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体験報告です。CAPを2012年に受けた者です。

2017年9月27日付ブログ記事「CAPの試験をCANDIDAT LIBREで受験しようと思っているのですが、、。」に体験報告します。
CAPを2012年に受けた者です。当時同じ質問をCAP 事務局にしたところ、フランスの国家資格なので、フランスのBAC相当のディプロムが必要という事で、日本の高卒資格は認められませんでした。他の外国人の方も皆さん一般教科を受験されていました。本業の試験とは別に、数学や理科などの一般教科が5科目位です。本当に簡単なので心配しなくて大丈夫ですよ。ただ問題文の内容が分かる程度のフランス語が必要になります。

お礼。体験報告コメントをお寄せいただき、ありがとうございました。報告内容は極めて明瞭。重ねてありがとうございました。


2017年9月28日  相談室  岡本宏嗣
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CAPの試験をCANDIDAT LIBREで受験しようと思っているのですが、、。

質問。CAPの試験をCandidat libreで受けようと思っています。そこで、Bac所持者でない者は学科の試験も受けないといけないのですが、日本の高卒はそれに相当するのでしょうか?
その職種の専門学校を日本で卒業していますが、これも有効なのでしょうか?
有効な場合、フランス語に翻訳した卒業証明書で足りるのでしょうか?

お答え・見立て。CAP(CERTIFICAT D’APTITUDE PROFESSIONNELLE)は、職業資格であること、受験者はNON-EUROPEENのCANDIDAT LIBREであること、この2点から、「高卒はBacに相当する」かどうかわかりません。日本の高校卒業証明、専門学校卒業証明を翻訳して提出し、判定を仰いでください。

2017年9月27日  滞在相談室  岡本宏嗣

報告。サラリエ滞在5年から10年カードの取得の報告です

初めてご連絡させていただきます。
いつもこちらの情報を参考にさせて頂いておりましたので、御礼を兼ねて私のケースを報告させて頂きます。
2012年にSalarieの身分を取得し、1年毎の滞在許可証を4回 更新した2016年にPrefectureの担当者に尋ねると、「来年(=5回目の更新)は10年カードの申請ができるよ」とのことでしたが、例の2016年11月施行の法律により、本当に10年カードがもらえるのか、4年有効のカードが出てしまうのでは?との危惧を感じておりました。
そして、先月の更新手続き当日「10年カードの申請がしたい」と担当者に申し出ると、過去の経歴を調べて「はい、申請資格はありますね。では書類を確認しましょう」となり、持参した書類も問題がなかったので、「10年カードが発行されますよ」とのことでした。これで、サラリエの身分でも、引き続き5年目の更新時には10年カードが出ることが分かりました。  ただ、頂いたレセピセ上にはその記載はなく、これまでの1年カードの更新時と同じ内容となっていますので、実際に10年カードを手にするまでは安心できませんが、、、
今年が運悪く4年目に当たった場合は、やはり4年もののカードが発行され、さらに4年が経過した後に10年カードの申請ができるようです。
また、求められた書類は、毎年の更新時に用意してきたものに加え、5年分のAvis d'ImpotとBailのみでした。5年分の給与明細や5年分のCarte de sejourのコピー、Contrat de travail等あらゆるものを持参しましたが、「不要」とのことでした。
ちなみにこれはパリでのケース、5年間同じ会社に所属しています。
以上、お役に立つかは分かりませんが、報告とさせていただきます。
報告にお礼。ありがとうございました。報告者Aさんの文面に「ただ、頂いたレセピセ上にはその記載はなく、これまでの1年カードの更新時と同じ内容となっていますので、実際に10年カードを手にするまでは安心できませんが、、、」とあります。これには「法改定されても10年カード¬=CARTE DE RESIDENT(CDR)の出し方が変わっていないな」の確認ができました。
パリの場合、その場で担当者から「CDRを出します」の「声」はあっても「紙」(レセピセ上の記載)はありません。担当者は調書のOBSERVATION(評価、判定)欄に「CDR FAVORABLE」(CDR発行は可)といった意を書き込んでSUPERIEUR(発給権限者)に回す、と見ています。数週間後に「新カードが出来たので引き取りに出頭されたし」のCONVOCATIONが届きますが(現在はSMS通知に変わりつつあるようです)、それにも「CDRを発行するので引き取りのこと」とは記されていません。                 「本当に10年カードが出るのでしょうか。1年の更新カードじゃないでしょうね」の不安の声が出たものでした。それで、CONVOCATIONを拝見すると、
「これは間違いなく10年カードが出ていますよ。TIMBRE FISCAL(印紙=発行税)の数字がCDRですから」と答えたものでした。但し、「これまでは」です。
最近、CARTE DE SEJOUR発行税の改定があり、一律に269ユーロ(ETUDIANTは除く)に統一されています。TIMBRE FISCALから判定ができません。現在は、それこそ「手にしてみないことには」になっています。
Aさんは「5年間同じ会社に所属しています」。極めて「職が安定」していますので、過去の発行例から見て、確実に手にすることができましょう。
貴重な体験報告、重ねてありがとうございました。

2017年9月27日  滞在相談室  担当  岡本宏嗣

報告。2回目の「VISITEUR滞在許可証」更新のトラブル報告です。

報告。
2016年の10月に、2回目のVisiteur更新書類を提出しました。
その後3ヶ月経っても音沙汰無く、直接出向き、レセピセ発行。
そしてその後3ヶ月も音沙汰無く又出向くと" 書類上に問題有り "と言われつつも何の問題かは説明無く、レセピセ発行。
そしてその後3ヶ月、つまり先月8月末に2回目のレセピセも切れそうになっても何も連絡無いのでメールで問い合わせた所、今年の4月の時点で " Votre dossier est classé sans suite " となってるので、改めて書類全部もって出直しとのこと。
何の不備も無く、去年の更新と同じ書類を出したはずなのに…?
とりあえず言われた通りにレセピセの切れる日に出向いて書類を出したところ、問題が見えました。
私は毎月日本からフランスの口座に平均1500€の収入送金があるので、フランスの口座の前年度分を全て提出しました。
しかし、受付の判断は、口座のSolde がVisiteurの基準のSMIC x 12ヶ月分無いから、相応のAttestation bancaire を出せとのこと。
普通に生活しているので、そんなSoldeはありません。
これには納得がいかず、去年はこの書類で更新したこと、夫も同じ条件・書類で既に数年問題無く更新していること、受付の論理が正しいのなら、私は自分の収入での生活が不可能となり、実質、SMIC x 24 無いといけない事になる。
しかし、受付では SMIC x 12の Attestation bancaire を新たに持ってこない限り不可、の一点張り。
争っても時間の無駄なので (典型的な最初から不機嫌なタイプの女性、人の話全く聞く気無し ) 、帰りました。
これでレセピセは切れたっきりになってしまったので、渋々ですが、言われた通りにSMIC x 12の Attestation Bancaire を日本から、翻訳なども含め3週間かけて取寄せ、本日出向いて提出したところ、今回の受付は本当にSympa な青年。終始笑顔で、世間話等しながら何の問題も無く書類受理。
その結果、数週間レセピセが切れた時間が出来たため、今回は "レセピセの更新" ではなく、 "新しいレセピセの発行" になるとのことで、6ヶ月のレセピセ(無料) を出してくれました。
Visiteur の特性上、Carte de séjour でも Récépissé でも実生活上では何の変わりもないので、今の所これで良しと思っています。
Attestation bancaire の基準に関してはウヤムヤになってしまいましが…        
以上、Visiteur 滞在の参考に役立てればと思い報告しました。

報告お礼。
体験報告ありがとうございます。VISITEUR滞在者には大いに参考になりましょう。同じ書類の提出が、前回の更新では問題なくパスし、今回は不備とされて補足書類の提出を請求された。巷間によく云われる「担当者によって判断が異なり、対応が違う」の典型ですね。このブログで、時折、常套句として書いています。「滞在許可証は「生き物です」。
ご報告、重ねてありがとうございました。

2017年9月27日  相談室  岡本宏嗣

労働許可が2回、却下され、パスポート・タロンの可能性を探っているのですが、、、。

質問。
以前、学生ビザからサラリエへの身分変更について質問させていただいた者です。
雇用主から飲食業従事者として労働ビザ申請の意思表示を受け、今年4月に学生ビザ満了で帰国してきました。
この度2度AUTORISATION DE TRAVAILが下りない事態となっています。エージェントが言うには、このような場合は過去の例から再申請を何度促されてもAUTORISATION DE TRAVAILが下りないケースが多いそうです。

そこでパスポートタロンの申請が可能かどうか、項目にある「芸術・文化活動従事者」に飲食業従事者は該当するのでしょうか? 
過去C&Tでは発給が無くなった経緯がありますが、今回も同様でしょうか?
別件ですが、ビザ取得に際し多くの方が仲介者(いわゆるエージェント)を使って申請をしているようですが、エージェントによって待機期間の長短、あるいは発給の有無が左右されることは実際にあり得ますか?
雇用主が依頼しているエージェントが信用できず、別のエージェントに依頼すればスムーズに進むのかと思い悩んでいます。


お答え・見立て。
質問文面によれば労働許可(AUTORISATION DE TRAVAIL 以下AT)申請が2度、却下されたようです。
ここでPASSEPORT TALENT(以下PT)を登場させてみます。PTは10項目ありますが、  そのうちSALARIE収入活動を認めている項目が6項目あります(6項目のうちの2項目は、SALARIE収入活動+自営業収入活動の双方を認めています)。そして、この6項目は、DIRECCTE-MOE(外国人労働管理局)でATを取り付ける必要がない(CESEDA外国人滞在管理法 L313-20条)に規定されています。
PTの前身ともいえるCOMPETENCES ET TALENTS(C&T)でも同様(DIRECCTE-MOE(外国人労働管理局)でAT取り付け不要)でしたが、これが「抜け道」となったのでしょう、C&T(SMIC―SALARIE)を多量に生むことになったようです。2012-3年には、SALARIE 活動にはC&Tが発給されなくなりました。当室のある相談者は、その過渡期に当たったのでしょう、「フランス領事館でC&T―VISAをもらったのですが、渡仏後PREFECTUREにC&T滞在許可証の申請をしたら、あなたの活動はC&Tとはいえない、単なるSALARIEです」とされて、P&T滞在許可証(3年もの)ではなくSALARIE滞在許可証(1年もの)に格下げされてしまいました」
要するにDIRECCTE-MOE(外国人労働管理局)から苦情が出たのでしょう。フランスの労働市場(求人・求職のバランス)を乱すだけでなく、雇用者の負担とされている外国人雇用税負担もないのですから、「大いなる抜け道」になってしまったことは容易に察せられます。
以上の経緯から、新設のPT(上述のように10項目中の6項目)では、DIRECCTE-MOEの意向を汲んでSALARIEのミニマヌ給与収入数字を高く設定しています。あるいは、フランスの労働市場には影響しない職種ジャンルに限定しています。
                             *
さて、PTはスタート(2016年11月)して日が浅いので、飲食業従事者が「芸術・文化活動従事者」に含まれるかどうか、許可例も却下例も知りません。
フランスではCULTURE CULINAIRE(食文化)は、ARTISTE(アーティスト)よりはARTISAN(職人)に分類されがちなので、P Tとは折り合いがよくないと見ています。PTの今後の推移を見守りましょう。

エージェントについては知識はありません。アドバイスができません。労働許可を得たこんなケースを当人から聞いたことがあります。
「僕は、CUISINIER(調理人)ですが、ジャンルはフレンチ。イタリアンもOKです。
ところがエージェントがフレンチ・イタリアンでは通りにくい。日本食のCUISINIERで申請してみよう。これが効いて労働許可が下りたと思っています。ジャンルは何であれ、CUISINIERにはちがいないのですから」
通り易いカタチでアプローチした、ということでしょうか。

2017年9月25日      滞在相談室    岡本宏嗣                      

以前、「PACSを解消してSALARIE滞在身分に変更できるものでしょうか?」という質問をした者です。そのPACSの解消が現実になったのですが、、。

質問。
以前、「PACSを解消してSALARIE滞在身分に変更できるものでしょうか?」という質問をした者です。
PACSパートナーと話し合いを続けてきたのですが、結局今月中に全て(共同名義の銀行口座やPACS契約)を解約する事になりました。2018年1月にVPFの更新のRDVがありますが、パートナーとの関係性は白紙になります。今持っているVPF滞在許可証は
今月末で切れ、2018年1月迄のレセピセを持っています。今後どの様な手順を踏むべきか、
ご教授下さい。ちなみに勤務先の会社との契約は、給与はSMICに毛が生えた位、CDI勤務5年(パート4年、サラリエ9カ月)、上司との関係は非常に良好です。2016年の税金はパートナーと共同で納めています。パートナーとは6年共同生活をしましたが市役所にconcubinageを申し出て5年を過ごし、PACS締結は2016年11月でした。
> 自分でシュミレーションしたのは以下の2方法です。
(1)今すぐシテ島のプレフェクチュールに行き、状況を説明し、サラリエに身分変更のRDVを取り付ける。
(2)1月のVPF更新のRDVに一人で出頭し、状況を説明し、指示を仰ぐ。
以上、よろしくお願い致します。

お答え・見立て。
そのシュミレーションでよいのではないでしょうか。
まず(1)でしょう。サラリエへの身分変更のRDVが取り付けられれば、一歩前進でしょう。
RDVは取り付けられず、2018年1月のVPF更新RDVの際に申し出なさい、とされれば
自ずから(2)になる(しかない)のではないでしょうか。

PACSを解消した理由を正確なフランス語で説明出来るようにしておきましょう。文書にしておくのもよいでしょう。
文面に、勤務先の「上司との関係は非常に良好です」とあります。その上司(あるいはより上位のSUPERIEUR)に「この外国人(質問者)は、当社には必要な人材です。引き続き、当社で勤務できるよう適切な措置をとっていただきたく、お願いいたします」といった意の一筆を書いてもらうのもプラス材料になるかもしれません。

2017年9月19日  滞在相談室  担当  岡本宏嗣



10年カードの申請に必要な給与収入の目安は?

質問。コンペタンス・タロンで約7年滞在した後、本日サラリエの申請をしてきました。 コンペタンス・タロンでは、最初の3年半はAUTO-ENTREPRENEUR、後半3年半はサラリエで働いてきました。6年であるべきところ、1年長いのは予約とか申請の待ち期間のためです。
サラリエの申請は問題なくでき、ダメもとで10年カードも申請できないかと聞いたら、担当者がコンペタンス・タロンのことを知らなかったこともあり、最初は可能だと言われたのですが、AUTO-ENTREPRENEUR時代のお給料がよくなかったので、結局申請できないと断られてしまいました。
その時にサラリエで10年カードを申請する場合のお給料の目安を教えてくれたのですが、よく聞き取れませんでした。最低いくら必要なのか目安があれば教えてください。31 000,00 €といっていたような気もしますが、もしかしてパスポート・タロンとおなじく35 526,40 € なのでしょうか? ちなみにパリ在住です。

お答え・見立て。
パリPREFECTURE DE POLICEの滞在許可証担当セクションで「10年カードを申請する場合のお給料の目安を教えてくれたのですが」とありますが、担当者によって、答えが違うのではないでしょうか。質問者が聞き取れなかった「目安」も「一つの答え方」と思います。
中断することなく連続して5年以上の滞在実績によるCARTE DE RESIDENT(CDR/通称10年カード)の発給は、CESEDA(外国人滞在管理法)L314-8条です。
この条項では、「過去5年間の収入の安定性」があります。文面に「AUTO-ENTREPRENEUR(AE)時代のお給料がよくなかったので結局申請できないと断られてしまいました。」とあります。
正確にいい直せばこうでしょう。
「AE時代の収入がよくないので過去5年間の収入に安定性を欠いています。CDRを申請してもパスしないでしょうから、CDR申請は受けません」。
「SMIC+α」レベルの給与から出発しても、過去5年間、確実にアップしている、勤務先も一貫して変わっていない。こういう申請内容であればCDRが発給される可能性は充分にありましょう。
PASSEPORT TALENT(10項目あり)のSALARIE項目(10項目中の第1項目)にある「SMICの2倍=35 526,40 €」という給与収入数字も一時的なものでは安定性を欠くとされかねません。
               
 *

昨年2016年3月にCESEDA(同上)の大幅改定があり、2016年11月から実施されています。この改定でCDR発給規定は変わっていませんが、4年を上限とするCARTE DE SEJOUR PLURIANNUELLE(複数年滞在許可証)が新設置されたことがあります。 これがCDRの発給にどう影響するかに注目しています。
昨年11月以降、これまでに「CDRはダメでした}の報告が複数件あります。
あるケースでは労働契約がCDDだったので「安定性を欠く」とされました。
また、あるケースでは過去5年間(5枚)のAVIS D’IMPOT(収入・納税証明)の中で、ある年度がダウンしているので「安定性を欠く」とされました。いずれも昨年11月以前でもあり得た判定といえます。
CARTE DE SEJOUR PLURIANNUELLE(同上)の新設置でCDRが出にくくなるのか。
「10年カードはそう簡単には出しませんよ。4年カードで充分でしょう」になっていくのか。
まだ事例数が不足していて確かな感触を得ていません。今後を注視しています。

2016年11月以降、とりわけ2017年に入ってからCESEDA(同)L314-8条の適用でCDRを取得された方がおられれば、ご報告いただけないでしょうか。大いに参考になります。よろしく、お待ちしています。

2017年9月17日  滞在相談室  岡本宏嗣

サラリエ滞在許可の更新中に勤務先の会社からリストラ勧告を受けたのですが、、、。

質問。現在、サラリエ滞在許可の更新中で、レセピセです。最近リストラの勧告を受けました。RUPTURE CONVENTIONNELLEです。これを受けた場合、サラリエ滞在許可証を更新できるのでしょうか。

お答え・見立て。
提出済の更新申請書類に不備がなければ、更新できるのではないでしょうか。
サラリエ滞在許可の更新手続きで、寛大な対応が二つあります。一つは産休(産前6週間・産後10週間。計16週間)です。
もう一つが、倒産、営業不振や部門縮小による人員削減で、通称LICENCIEMENT ECONOMIQUE(経済解雇)です。

まず、産休です。「産休中に更新手続きになってしまった」は更新トラブルになり得ません。

次に、LICENCIEMENT ECONOMIQUE(経済解雇)です。これも同様です。

RUPTURE CONVENTIONNELLEは、SALARIEとEMPLOYEUR(雇用者=会社側)の双方による「合意的な労働契約の破棄・解除」ということで、LICENCIEMENT ECONOMIQUE(経済解雇)の一方式です。
                      **
CESEDA(外国人滞在管理法)の改定で、上限4年ものの滞在許可証が発行されることになっています。
仮にですが、RUPTURE CONVENTIONNELLEで失業したことが捕捉されても、ミニマムで1年は更新されましょう。
さらに1年後の更新時に「まだ再就職先が見つかっていません」の場合は、改定法では、残存の失業手当受給期間まで滞在許可証が再延長される、と規定されています。
現行の失業関連規定では、失業手当受給期間は、失業保険を納めた期間に対応します。17か月納めたのであれば17か月の受給資格があります。但し 上限2年です(高齢者は別)。

以上のような諸事情から、更新はできるのではないでしょうか。

2017年9月11日  相談室  岡本宏嗣

017年8月31日付け「滞在許可証手続きでACTE DE NAISSANCEの提出を求められていますが、発行日の期限が記されていないのですが、、、。」に体験報告します。

体験報告。
私も許可証の更新の際に2014年発行の戸籍と法廷翻訳のコピーを毎年出していますが、何もいわれたことはありません。(今年もそれで大丈夫でした。)
戸籍や出生場所が年によって変わるはずがないので、使い回していいものだと思っていました。問題があれば、プレフェクチュールから連絡があるので、大丈夫だと思います。参考までに。

ご報告にお礼。ありがとうございました。まことに仰せのとおり、ACTE DE NAISSANCE(出生証明)の記載事項に変更は生じません。ACTE DE MARIAGE(結婚証明)は、古いものだとその後に離婚が生じ得る。同じ理屈で、ACTE DE DIVORCE(離婚証明)にはその後の再婚があり得る。ACTE DE NAISSANCE(出生証明)には、そうした変更の生じる余地がありません。ご報告、重ねてありがとう。

2017年9月9日  相談室  岡本宏嗣

プロフェッションリベラルからサラリエへの変更の可能性はありますか?

質問。
現在、学生からPLへ身分変更中(職業は翻訳通訳業)で、無事に手続きも済み、間もなくcarte de séjourがおりる予定です。そこで質問です。PLで活動しながら、もしやはりサラリエとして一つの企業で働きたいと思った場合、PLのビザの内容とつながりのある職業で、その企業が手続きをしてくれる場合は、サラリエに変更することは可能なのでしょうか?    このような事例を聞いたことがないので疑問に思い質問しました。
また、PLでありながら一つの企業にほぼ専属として働いた場合、更新の際に何か問題が生じるのでしょうか? こういった事例の情報があれば教えていただければ幸いです。

お答え・見立て。
後半の「PLでありながら一つの企業にほぼ専属として働いた場合、更新の際に何か問題が生じるのでしょうか?」から始めます。これは、かなりの確率でトラブル可能性があります。PLは複数多社(者)との仕事、取引が前提ですから、一社専属であれば「これは実質的にSALARIEではありませんか」とされるリスクがあります。却下となった実例もあります。                                      
 ところで、「これは実質的にSALARIEではありませんか」は、URSSAF(SECURITE SOCIALE=社会保障の負担金徴収公庫)の立場ですね。SALARIEとPLでは、URSSAFが徴収できる社会保障負担金のケタが違います。SALARIE は雇用者(会社)負担の割合が大きいのです。X社がAをSALARIEとして雇用するのではなく、PLとして仕事依頼することは「URSSAFへの社会保障負担金逃れ」と見なされかねません。              
一方、滞在許可証管轄窓口PREFECTUREはURSSAFとは別機構ですから「私の場合、一社専属の状態だったのですが、全く問題がありませんでした」もあり得ましょう。事実、その実例も多いのです。但し、2016年3月の法改定、そして同年11月からの改定法実施で、ENTREPRENEUR/PROFESSION LLIBERALEという新滞在身分が設置されました。これを機に、ENTREPRENEUR( COMMERCANT/ARTISANです。そもそも審査が厳しい領域です)と同様にPL審査も厳しくなっていますから、前段で触れたように「かなりの確率でトラブル可能性があります。」を繰り返しておきます。

次に、「PLからSALARIEへの変更」です。その前に。1社専属ではリスクが大きいことは上段で申し上げました。それでは、二社、三社、、、と増やして行こう、にはならない事情があるものとします。「SALARIEからPLへ変更」した実例は複数件ありますが、その逆の「PLかSALARIEに変更」した実例は1件(当相談室の範囲に限りますが)です。それも変則型です。 学生滞在のAさんは、学生アルバイトとしてB社で働いていました。学生アルバイトではなくSALARIEとしてフルタイム雇用しようの話しになって申請したのですが、却下となりました。それで止む無くPLに切り替えたのでした。B社は規模の大きい会社のようで、契約先の会計事務所の監査でクレームが出たといいます。そのクレームが「URSSAF逃れとされるリスクあり」だったかどうかは不明です。が、「却下はミス・ジャッジではないか。再申請してみよう」になって弁護士を立てて再申請したところ、今度はスンナリとパスしたということです。                                       
こうした変則型は有効な事例とはなり得ません。「サラリエに変更することは可能なのでしょうか?」には一般的な正型の答えが出せません。唯一、質問文面に「通訳翻訳業」とあるのが、業種としてプラス材料でしょう。労働市場(=求人・求職事情)に抵触しそうにありませんから。
それから、DIRECCTE-MOE(外国人労働管理)の審査を必要としない滞在カードPASSEPORT  TALENTの申請も検討してみてください。

2017年9月5日  相談室  担当  岡本宏嗣

VISITEURからPASSEPORT TALENTへの変更申請をしたのですが、、、。

質問。ヴィジターからパスポール・タランへの身分変更で申請したのが3月です。先週3度目のレセピセをもらいました。このようなケースの身分変更では時間がかかると聞いておりますが、催促のメール、電話など、出来るものはした方が良いのでしょうか?周囲のフランス人たちからそういわれておりますが、sous-prefecture に以前質問メールしたところ全く返答がなかったので諦めていたのですが。94県です。

お答え・見立て。
「先週3度目のレセピセをもらいました。」とありますから、正味6か月経過ですね。申請先が94県VAL- DE- MARNEですから、そんなところかなの印象です。PASSEPORT TALENTは新設の滞在許可証ですから、まだ軌道に乗っていないこともあり得ましょう。
もう少し待ってみますか。3度目のレセピセが切れる時期までウンスンがないとすれば、アクションを起こしてもよいかもしれません。申請書類が眠っていたり、行方不明になっていたり、はよくあることです。

2017年9月5日  相談室  岡本宏嗣



現在の学生の滞在身分をアーティストでの滞在に変更しようと思っていますが、、、。

現在の学生の滞在身分をアーティストでの滞在に変更しようと思っています。こちらでいくつか質問させて頂いたおかげで無事Entreprise individuelを設立し、MDAに登録することができました。
今回はこれから滞在身分の変更手続きをするにあたっての質問です。
(1)アトリエの住所がパリ郊外のため、設立したEntreprise individuelはパリ郊外の住所になっています。現在居住しているのはパリなのですが(滞在許可証の住所はパリです)手続きはパリ郊外で行うのでしょうか?
2)また、例えばパリで手続きする場合、必要書類はパリのprefectureのサイト上のListe de pièces pour un changement de statut étudiant à commerçantで間違いないでしょうか?
3)まだ会社を設立したばかりですので、売り上げも実績もありません。このような状態でも書類を揃えれば滞在身分の変更がパスする可能性はあるのでしょうか?
4)情報を集め始めたばかりでわからない事だらけです。私のようなケースでの注意点や、似たようなケースの情報が以前にあれば教えてください。

お答え・見立て。                                   
学生滞在からMAISON DES ARTISTES(MDA) 加入の美術系ARTISTEに滞在身分を変更したケースは数えきれませんが、ENTREPRISE INDIVIDUELLEを設立したケースは皆無です。通常はARTISTE AUTEUR登録です。ARTISTE(美術家) はMDAへ、AUTEUR(著作権の生じる文学、演劇、写真、映像、作曲・編曲、、、など)はAGESSAへ登録します。
質問に「Liste de pièces pour un changement de statut étudiant à commerçantで間違いないでしょうか」とありますが、ARTISTEはCOMMERCANT(商業者)ではありません。ARTISTEは税制上はBENEFICE NON COMMERCIAL(BNC/非商業収入)です。商業収入はBENEFICE INDUSTRIE COMMERCIAL (BIC/商工業収入)といいます。
滞在許可証での身分変更レヴェルでは、美術系ARTISTEはPROFESSION LIBERALE(PL)です。学生からPLへの滞在身分の変更です。
以上、前提が違っているので、関連の質問にもお答えしきれません。一つだけ、お答えします。滞在許可証の手続き(更新・身分変更)は居住地のPREFECTUREです。アトリエの所在地ではありません。

最後に。質問に「わからない事だらけです」とありますが、失礼ながら、その通りでしょう。REGIME SECURITE SOCIALE(SECU、社会保障)制度、REGIME FISCAL(税制度)、CESEDA(外国人滞在管理法)が、別々に存在しています。A手続きのためにはB手続きが必要、B手続きのためにはA手続きが必要。 鶏・卵、出口なしです。

当滞在相談室の利用をお勧めします。定期相談日 毎月第二木曜日、第四火曜日。要予約 01 4723 3358

2017年9月1日  相談室  岡本宏嗣
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