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ワーホリのビザが切れた後Auto enterpreneurで戻ってくるには

質問。来年の2月までワーキングホリデーで滞在します。現在自分のファッションブランドを立ち上げる準備をしているのですが、2月以降パリを拠点にしたいと思っています。そこでauto enterpreneur を取得したいとおもって居るのですが、ワーホリはステータスを変更出来ませんが、切れた後一度イギリスに出国し、観光ビザで再度入国が出来ると大使館のQAQAには記載されているのですが、その時にauto entrepreneur を取得することは出来るのでしょうか。そもそも元々滞在許可を持って居ない人が急にフランスでauto entrepreneur は申請出来るのですか? 知っている情報があればシェアしていただけると嬉しいです。

お答え・見立て。                                  

出来ない、と見た方が賢明でしょう(エージェント、弁護士事務所などに代行依頼することは考慮外とします)。
在日フランス大使館でVISAを取り付けずに渡仏して、この地フランスで発行されるVISAをVISA DE REGULARISATIONといいます。現地VISA、入国後VISAですね。IRREGULIER―英語のイレギュラー、変則的―な状態でフランス入国 したので、これをREGULARISATION(正常化)する、という意味です。

VISA DE REGULARISATIONが出るケースは、滞在許可証を管轄するPREFECTURE DE POLICEの公式HPでは1ケースのみです。パスポートのみ=NOーVISA で渡仏し、3か月以内の滞在中にMAIRIE(市役所)でフランス国籍者と婚姻成立した場合です。但し、婚姻が成立してから6か月後です。少なくとも6か月の共同生活の立証が必要とされているためです。その他のケースは非公式ですから、どういう結果になるか不透明で、お勧めできません。日本に帰国してVISAを取得して出直すことをお勧めします。                                       
もう一つ。AUTO-ENTREPRENEURについてです。
AUTO-ENTREPRENEURというVISAはありません。質問者が日本に帰国して申請・取得すべきVISAは、                
 ①ENTREPRENEUR/PROFESSION LIBERALE (CESEDA=外国人滞在管理法)L313-10-3°)もしくは、              

 ②PASSEPORT TALENTの9°項もしくは10°項です。(CESEDA=外国人滞在管理法)L313-20-9°もしくはL313-20-10°)

大使館HPで①②の内容を入念に調べてください。ワーホリ滞在中の今、なすべきことがわかります。

さて、フランスでは職業収入には必ず社会保障負担費を支払わねばなりません。二つある支払い方式のうちの一つがAUTO-ENTREPRENEURという方式です。

2018年9月27日  滞在相談室   岡本宏嗣
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パスポートタランからCARTE DE RESIDENTを申請・取得するには?

質問。現在私はパスポートタランビザ(取得したときは、コンペタンス・エ・タランでした)を2016年に一度更新して6年目です。年末に期限が切れます。
配偶者はパスポートタランファミーユを取得し今年からフランスにおります。
5年以上働いて住んでいると10年ビザを取得できるとウェブに書いてあったので、今年5月に住所変更をしに訪れたときに聞いてみると、その資格があると言われました。
私も配偶者もCDIで働いています。
滞在許可証を受け取りに9月初旬に警察署へ行ったときに、更新の手続きを早く進めるように言われたので、いつものパスポートタランの連絡先へメールすると、
早すぎる、2,3ヶ月前に連絡してくるよう言われました。また、ここでは、パスポートタランの更新はできる、と言われましたが、10年ビザのことは答えてくれませんでした。
質問です。
パスポートタランから10年ビザを取得する際はどのようにすればよいのでしょうか?
またこの場合、配偶者も同じように10年ビザを取得できるのでしょうか?

お答え・見立て。

「10年ビザ」ではなく、CARTE DE RESIDENT(以下、CDR)、通称「10年カード」ですね。
パスポート・タランは10種あります。その3番目、SALARIE EN MISSIONは、CDRの申請・取得につながりません。質問者Aさんのパスポート・タラン滞在許可証上の表記を見てください。CESEDA L 313-20-3°と記されていれば申請資格はありません。ここではCESEDA L 313-20-3°ではない、として進めます。
CDRの申請資格は「少なくとも5年以上、中断することなく滞在している」ことです。
少なくとも5年間以上の滞在を消化した6年目以降、ということです。配偶者についても「少なくとも5年間以上の滞在消化の6年目以降」の条件は同様です。

次に、「10年ビザを取得する際はどのようにすればよいよいのでしょうか?」です。
手順、手続きはPREFECTUREによって異なりましょう。
パリのPREFECTURE DE POLICEの場合は、極近の経験者の報告によればTELもしくはNETでRDVをとっています。申請に必要な書類は、書類リストがメール送信されてくる場合、自分でNETから取りだしなさい、とされる場合とがあるようです。

なお、CDR申請が却下された場合は、現滞在許可証の更新は保証されます(CESEDA
R 314-1-3)。Aさんについていえば、CDR申請が却下されたとしても、パスポート・
タラン滞在許可証は更新さます。

2018年9月27日  相談室  岡本宏嗣

2018年9月21日付けブログ「REGROUPEPENT FAMILIALの申請書類の書き方について」への便乗質問です。

質問。便乗で質問させて頂きます。

私も現在呼び寄せの準備中です(日本からの呼び寄せです)。
パリで申請予定で、呼び寄せられる側は夫です。
リストを確認したところ、
3. Lettre d’explication du regroupement partiel
 Si le regroupement familial n’est pas demandé pour l'ensemble de la famille, vous devez justifier votre demande au regard de l’intérêt de ou des enfants.
とありました。
私達家族は、子供はおらず私(妻)と夫のみなので、これには該当しないものとみなしておりました。その認識で間違いありませんか。
それとも、念の為説明書、または動機書を添付した方がいいでしょうか。

お答え・見立て。
お子さんがいない場合は該当しません。お子さんがいる場合です。例えば18歳未満の
お子さんが三人いる。その内、二人の子どもは呼び寄せるが、残りの一人は祖父母のもとに残す、といった場合に「その理由を記せ」8説明書、または動機書ということでしょう。
残りの一人は、「高校受験期になるので日本に残し祖父母に預ける」といった事情が考えられます。日本の家庭の場合ですが、、、。
世の中には様々な国があり、様々な宗教があり、様々な生活慣習、風習がありましょう。
家族関係のモラル、慣習や風習のありようも様々でしょう。例えば、長男は自国外には出さず、自国で教育をうけ、自国で成長させる、というモラルを持つ家族があってもおかしくありません。
まあ、そういうことです。

2018年9月25日 相談室  岡本宏嗣

連絡です。当ブログに以下の質問された方への連絡します。

連絡。「現在PLで滞在しています。最近本業以外に、、、」の文面で質問をされた方へ連絡します。
nihonjinkai@free.fr 滞在相談室担当  岡本宏嗣 宛てにメールをください。
メールでご返事をします。

2018年9月22日   相談室 岡本宏嗣


REGROUPEMENT FAMILIAL の申請書の書き方について

質問。Regroupement Familialの申請準備をしているのですが、書き方について質問があります。私たちは2014年に日本で入籍しました。主人はすでに30年以上フランス在住でCDRを所有しています。私は2013年まで学生ビザで滞在していましたが、更新が難しくなり一旦帰国し、2014年に入籍、2016年にビジタービザを取得して再渡仏、現在に至ります。     94県在住です。
生活も落ち着いてきたのでRFを申請しようとOFIIに出向き、入口に立っているセキュリティ?の方に上記のような説明をして、申請用紙をもらいました。中には入れてもらえませんでした。もらった書類は cerfa N°11436*05ですが、呼び寄せる家族(私)が外国にいるという書式のものなので、すでにフランスにいる場合でも、日本にいるという設定で記入するのでしょうか? Lettre d'explicationも、日本にいる設定で書くのか、すでにフランスにいて身分変更的なことを書くのがよいのかわかりません。日本にいる設定で書類を準備したとしても、提出書類にAvis d'impot もあり、すでに連名で申告していますので、私の名前も記載されています。
どのように申請するのがよいのか、アドバイスをよろしくお願い申し上げます。

お答え・見立て。                       
(1)REGROUPEMENT FAMILIAL(以下、RFと略記)
 呼び寄せられる妻(夫)は自国(ここでは日本)に在住しており、日本から呼び寄せる
カタチをとる方式。呼び寄せられる妻(夫)が滞在許可証を所持してフランス滞在
している場合は、滞在許可証が期限切れになり、日本へ帰国することが前提。
これがRF手続きの基本型・通常型です。
(2)REGROUPEMENT FAMILIAL SUR PLACE(以下、RF SUR PLACE)
 日本へ帰国することなく、SUR PLACE(この地フランスに留まったままで)RF申請
が認められる方式。RF手続きの変則型です。

質問者Aさんは、(2)の申請を考えているのに、(1)の書類を渡されて、「さて、どう
書いたらよいのでしょうか」になっているようです。ここで、「要するに申請書類の受け
取り間違いですね。(2)向けの申請書類をもらいに出直せばよいのですね」となりがち
ですが、そう単純なことになるかどうか。
また、質問者Aさん(妻)とBさん(夫)のA・BカップルにRF SUR PLACEの申請資
格があるかどうか。このあたりの吟味も含めて、見立ててみます。。
(3)RF SUR PLACEの申請資格はこうです。
A・Bの双方が、それぞれ有効な滞在許可証を所持してフランス滞在していた。その状態
でA・Bの出会いがあり結婚が生じた。まず双方のそれぞれに合法的なフランス滞在が
あり、次いで結婚が生じた、という順序です。
質問文面には「私は2013年まで学生ビザで滞在していましたが、、、、一旦帰国し、2014年に
入籍、2016年にビジタービザを取得して再渡仏、現在に至ります。」とあります。申請資格
規定から見てちょっとズレているようですが、「主人はすでに30年以上フランス在住でCDR
を所有しています。」ともあります。CDRが持つ滞在資格の強さを考慮して、このズレは無視
しておきましょう。
(4)次にRF SUR PLACE申請の実際です。RFの申請窓口はOFIIですが、RF SUR
PLACE申請がOFIIであるとは限りません。PREFECTUREによって異なりましょう。
ここで大急ぎで付け加えます。OFIIはPREFECTUREの中の一機関です。一方、外国人
向けの滞在許可証窓口もPREFECTUREの中の一セクションです。同じPREFECTURE
機構の中で、セクション・部署が違う、担当任務が異なる、ということです。

こういう事情ですから、(2)の申請窓口(申請書類の入手も含め)がOFIIとは限りませ
ん。この点、よく確認しつつ動く必要があります。当室では、RF SUR PLACE申請
用の申請用紙を目にしたのは、某パリ近郊のある県(94県ではありません)だけです。
それも3年ほど前のことですが、、、。それは(1)の申請用紙一式とほぼ同様のものに一
枚もしくは二枚の補足用紙が加えられていて、その補足用紙がRF SUR PLACE専用のも
のだったと記憶しています。RF SUR PLACE申請する理由を記せ、といった記入用紙だ
ったとも記憶しています。

ところで、SERVICE PUBLIC(政府公報)の案内ページを読みますと、いかにも(2)
の申請がオープンに開かれているかのような印象を与えますが、当室の見聞では、実際の
手続きの実情はこれまでのところ「迷路モノ」に属します。
記憶にある「迷路」2件―いずれもパリでの例―です。一つは、1年以上待たされて結局
は却下。もう一件は、OFIIの上層部に知り合いがいる、という弁護士に依頼した例です。
依頼者(申請者)はRFではなくRF SUR PLACEであることを念押ししたといいます
が、引き受け弁護士は「OFIIに知り合いがいる、大丈夫、問題ない」でOFIIに申請。
住宅点検をて数か月後に却下通知が届きました。                   
却下理由は、CESEDA(外国人滞在管理法)L-411-6-3°条の適用でした。
L411-6条
Peut être exclu du regroupement familial :(以下の場合はRFに該当しない)
1° Un membre de la famille dont la présence en France constituerait une menace pour l'ordre public ;
(呼び寄せられる当人が、公共の秩序を乱す恐れがある場合)
2° Un membre de la famille atteint d'une maladie inscrite au règlement sanitaire international ;
(呼び寄せられる当人が、国際保健規則に認定されている疾病保持者の場合)
3° Un membre de la famille résidant en France.
(呼び寄せられる当人が、フランスに滞在している場合)
何のことはない、RF SUR PLACEではなく、RF扱いで申請手続きの処理が進んでいたのでした。OFII職員による住宅点検の際に「呼び寄せられる当人が臨席していた」ことが、
3° Un membre de la famille résidant en France.                                 
 (呼び寄せられる当人が、フランスに滞在している場合)                                     
 に該当してしまったたのでしょう。

結論です。94県PREFECTUREでのRF SUR PLACEの取り扱いがどうなのかは分かりません。    「タライ廻しでラチ明かず」の「迷路」ではなく、SERVICE PUBLIC(政府公報)に記されているようにキチンとした対応なのかもしれません。2016年法(および政令)でCESEDA(外国人滞在管理法)に大きな改定がありました。RF(RF SUR PLACE含む)については改定らしきものはありませんが、この大幅改定を機に アイマイ路線ではなく明瞭路線に切り替わっていることを期待します。

付記です。RF SUR PLACEが認められた方がおられましたら当ブログにご報告いただきたくお願いいたします。
過去、当ブログでの呼びかけに、2件の報告をいただいています。2016年以降の報告例であれば、大いに参考になるのですが、、、。

2018年9月21日  相談室  岡本宏嗣   

REGROUPEMENT FAMILIAL についてお伺いします。

質問。私はつい先日、日本人と日本式の結婚をしました。夫はフランスでSALARIE(carte de sejour pluriannuelle)を持っており、既に3年は同じ会社で働いています。        
私は今現在学生ビザを持っていますが10月にビザが切れるのを機に日本へ完全帰国する予定です。しかしregroupement familial で再びフランスに戻って来ることを考えています。   
質問1.最近、日本から妻または夫を呼び寄せるためにはどれくらいの時間がかかるのでしょうか?だいたいの目安があれば教えて頂きたいです。    
私たちは、現在コルマールに住んでおり、本日ストラスブールのプリフェクチュールに相談をしに出向いたのですが、そこでは一度帰国すると呼び寄せるのに1年ほどかかるといわれました。一度完全帰国をした後、ワーホリを使ってフランスに来ることも考えましたが、それも目的が不明確になるためやめた方がよいといわれました。                
質問2.ワーホリで無理に帰ってこようとせず、在日フランス大使館からの連絡を待っているのが最適でしょうか?
質問3.申請書類を見ていて、家の面積については問題ないと思いますが、収入に関しては最低額など具体的な決まりがあるのでしょうか?夫は会社で役職をもらっていますがそれも審査に関係しますか? 

お答え・見立て。

質問1.文面に「一度帰国すると呼び寄せるのに1年ほどかかるといわれました。」とあります。早くて8か月、平均1年は見ておきましょう。REGROUPEMENT FAMILIAL(RF/家族呼び寄せ)は、自国(ここでは日本)に住む家族(一方の配偶者/子ども)をフランスに呼び寄せて一緒に生活することを認める制度です。従って、滞在許可証を所持してフランス滞在している場合は、それが満期期限切れになって、日本に帰国することが前提になります。有効な滞在許可証を所持している状態では「自国に住む家族を呼び寄せる」ことになりません。双方が有効な滞在許可証を所持している状態で結婚が生じた場合には、RF SUR PLACE(現地呼び寄せ)という変則型もありますが、許可されることはほとんどないので、ここでは通常型にとどめます。「平均1年」はかかりますが、「安定したフランス滞在ができる」の観点からは、それだけの価値はある手続きでしょう。

質問2。ワーホリVISAで1年間(共同生活)滞在して日本へ帰国。帰国時点でRF申請することになりますから、その時点から「平均1年」の日本での待機」になります。
どちらがよいか、あなた方夫婦の選択です。

質問3。呼び寄せ者(DEMANDEUR)の収入は、少なくともSMIC以上とされています(CESEDA外国人滞在管理法L411-5条)。「夫は会社で役職をもらっていますがそれも審査に関係しますか?」。印象的にプラス評価されると思います。
RF申請先はOFII(移民局)です。OFIIによる申請書類の点検、住居点検(直接訪問あり)が終わりますと、DOSSIER(一件書類)は、PREFECTUREの滞在許可セクションに廻ります。ここでRF申請書類の再チェック、そして申請者当人(DEMANDEUR)―質問者(BENEFICIAIRE)の夫です―の調査も行われます。
この際に、質問文面にある「既に3年は同じ会社で働いています。」「役職に付いています」はプラス評価を得ましょう。頻繁な職場変更は「安定していない」のマイナス評価になりかねません。

2018年9月18日  相談室   岡本宏嗣

当方titre de séjour VPF保持、CDIにて仕事をしています。この度、副業としてバイヤー並びにライターとしてAEから始めようと、、。

質問。 当方titre de séjour VPF保持者でCDIにて仕事をさせてもらっているのですが、この度、副業としてバイヤー並びにライターとして事業を始めようと思っておりまして、AEから始めようと思っております。そこで事業の性質から売上しきい値の高いCOMMERCE登録をしようと思っているのですが、バイヤーは果たして商業の範疇に入るのか、気になったので質問させていただきました。とりあえず登録を済ませて、事業を始めてしまって後々に監査等があった場合にもしもCOMMERCEの範疇にならない、とされてしまった場合に何かしら不都合等あるのでしょうか。

お答え・見立て。
「商品を買い付け」て「それを売る」ということであればCOMMERCEではないでしょうか。
文面には「ライター」も登場します。ライターの内容は不明ですが、こちらはPRESTATION DE SERVICE,もしくはPROFESSION LIBERALE(PL)に入りましょう。
ライターについては質問が及んでいないので、触れないことにします。
さて、「事業を始めてしまって後々に監査等があった場合」「そもそも、そういった事業内容を何から何まで詳しく監査するような事もあるのでしょうか。」です。
AEは小規模事業を対象とした「SECU負担額の軽減制度」です。小規模数字にCONTROLE(監査)=時間と労力の投入=はなじまないでしょう。以上はあくまで一般論です。
                           *
2018年1月からAE(ME)の年間数字が改定されました。
例えばCOMMERCE①です。
年間売り上げ 82800ユーロ(次年度は91000ユーロまでは許容)
この数字枠はFRANCHISE TVA(TVA処理免除)です。
「SECU負担額の軽減率」は年間170000ユーロまで適用。

PRESTATION DE SERVICE②とPL③は、
 同33200ユーロ(同35200ユーロ)
 同 70000ユーロ
このように改定されています。

例えば、COMMERCE①です。
初年度の年間申告額82800ユーロ、次年度同91000ユーロ、次々年度同91000ユーロといった具合に、上限数字を並べて申告すると、「TVA逃れのツジツマ合わせではないのか。チョット突っついてみよう」になるかもしれません。
こういった不自然がない限り、ご心配無用ではないでしょうか。

なお、銀行でのAE口座の開設、CCI(Chambre de commerce et d'industrie商工会議所)への会費(TAXE POUR FRAIS)納入などは忘れずに。

2018年9月17日  相談室  岡本宏嗣

SECU、CMU についての質問です。

SECU、CMU について質問です。
私はSECU、夫はMSAに加入しています。私は4年ほど無職の状態で、かつ最近2年ほど フランスを離れておりました。先日フランスに戻り、しかし無職の状態のままなので夫のMSAに扶養家族として加入できればと思ったのですが、CPAMでそれはできなくなったと言われました。同時にCMUへの加入を勧められたのですが、貰った書類はCMU-C用のもののようです。
私のイメージでは、一般的な給与所得者はSECU、失業者はCMUーb、CMU加入者で一般企業のMutuelleの代わりにCMUーc、という形だったのですが違うのでしょうか。そもそもCMUーbase を申請せず、CMU complémentaireのみ申請ということはあり得るのでしょうか。
そしてもう一つ、CMUは世帯所得額によって加入が決まると聞きました。ということは無職でもSECUに加入となるのでしょうか、そしてそれによるデメリットはありますでしょうか。
勘違い、不理解が多々ありそうです、ご教授お願いいたします。

お答え・見立て。
冒頭に「私はSECU、夫はMSAに加入しています。」とあります。
正確には
(1)質問者Aさんは、SECUのREGIME GENERAL(一般保険機構)、
(2)ご主人は、SECUのMSA(MUTUALITE SOCIALE AGRICOLE)(農事保険機構)
にそれぞれ加入している、ということです。どちらもSECUです。加入機構が違うという
ことです。わかりやすくいえば、保険公庫がちがうということです。

さて、Aさんは、「4年ほど無職の状態で、かつ最近2年ほどフランスを離れておりました。」
とあります。まず、
(3)SECU番号からATTESTATION DE DROIT A L’ASSURANCE MALADIEをネットで
出してみてください。出し方がわからなければCARTE VITALEを持参してCPAMで出して
もらいましょう。AさんのASSURANCE MALADIE(健康保険)が有効か無効かが判明しま
しょう。

(4)2016年1月からAYANT DROIT(扶養家族)制度が無くなりました(18歳以下
の子どもには存続)。これまでAYANT DROITだった場合は、コンピューター処理で、自動的
に独立個人としてのSECU口座に変換されていく、とされています。保険料の徴収はありませ
ん。
Aさんの場合は、そもそもがAYANT DROITではなく独立個人としてSECU口座があった
わけですから、制度の変更とは関係ない、ということになります。

(5)ASSURANCE MALADIE(健康保険)が有効であれば、
①CMU-Cへの加入だけが問題になりましょう。文面によれば、AさんはCPAMにAYANT 
DROITの手続きに行ったのですが、、、」とあります。
「あなたのASSURANCE MALADIEはそのまま有効です。あなたが、加入申請するとすれ
ば、CMU-Cです」となったのかもしれません。もしASSURANCE MALADIEが無効に
なっているのであれば「PUMA(旧CMU-B)に加入手続きを取りなさい」になるべきです。
それともCPAMの窓口が「書類の渡しちがい」をしたのでしょうか。
あるいは「CMU-C加入は認められないだろうが、ダメ元で申請して見ては」のリップサービスだったのでしょうか。
そのあたりを確認する意味でもATTESTATIONを取り付けてみましょう。
②CMU-Bは、2016年1月でPUMA(PROTECTION UNIVERSELLE MALADIE)
と名称を変えました。CMU-Cの方は、名称もそのままに存続しています。
CMU-Cは通称MUTUELLEに相当する補助保険で民間保険会社の取り扱いです。CMU-Cに加入が認められた場合は、CMU-C認定の民間保険会社リストが渡されて、そのリストから
選ぶことになります。CMU-Cに保険料はありません。無料です。
デメリットはCMU-C加入の経験がないのでよく知りません。よく知りませんが、保険料が無料であることから、自ずと制限(とりわけ眼鏡や歯科系治療などでの払い戻し)がありましょう。

ところで、Aさんの場合は、ご主人がMUTUELLEに加入されているのではないでしょうか。
夫婦で加入していれば、Aさんもご主人のMUTUELLEが使えるのではないでしょうか。

2018年9月15日 相談室 岡本 宏嗣

Pacs解消を私一人が申請して手続きしたいのですが、、。

質問です。
Pacs解消を私一人が申請して手続きしたいと思っています。
カルトセジュール10年滞在許可証を持っています。
別居(現在日本在住です)を3年近くしていまして、この度フランスに帰りPacsを解消して日本で日本人と再婚の予定です。
すでに日本で仕事も始めているので、フランスでPacsを執り行った場所に行き手続きをしないといけないのですが、2日しか現地に行く時間がありません。
質問(1)2018年9月現在で必要な書類や手続きについて教えてください。よろしくお願いします。
質問(2) 省略します。

お答え・見立て。
お答えの便宜上、質問を(1)(2)に分けました。(1)はフランスの民法、(2)は日本の民法に関わるためです。
質問(2)の内容は、省略とします。お答えの方法はきしてあります。、
質問(1)
質問者Aさんの文面に「Pacs解消を私一人が申請して手続きしたいと思っています。」とあります。
「双方の合意による解消届け出①」(DECLARATION CONJOINTE DE DISSOLUTION DU PACS)ではなく、「片方のみによるPACS解消②」をDECLARATION UNILATERALE  DE RUPTURE DE PACS(一方のみによるPACS破棄届け出)といいます。
PACSの締結、その解消は当相談室の担当領域ではありませんので、サイトで公開されている情報、フランスでの諸手続きでの定番書類(用意しておいた方が安全無難な書類も含む)からの類推になります。AさんもキーワードRUPTURE UNILATERALE DE PACSで情報確認してください。
なお、諸サイトを検索した限り、「②の場合に必要な書類リスト表」といったズバリ情報は見当たりませんでした。以下、「提出書類」、「見せてください」になる可能性のある「提示書類」を類推します。
(1)本人確認証明(パスポート、滞在許可証、ACTE DE NAISSANCE)
(2)PACS証明
(3)現住所を証明できるもの(必要ないかもしれませんが(4)に現住所を記すことになるので念のため)
(4)DECLARATION UNILATERALE  DE RUPTURE DE PACS(一方による解消宣言状)
①の場合は所定書式があります。②の場合は所定書式ないことがありそうです。ない場合に備えて、作成しておきましょう。
 宣言状の見本(MODELE DE LETTRE)はサイトに掲載されています。(無料掲載例L’OBS)。
(5)もう一方のPACSE(E)への「PACSを一方的に破棄する旨」の通知状(のコピー)
 と先方の(書留便)受け取り証明。サイトに文例あり。
 これは提出義務はないのかもしれません。別居期間が長い場合、先方がPACS締結時の住所から移転していて現住所不明もあり得ます。あるいは、TRIBUNAL D’INSTANCEでのPACS破棄手続き時点で「先方にも通知しなさいよ」なのかもしれません。その他の処理なのかもしれません。
 ご存知の読者がいましたら教えてください。

質問(2)
質問は省略しました。、nihonjinkai@free.frにメールをください。
滞在相談室 岡本宛て、を明記してください。
なお、上記質問(1)にも、補足的にお伝えしたいことがあります。

2018年9月8日 相談室  岡本宏嗣
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