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フランスでフリーランスフォトグラファーとして活動するためには、、、、。

質問。
私は過去にフランスで写真の専門学校に通っており、中退しています。
その後日本に帰国し、正社員のカメラマンとして仕事をし始めてもうすぐ4年目になります。
来年の5月頃を目処にフランスへ行き、フリーランスのフォトグラファー(また可能であればフォトグラファー業以外で起業が出来ればなお良い)として仕事をしたいと思っているのですが、私が取得するべき(取得可能)なのはパスポートタランで合っているのでしょうか。
現地に私が住むなら(ビザサポートはしてくれない)という条件で、日本法人の会社からは現地での仕事の依頼も既に得られる事にはなっているのですが、それはプラスになるのでしょうか。

お答え・見立て。
(1)PASSEPORT TALENT(PT)は10種からなります。フォトグラファーとしての活動内容がARTISTIQUE(芸術)あるいはCULTUREL(文化)分野であれば、PTの9番目に当たりましょう。外国人滞在管理法「 CESEDA  L.313-2—9°」(a)です。                     
もう一つ、ENTREPRENEUR-PROFESSION LIBERALEがあります。
外国人滞在管理法「CESEDAL L.313-10-3°」(b) です。            
面倒な法律はどうでもよいようなものですが、発行されるVISAには、(a)あるいは(b)が明記されますので、あえて触れておきます。

(2)申請資格・条件                    
①DIPLOME(職業資格)のあること。                       
質問者Aさんは「過去にフランスで写真の専門学校に通っており、中退しています。」とあります。当写真専門学校にてOO課程を修了、あるいは在籍証明は出せませんか。また、日本の写真専門学校でも学んでいれば、その証明も動員したところです。フォトグラファーとして4年の職業体験があるとのことですので、この証明もプラス要因になりそうです。
DIPLOME(職業資格)と職業経験ということです。

②少なくとも年間SMIC相当(*)の収入が見込める「事業プラン」の提示。
この点で「日本法人の会社からは現地での仕事の依頼も既に得られる事にはなっている」は、「事業プラン」の一要素を構成しましょう。文書として提示したいですね。

(*)SMICは公定最低賃金の数字です。年間収入数字に換算しますと17982ユーロ(額面)~14256ユーロ(手取り)です。
               *****

申請資格・条件には、(a)と(b)に大きな違いはないようです。
日本でのVISA申請・発給事情はこちらフランスからはよく見えません。
こちらパリの事情は多少は見えます。学生身分の滞在者が滞在身分の変更をする場合は、(a)より(b)の方がハードルが低い、
とされています。これはほぼ実情に近いといえます。

2018年10月30日(月)  相談室  岡本宏嗣
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フランスへ赴任という形でフランスに長く住んでいました。その間にcarte de resident(10年)を取得しました。5年前に帰国を命ぜられ帰国することになりました。carte de residentは2017年に失効しています。

質問。フランスへ赴任という形でフランスに長く住んでいました。その間にcarte de resident(10年)を取得しました。5年前に帰国を命ぜられ帰国することになりました。carte de residentは2017年に失効しています。
この度フランスへの転職を考えています。
どこかで、失効してしまったcarte de residentであっても、企業に召喚される形であればcarte de residentが再度有効になる、と読んだような気がします。
今回のように転職であっても上記のことは有効なのでしょうか。

お答え・見立て。「失効してしまったcarte de residenctであっても、企業に召喚される形であればcarte de residenceが再度有効になる、と読んだような気がします。」とあります。   CESEDA(外国人滞在管理法)に「失効したCARTE DE RESIDENT(CDR)の復活」規定は見当たりません。「企業に召喚される形であれば」も該当する規定が見つかりません。残念ですが、、。          
実務処理面では過去に、1年の遅刻が認められた実例はあります。「あっ! 去年、切れていた」であわててPREFECTUREに飛び込んで更新できた実例です。単純な記憶違いのケースです。                                       
 以上でこの質問へのお答え・見立ては「了」としたいところですが、チョット触れておきたい点があります。                                  
 現在は「フランスへ赴任という形」ではCDR取得につながりません。質問者AさんはCDRが取得できた最終時期に居合わせたのでしょう。 2006年にサルコジさん(当時内務大臣)がSALARIE EN MISSION(派遣・出向・移籍社員)という新しい滞在身分を設置しました。3年ものの滞在許可証です。滞在許可(=労働許可)の事務的煩瑣の解消のためです。次いで、2007年には「日仏社会保障協定」がスタートしました。この協定で「5年を越えない期間であれば、フランスのSECURITE SOCIALEに加入しなくもよい。自国(日本)の社会保障制度にとどまれる」ことになりました。人件費コストの大幅低減です。

これで「フランスへ赴任という形」は身軽になりましたが、一方で明瞭になったことがあります。SALARIE EN MISSION(同)は、
「MISSION(任務)が終了したら自国(日本)に戻る」という位置付けです。3年ものの滞在許可証を更新(さらに3年)することはできましたが、それは「MISSION(任務)が延長された」に過ぎません。つまり、長期滞在者向けCDR発行の対象にはならない、ということです。
SALARIE EN MISSION(同)は2016年の法改定で、PASSEPORT TALENT(PT)の一つに編成されましたが、CDR発行の対象から外れていることが再確認されています(CESEDA外国人滞在管理法L314-8条)。
現在は「フランスへ赴任という形」ではCDR取得につながりません。こう記したのは、以上のような変遷があってのことです。

2018年10月28日(日) 相談室   岡本宏嗣

2018年10月20日付けのブログにさらに追加質問させていただきます。   

質問。返答ありがとうございました。 恐縮ですが、もう少し質問させていただいてもいいでしょうか?
この場合だと、アルザスのお店以外だと申請は出来ないのでしょうか? 例えば、パリで新しい仕事をみつけて、そちらで更新するとかなんですが…

お答え・見立て。労働許可は、「その地域、その職種での雇用・労働事情によって」許可・却下が決まる、とされています。地域と職種が限定されている、ということです。地域変更は難しいでしょう。といって、申請が出来ないという規定は知りません。            過去の事例から推測しますと、パスする可能性は10-20%程度でしょうか。INTRODUCTION方式で申請をやり直しなさいとなる可能性が高いようです。

2018年10月25日(木)  相談室   岡本宏嗣

フランス人と結婚し、、、、社会保障(Sécurité sociale)に加入する前に、、、、。

質問。フランス人と結婚し、今年の9月に滞在許可証(VIE PRIVEE ET FAMILIALE)を取得して、現在OFIIからの連絡を待っている所です。                   
社会保障(Sécurité sociale)に加入する前に妊娠してしまったかもしれず、病院に行くとしても保険証がまだない状態なので、どうしたら良いかと、色々と調べている間にこちらに辿り着きました。                                     
夫の扶養家族(Ayant droit)に登録すれば対象になる、妊娠届けが遅れても、後で払い戻しの請求すれば大丈夫、など、いくつかの体験談をインターネット上で見つけたのですが、2016年の改正後の確実な情報が探せず、またこちらで、扶養家族(Ayant droit) が廃止されたと拝見しました。やはり全額負担を覚悟した方がいいのでしょうか。まだ病院等で妊娠の確定をされた段階ではない状態なのですが、何か対応策等ありましたら教えていただけたら幸いです。

お答え・見立て。文面の冒頭に「今年の9月に滞在許可証(VIE PRIVEE ET FAMILIALE)を取得して、現在OFIIからの連絡を待っている所です。」とあります。これは「??」ですね。 正確には「今年の9月にVIE PRIVEE ET FAMILIALEのVISAを取得し、現在OFIIからの連絡を待っている所です」ではないでしょうか。SECURITE SOCIALE(SECU)の
 ASSURANCE MALADIE(AM)加入にも直接関係することなので確認しておきたい点です。正確にいいます。質問者が取得してきたVISAは、VLS-TS(VISA DE LONG SEJOUR, VALANT TITRE DE SEJOUR)でしょう。日本語でいえば、「長期滞在VISA―滞在許可証に準ずる」です。

VLS-TS は、EPOUX DE FRANCAIS(フランス国籍者の配偶者)、ETUDIANT(学生)、STAGIAIRE(研修生)、SALARIE、TRAVAILLEUR TEMPORAIRE(短期間労働)、VISITEUR、、などの滞在身分に発行されます。質問者Aさんは、EPOUX DE FRANCAIS=VIE PRIVEE ET FAMILIALEの項目の適用で発行されているはずです。フランス入国後は、 取得してきたVISAのVALIDATION(有効化)手続をOFII(移民局)で行います。質問者は、今、これを待っているのではないでしょうか。OFIIでの手続を終えますと、VIGNETTE(シール)が発行されます。パスポート上に貼付されたVLS-TS の隣のページに貼付されるのが通常です。これで、合法的入国、合法的滞在となります。「VALANT TITRE DE SEJOUR=滞在許可証に準ずる」とあるように、入国初年度はこれが滞在許可証(に準ずる)なのです。もちろん、働くことができます。本当の滞在カードVIE PRIVEE ET FAMILIALEは翌年の更新時からです。現行法では、更新時に「2年もの」が発行されることになっています。

さて、本題です。SECURITE SOCIALE(SECU)のASSURANCE MALADIE MATERNITE(AM)の加入です。AさんがB社に職を得てすぐ働くことになればB社が加入手続を取ることになります。そうでない場合は「任意加入」となりましょう。フランスに3か月以上滞在していれば加入できることになっています。Aさんの場合はこの9月に入国ということですから12月以降になりますか。窓口は居住区のCPAM(CAISSE PRIMAIRE D’ASSURANCE MALADIE)です。上記のVLS-TSとOFIIシール提示が3か月以上滞在が経過したことの立証となりましょう。

ところで、配偶者のAYANT DROITが廃止になったとはどういうことでしょうか。独立人格として有効なSECU口座を持つ、ということです。本人(妻・夫)のSECU番号を打ち込むと配偶者(夫・妻)のSECU口座にリンクされて、こちらが保険機能を発動する。これがAYANT DROITでした。そうではなく、本人独自のSECU口座の有効化、これがAYANT DROITの廃止です。コンピューター上の処理なのでしょうね。これまでAYANT DROITだった人は、漸次、本人独自のSECU口座の有効化に移行する、とされています。2016年1月1日に廃止となって、漸次、移行作業が行われているのでしょう。最近、耳にした情報では、移行作業の終了までに、もう1年見当は所要するそうです。

さてAさんに戻ります。AYANT DROITとしては加入できませんから「3か月以上、フランスに滞在する外国人」として加入登録します。滞在理由はフランス国籍者の配偶者滞在です。夫同伴、ACTE DE MARIAGE, LIVRET DE FAMILLE、夫のCARTE VITALE等、ご用意ください。手続きには時間がかかることがあります。仮番号(NUMERO PROVISOIR)が出ればスムースに流れましょう。仮番号(NUMERO PROVISOIR)でAMは有効です。
妊娠が判明したらCARNET DE SANTE  MATERNITE(出産手帳)が発行されます。同手帳には、今後の診療手順、道筋が案内されています。
SECU(本)番号(終身番号)とCARTE VITALEが発行されれば、すべては軌道に乗りましょう。

2018年10月22日(月)  相談室  岡本宏嗣


2018年10月18日付「TRAVAILLEUR TEMPORAIREで働いているのですが、労働契約期間とVISAの有効期間にズレが生じています。」の質問をしたものです。お答えありがとうございました。恐縮ですが、さらにズレがあるため追加質問させてください。

質問。2018年10月18日付「TRAVAILLEUR TEMPORAIREで働いているのですが、労働契約期間とVISAの有効期間にズレが生じています。」の質問をしたものです。お答えありがとうございました。恐縮ですが、さらにズレがあるため追加質問させてください。

お店との契約がNoëlで終了なのですが、それを証明するものがありません…
お店がtravailleur temporaire のビザを申請した書類にはスタートの日付が無く、ただ単に9か月間と書いてあるだけなんです…
その場合、書類上は4月まで契約になっているのでしょうか?
これで、他店に移って給料をもらうのは法律上問題はないのですか?
それか、この場合はお店にお願いして12月までの書類を、作ってもらえばいいのでしょうか?

お答え・見立て。「お店との契約がNoëlで終了なのですが、それを証明するものがありません」は後述に回し、前回に補足します。こんな例を挙げておきます。CDD/TRAVAILLEUR TENPORAIRE(TT)でA店で仕事をしていたところ、CDD期限の3か月(4か月)前に「キミ、済まないが今月いっぱいで辞めてもらうよ。経営が思わしくなくてね。INDEMNITE(慰謝料)はキチンと払うし、失業手続関係の書類も出します」。      
こんなこともあろうかと、かねてからB店に話しをつけていたので、空白期間もほとんどなくB店に移ることができました。この時点で「実は、CDDの中途でA店を辞めてB店に移ったのですが」を報告するシステムにありません。そのことが明らかになるのは、3か月後(4か月後)のTT滞在許可証(に準ずる滞在証明含む)更新の時点です。この更新時点で、B店との契約がCDDであれば、そのCDD期間が延長されましょう。CDIであれば「滞在許可証TT」から「滞在許可証SALARIE」に変更となるはずです。

この例は、CDDの解約(RUPTURE DE CONTRAT)によるものですが、質問者の場合はCDDの終了(FIN DE CONTRAT)です。両者は同じ扱いではないだろうか、トライしてみたらいかがでしょうか、としました。「DIRECCTE―MOE(外国人労働管理局)は、ストラスブールでしょうか。ここは「手堅い」「実直」の印象をもっています。これもストラスブールはどう事務処理するかな、ということです。
「法律的はどうなんですか」。
CDD契約を提示する者にはTTを発行する。
CDIを提示する者にはSALARIEを発行する。
これが法律です。雇用者(EMPLOYEUR)に変更があった場合は、DIRECCTE-MOEの規定用紙cerfat15186*02を提出させられることになりましょう。また、求人努力をしたうえでの採用であったことを問われることもあります。

さて、「お店がtravailleur temporaire のビザを申請した書類にはスタートの日付が無く、ただ単に9か月間と書いてあるだけなんです…」。
 ここでいう「ビザを申請した書類」とは、DIRECCTE―MOE指定のcerfat 15187*02でしょうか。これは、「お店とのCDD契約」の主要内容、主要事項だけを記したもの、簡略化したものです。CONTRAT SIMPLIFIEです。DIRECCTE-MOEとしては、本物のCDD、CDIを持ち込まれたらその文書量から見て たまったものではありません。年に何千件もの申請があるのですから保管する場所もないでしょう。cerfa15187*02= CONTRAT SIMPLIFIEで審査するしかないでしょう。
「お店とのCDD契約本体」には記されていますよね。記されていない場合は、あるいは記されていても、2018年12月2*日でCDDが」終了した一筆はもらっておきましょう。

2018年10月20日(土)  相談室  岡本宏嗣 

TRAVAILLEUR TEMPORAIREで働いているのですが、労働契約期間とVISAの有効期間にずれが生じています。

質問。今年の7月からアルザスのレストランにtravailleur temporaire のvisaで滞在しています。Noëlの前で今の仕事が終わりになるのですが、visa自体は来年の4月頭まであります。 何故そうなってしまったかというと、今のお店が毎年4月〜12月しか営業をしていません。それでオーナーが9か月間のvisaを申請してくれました。 しかし、渡仏できたのが7月になってしまい、9か月間で4月までとなりました。 1月〜3月の間はvisaはあるものの仕事がないので、違うお店で働こうかと思っているのですが、ダメなのでしょうか? 以前のこちらのページを見ていたら、他店では働けないという情報を見たのですが…。 そして、もし可能ならその間に働いて、新しいお店でビザを更新する事は可能ですか? 更新時期が2月だとすると、ここ3か月分の給料明細のうち、今のお店と新しいお店の両方のものになるのですが、更新が出来ますか? それとも、他のお店には行かず、今のお店でまた更新することは可能でしょうか?

お答え・見立て。CDD労働契約期間とVISA有効期間の不一致ということのようです。アルザスとあるのでDIRECCTE―MOE(外国人労働管理局)は、ストラスブールでしょうか。ここは「手堅い」「実直」の印象をもっています。結論からいえば「トライしてみたらいかがでしょうか」です。
12月NOEL前に今の仕事が終わりになる¬¬=労働契約CDDが終了する、ということのようです。一方、VISA有効期限は2019年3月まである、ということであれば、労働法の上ではPOLE  EMPLOI(ハローワーク)で失業手続をとりつつ求職活動する、があり得ましょう。 実際には失業手続もとらず求職活動もせず、2019年1月からは現在のA店からB店に移ることができれば、B店との新契約で更新できるかも知れません。
「他のお店には行かず、今のお店でまた更新することは可能でしょうか?」ともあります。
この場合は、3か月の空白は失業手続で埋めて、4月からA店との契約延長で更新に臨むこととになりましょう。どちらがよいのか、判断がつきません。
TRAVAILLEUR TENPORAIRE(TT,1年未満のCDD)は、弱い立場の滞在・労働許可と見ていましたが、TTで繋いでいつの間にかSALARIEになっているケースが結構多いので、「トライしてみたらいかがでしょうか」のアドバイスになりました。首尾を得たら報告してくださいね。大いに参考になるケースなので。

2018年10月18日(木)
相談室   岡本宏嗣

ビジター滞在許可更新と銀行口座について

質問。今年3月からビジターで滞在しています。
次回、更新しようと思っておりますが、ある方の最近のブログで、銀行口座の残高証明は、フランスの銀行でないとうけつけない、と書いてありました。
現在は日本の口座の取引のみで生活できており、もちろんこちらで収入が入ることもなく、私自身は今後もしばらくフランスに口座を持つ必要性はありません。こちらの事例は本当でしょうか。
以前、某銀行にも問い合わせたところ、フランス国内での入出金お取り引きをされないのであれば、ビジターの方は無理にお作りになる必要はないかと思います、とアドバイスされました。

お答え・見立て。質問文面「銀行口座の残高証明は、フランスの銀行でないとうけつけない」「こちらの事例は本当でしょうか。」です。パリPREFECTURE DE POLICEの滞在許可セクションで「フランスの銀行口座でないと不可」とされた亊例は当室相談者にも数例あります。「不可」とする審査担当者が(一人か複数かは分かりませんが)確実にいるようです。ある事例では、3か月後に再出頭日が設定されて「それまでにフランスの銀行口座を開設し、その証明をもってきなさい」とされました。                     
 VISITEUR滞在者に要求されていることは、フランス国外からの送金で生活していること。 いいかえれば、現地入金がないこと。現地入金があると、「闇労働収入では?」の嫌疑がかかりかねません。                                       
こういう事例もありました。フランスの銀行口座の残高が手薄だったので、日本の銀行口座から現金カードでOOOOユーロを引き出してフランスの口座に入金して残高を厚くしたのです。当人としては「残高数字に不足はないハズだ」です。ところが、厳しい審査担当者に当たったのでしょう、過去12か月分のRELEVE DE COMPTE(月ごとの入出金表)の提示を求められ、12か月分がチェックされました。「ここにあるOOOOユーロの現地入金は何ですか? 違法労働収入ではないでしょうね」となったのでした。

いずれにしても、フランスの銀行に口座を持ち、必要に応じて日本の口座から送金させるのが正型、通常型でしょう。「正型、通常型を持ってよしとする。変型、変則型は避けよ」が当室のアドバイスです。


2018年10月15日  相談室  岡本宏嗣

連絡。質問が記されていません。質問はコメント欄に記してください。

連絡です。「質問が有るのですが、どちらに書けば良いでしょうか?
分からなかったので、取りあえずコメント欄に書かせて頂きました」の方へ。       


肝心の質問文がありません。このブログは質問欄という名前ではセットされていないようです。コメント欄になるようです。
「取りあえずコメント欄に書かせて頂きました」とあるのですが、その質問文がありません。お待ちしています。


2018 年 10月12日 (金)  相談室  岡本宏嗣

学生滞在からvie privée et familiale滞在への身分変更に関しての質問です。

質問。私は現在パリ在住5年目、2017年よりパリ市内の国立大学の学生として登録をし、3年分の滞在許可書を取得しました。
その生活と並行して、3年半前より交際しているフランス人パートナーと2017年9月にPACS申請をして認められました。パートナーとは2017年の2月より、2人の名義で契約をした住居に住んでおります。
現在、大学2年目なのですが、自分の年齢、経済問題、精神的な問題等を含めて学業を続けて行くことが困難になり、大学1年目はクリア出来ましたが今後の学業を断念する事を考えております。                                       私たちとしましては、PACSが認められて1年経過したこと、同棲の証明も準備出来ている事をふまえ、あと2年の学生ビザが残っておりますが、ここで私の身分変更を行いたいと思っております。
以前、プレフェクチュールにてこの質問をしたところ、非常に曖昧な答えが返って来てしまい、可能か不可能か分かりませんでした。
もし可能であれば、すぐにでも身分変更をし、フルタイムで働き始めたいと思っております。そうでなければ、学生ビザのまま2年間を過ごさなくてはいけないので、どうしたら良いか大変悩んでおりました。
この件に関しまして、ご存知の情報がございましたら是非教えて頂きたいと思っております。

お答え・見立て
文中に「プレフェクチュールにてこの質問をしたところ、非常に曖昧な答えが返って来てしまい、可能か不可能か分かりませんでした。」とあります。複数年滞在許可証の有効期間が2年(3年)残っている状態での滞在身分の変更を認める・認めないの規定、ルールはないでしょう。     

極めて最近のことです。4年ものの複数年滞在許可証ENTREPRENEUR/PROFESSION LIBERALE(ENTREPRENEUR/PL)を所持しているXさんがVIE PRIVEE E ET FAMILIALE(VPF)への変更申請をしました。複数年滞在許可証の残存期限が3年弱、  残っている時点での変更申請でした。申請してから約1年を所要してVPFが発行されたました。当室はXさんから その間の変更手続の事情、経緯を取材したのですが、決め手はLETTRE DE MOTIVATIONだと見ました。なぜ変更したいのか、なぜ変更する必要があるのか、これに説得性があるかどうか、あれば変更可能でしょう。

質問者Aさんも「なぜ変更したいのか、なぜ変更する必要があるのか」を組み立ててください。Aさんのプライベ-ト事情は分かりませんので、質問文面だけからの判断で注意点を申し上げます。文中にある「学業を断念する」は評価できません。「学業を一時的に中断する」です。
VIE PRIVEE ET FAMILIALE滞在許可証でも、さらに上位ランクのCARTE DE RESIDENT
所持でも大学に登録し学業に復帰することはできます。「学業を断念する」はVIE PRIVEE ET FAMILIALEに身分変更する理由にはなりません。学業は一時中断し、OOOOOOOに専心したい、という文脈にしたいですね。

ご参考までに、です。
定期滞在相談室  毎月第二木曜日、第四火曜日 要予約 01 4723 3358

2018年10月4日(木) 相談室  岡本宏嗣

報告です。PREFECTURE DE VERSAILLESでこのほど無事にCARTE DE RESIDENTが取得 できました。

報告です。今年3月に上の問い合わせをさせていただいた者です。ご教示いただきました情報をもとにCDRを申請し、このほど無事に取得することができました。ありがとうございます。
簡単な報告ですが、4月30日にアポを取ってPrefectureに行き、その場でCDRを申請したいと申し出たところ、過去3年(5年だったかも知れません。記憶が曖昧ですみません)の納税証明書とLettre de motivationの提出を要求され(用意していったので、その場で提出できました)、また窓口の人がビジターの(滞在)期間は計上されないと言い出しましたが、新米だったようで、すぐ近くにいたベテランらしき人が計上されると訂正、指紋採取の機械が故障していたので後日呼び出されるとのことで1か月ぐらいで指紋を採取に呼び出され、また7月5日に住んでいる町のPolice municipale(市警察)より電話があり、Prefectureからの要請により貴宅を訪問したいとのこと。目的は本人がちゃんと記された住所で暮らしているのかの確認とのことでした。11日に2人の市警察官が来て15分ほど話をしましたが、当方のフランス語能力やフランスに関する知識(大統領の名前を問われました)も確かめることも目的とのことでした。その後待つこと2か月強、9月18日にようやく念願のSMSが届きました。合計でほぼ5ヶ月待ったことになります。
以上、貴相談室のお役に立てれば幸いに存じます。
(*)CDR: CARTE DE RESIDENT(通称10年カード)の略称。

報告にお礼、補足コメント。
報告、ありがとうございます。2018年3月15日付「複数年滞在許可証とCARTE DE RESIDENT申請の兼ね合いについて」の質問をされた方からの報告ですね。同質問状にはYVELINES(イヴリンヌ県、県番号78)在住でVERSAILLES PREFECTUREが管轄県庁だと記されていました。VERSAILLES PREFECTUREのCDR発行事情がとてもよく分かる報告です。3-4年ほど前にイヴリンヌ県在住のVISITEUR(5年)滞在者XさんがCDRを取得されたのですが、申請から発行に至る経緯、所要期間がほぼ同じであること、大げさにいえば「VERSAILLES型(方式・仕様)」が確認できました。報告、重ねてありがとう ございました。 

         **
報告文中にある「人物調査」は、Xさんの場合は、居住市のPolice municipale(市警察)ではなくMAIRIE(市役所)でした。MAIRIEから委託された社会心理カウンセラーによる人別改め、問診(のようなもの)でした。今回の「人物調査」にはテロ防止対策が加味されていたことが窺えます。
それから「窓口の人がビジターの(滞在)期間は計上されないと言い出しましたが、新米だったようで、すぐ近くにいたベテランらしき人が計上されると訂正」は幸運でしたね。「すぐ近くにベテランらしき人」がいなかったら物事はどう運んだでしょうか。この申請での分岐点ではないでしょうか。当室では折に触れて「滞在許可証は生き物です」と申し上げています。                   報告、重ねて、重ねてありがとうございました。

2018年10月3日(水)  相談室  岡本宏嗣
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