」(第6項)の適用です。CDR申請資格は「少なくとも3年の滞在」で上記(1)とは適用条項は異なります。CESEDA L314-9-2°です。この「6°」であれば当人の収入は問われないだろう、の期待があるようです。

以上は法規定の整理です。次いで、実際面で考えてみます。

(3)「6°」(第6項)の「フランス国籍の子ども扶養する親」は、一般には結婚もPACSも交わしていないシングル向けのものです。実情はほとんどがシングル・マザーでしょう。「PACSは解消しました」(DISSOLUTION DU PACSの提出)。現在はシングル・マザーで子どもを扶養しています、ということであれば、当然「7°」から「6°」への変更処理になります。DISSOLUTION DU PACSの提出の提出がなく「6°に変更したいのですが」の申し出に「ああ、そうですか。そのように処理しましょう」になるものかどうか。。

(4)仮に認めてくれたとします。この場合は、「6°」によるVPFの初年度扱いになるのではないでしょうか。初年度は「1年もの」、更新で「2年もの」です。「7°」とは適用条項目が異なり、CDRへの道も異なりますので、振り出しに戻ると見ます。

(5)仮に認めてくれたとします。シングル・マザーの場合は「あなたの収入で子どもを扶養できているのでしょうね」の「収入チェック」はあり得ます。もちろん実父からのPENSION(扶養手当)があれば、それも含めての「収入」です。このあたりのことはどういうことになるのでしょう。

以上のことからご判断ください。

文面に「今年また更新なのですが前回と同じ状況のためcarte de résidenceの申請をしても却下される可能性あり」とあります.。
「2年前に却下したから、今回は通すことにしましょう」になることを願ってやみません。

2019年1月8日(火)  相談室  岡本宏嗣

学生ビザが期限切れになり、APSを申請中なのですが、引っ越しが生じて、、、

質問。学生ビザの期限が切れてしまった場合のAPSビザの申請について質問いたします.
工学の修士号をとるために2018年9月1日まで有効な学生ビザを取得しました.6月中旬にAPSの申請をPréfecture de Haut de Seineに出しました.その時はrécépisséを支給されディプロムを取得する10月上旬にもう一度APSの申請にくるように言われました.しかしながらディプロムを取得後,賃貸契約の関係でやむをえず10月にSaint Denisに引っ越すことになり,Préfecture de Seine Saint Denisでもう一度APSの申請のため予約を取りました.しかし申請数が多いためか予約日が今年の1月22日になってしまいました.その間recepisseの期限も切れており,現在は予約証明書とともに滞在しています.やむをえない理由で申請先の県庁が変更になり,滞在許可証の期限が切れてしまった場合,どう説明すればAPSの申請は許可されやすくなるのでしょうか.

お答え・見立て。
引っ越しを余儀なくされた、ということ以外に「APSの申請が許可されやすくなる」方便は思いつきません。滞在許可期限は切れた、CONVOCATION(出頭日時予約証明書)は当便先のこと。こうした空白はよくあることで、トラブルはないと見ます。
こういうリクツからvisa de régularisation扱いになることがないとはいえません。  「あなたの滞在許可(ここではRECEPISSE)はX月X日で切れている。あなたはこの時点でフランスを退去し自国日本へ帰国しなければならない。そして在日フランス大使館でVISAを取り直して再入国しなければならない。そうした面倒は免除して、VISA DE REGULATISATION(現地VISA)を出しましょう」というリクツです。340ユーロです。前金50ユーロ、現地VISA発行時に残金290ユーロです。
まあ、そうした処理にはならないでしょうが、時折りありますので念のため。

2019年1月7日  相談室  岡本宏嗣

外科医師です。受け入れ先の病院のconvention d'accueilについての質問です。

質問。
私は形成外科医で、この度Hôpital Necker-Enfants maladesに半年程手術見学のため滞在する予定です。ビザ申請のためconvention d'accueilを発行してもらうように先方に依頼していましたが、ようやく発行してもらう目処がつきました。こちらが依頼してから今に至るまでの経過に時間がかかっており、いくつか不安を感じています。また、上記のconvention d'accueilを発行できない施設もあるとのことで、果たして私の行く予定の病院がconvention d'accueilを発行できる施設なのか不安を感じています。
convention d'accueilを発行できる施設のリストを自分でも確認したいと思うのですが、教えていただけないでしょうか? 上記のサイトを見てみましたが、よくわからずお願いする次第です。

お答え・見立て。結論から申し上げます。Hôpital Necker-Enfants maladesは、faculté de médecine Paris-Descartes(パリ第5大学/パリ・デカルト医学部)と医療研究機構上、連携関係(CENTRE HOSPITALIER UNIVERSITAIRE)にありますので、convention d'accueil発行にはトラブルがないでしょう。同病院は、Enfants maladesについては、フランスを代表するトップレベルの病院でもあります。「果たして私の行く予定の病院がconvention d'accueilを発行できる施設なのか?」には「ご心配無用、発行できる施設」です。
ところで、「上記のサイトを見て見ましたが、よくわからず」とあります。上記のサイトとは、2013年7月2日付ブログ「学術・研究者VISA (SCIENTIFIQUE-CHERCHEUR」のトラブル)」で紹介したhttp://www.legifrance.gouv.fr/affichTexte.do?cidTexte=JORFTEXT000017771027でしょう。
ここには、convention d'accueilを発行できる研究機関のリストが研究分野別に列挙されていますが、医療施設(病院)はリスト外です。「Les centres hospitaliers universitaires であること」という定義のみです。
また、https://www.legifrance.gouv.fr/affichTexte.do?cidTexte=JORFTEXT000024099489&categorieLien=idには、Les centres hospitaliers universitaires が発行する「convention d'accueilの手引き・心得」の詳細が掲載されていますが、施設名(病院名)が列挙されているわけではありません。centres hospitaliers universitairesはフランス全土で30あります。その内、パリは39の病院が12グループに分かれています。             
こうした事情ですから。病院名から「この病院はどこのcentre hospitalier universitaireに所属しているかどうか」を調べることになりましょう。

2019年1月6日  相談室  岡本宏嗣
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