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当室からの報告です。滞在許可証「CARTE BLEUE EUROPEENNEが発行され得る給与数字」が改定されました。(当ブログ・ページを「大幅改定(その4))とします。)

当室からの報告です。滞在許可証CARTE BLEUE EUROPEENNE)は、SALARIE(E)として働くことのできる滞在許可証の一つです。滞在許可期間は3年。CDI(CONTRAT DE TRAVAIL INDETERMINE)には3年が発行されています。但し、給与額に条件があります。「SALAIRE BRUT MOYEN ANNUEL DE REFERENCE」という数字の1.5倍の給与額を持つCONTRAT DE TRAVAIL(労働契約)という条件です。その「SALAIRE BRUT MOYEN ANNUEL DE REFERENCE」が、2016年6月20日付内務省令(Arrêté du 20 juin 2016)で改定されました。
Arrêté du 20 juin 2016 relatif au montant du salaire brut moyen annuel de référence pour la délivrance de la carte de séjour temporaire portant la mention « carte bleue européenne »
carte bleue européenneが発行され得るSALAIRE BRUT MOYEN ANNUEL DE REFERENCE給与額に関する2016年6月20日付内務省令
Le montant du salaire brut moyen annuel de référence à prendre en compte pour l'application de l'article L. 313-10 (6°) du code de l'entrée et du séjour des étrangers et du droit d'asile s'élève à 35 891 €.               
外国人滞在管理法 L313-10-6°で規定したSALAIRE BRUT MOYEN ANNUEL DE REFERENCEを35891ユーロ(年額)とする。ちなみに、2015年5月29日付内務省令では、35554ユーロ(年額)。今回、この数字を年度改定したものです。

見立てです。CARTE BLEUE EUROPEENNEの発行条件はSALAIRE BRUT MOYEN ANNUEL DE REFERENCEの1.5倍です。
従って、単純計算すれば、年額53836ユーロです。同カードは日本の企業(フランス以外のEU企業含む)Aからフランス企業Bに経営幹部や高度専門職として在職する場合に利用されています。同じ3年もの滞在カードCOMPETENCES ET TALENTS(C&T)との比較から、どちらを選ぶべきか、の質問がしばしばあります。また、A社とB社がグループ企業の場合はSALARIE EN MISSION(同じく3年もの)滞在カードもあります。C&T、 S.MISSIONは2006年に設置、CARTE BLEUE EUROPEENNEは2011年に設置された滞在許可証です。ここでは、各カードの長所、短所には触れません。                                                              
留意したいのはここです。CARTE BLEUE EUROPEENNEは、省令文中にもあるように、CESEDAのARTICLE 313-10条第6項の規定です。そして、2016年3月7日付大幅改定法では、319―10条から抹消されています。「改定法の実施はこの秋以降の実施」とされていますので、それを裏付けている、と見ることも出来ましょう。なお、CARTE BLEUE EUROPEENNEは消滅していません。改定法では、新設313―20条「PASSEPORT TALENT」の第2項に登場しています。「PASSEPORT TALENT」は4年上限の滞在カードです。313-20条「PASSEPORT TALENT」の発行ケースは10項目あります。

1°MASTER以上のDIPLOME取得者のSALAIE申請が認められた場合。                      
2°CARTE BLEUE EUROPEENNE 
3°SALARIE EN MISSION                                                     
4°SCIENTIFIQUE-CHERCHEUR (研究者)                                              
5°会社設立事業者                                                          
6°技術革新を伴う事業者                                                       
7°事業投資家                                                              
8°企業経営幹部                                                             
9°PROFESSION ARTISTIQUE ET CULTURELLE(但し、SALARIE(E)としての職業活動)                        
10°(自然・社会・人文)科学・文学・芸術など知的活動、教育・スポーツ活動。

このブログ・パージを「大幅改定(4)」とします。

2016年6月30日  滞在相談室  担当  岡本宏嗣
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「家族呼び寄せビザ」とはどういうものですか?

質問。主人が2015年4月より労働ビザを取得しブルターニュで働いています。家族呼び寄せで、私もフランスへ行きたいのですが、このビザは主人渡仏後の18か月後から可能である、と在日フランス大使館のホームページで見ました。 そう計算すると、2016年10月から申請可能ということになりますね。
主人の勤務先の経営者が、住居地区管轄のOFⅡに申請するという考え方でいいのでしょうか。私自身も働きたいので、このビザを取得した場合、労働の制限などあるのでしょうか。

お答え。見立て。
「家族呼び寄せ」はフランス語でREGROUPEMENT FAMILIALといいます。「主人の勤務先の経営者」ではなく「主人(夫)が日本にいる妻を呼び寄せる」ということです。もちろん、書類作成などは「主人の勤務先の経営者」に手伝ってもらうことになりましょうが、呼び寄せ申請者(=DEMANDEUR)はご主人です。呼び寄せられる者(BENEFICIAIRE)は妻(ここでは質問者)です。子ども(18歳まで)も呼び寄せの対象になります。離ればなれになっている家族・ファミリー(FAMILLE)が再びグループ化する・合流する(REGROUPEEMENT)という意味です。住居地区管轄のOFⅡが申請先です。呼び寄せ申請者の収入、住居状況(住宅点検あり)に条件があります。分かりやすくいえば「妻子を呼び寄せて食べていける収入があるんでしょうね。部屋の広さは充分にあるんでしょうね」です。
REGROUPEMENT FAMILIAL VISAの取得者にはVIE PRIVEE ET FAMILIAという滞在許可証が発行されます。労働許可を含んだ滞在許可証です。自由に働くことができます。

2016年6月24日 滞在相談室  担当  岡本宏嗣

VIE PRIVEE ET FAMILIALE滞在許可証の取得について

質問。学生滞在が7年目を終わろうとしています。2015年11月に仏国籍者とPACSしたので、2016年10月に VPF滞在に変更する手続きのRDVを取りました。提出書類リストに
(1)Tous documents attestant d'une communaute de vie effective(avis d'imposition commune, facture de EDF avec 2 noms, attestation jointe a la carte vitale, releves bancaires ou postauc communs, etc...)
(2)Tout document justifiant d'une vie privee et familiale etablie en Franceとあります。

(1)について、連名の書類としては、EDFの連名請求書と共同で申告したavis d'imposition、市役所に届けたdecralation de vie communeしかありません。今の所、銀行口座とcarte vitale は別々です。私の書類の住所は全て彼の住所なのですが、上記以外は連名ではありません。書類としては不足でしょうか。
(2)について、具体的に何を指していますか?
パートナーとの同居期間は5年超になりますが、私は仕事もしているので職場でのcarte vitaleとmutuelleがあったので、彼の扶養には入りませんでした。生活費の負担を決めて、それぞれ自分の銀行口座から捻出しているので、共同口座はまだ作っていません。

お答え・見立て。(1)、(2)とあります。(3)、(4)があるのでしょうか。全体が見えないので、抜き書き部分だけ((としたら)では つかみにくいところがありますが、、、、、。例えば、PACSの場合、フランス国籍者のパートナーが同伴して、「確かに共同生活をしています」の旨のDECLARATION に署名するとかが、があります。よく見えないところはありますが、過去の事例から推測します。                                                   
(1)共同生活立証の書類としてはパスするのではないでしょうか。AVIS D’IMPOSITIONが連名であることは説得性が高い、と見ます。

(2)これがつかみにくい。推測です。(3)(4)に記載がなければ、質問者の場合はPACS証明(3か月以内の)ではないでしょうか。VIE PRIVEE ET FAMILIALEの発行は、CESEDA(外国人滞在管理法)L313-11に規定があって、11項目あります。つまり、L313-11-1°からL313-11-11°まであります。その内のL313-11-7°は「FORTE LIEN(強結び付きにある家族・人間関係)場合です。この「 7°」はPACSだけではありません。CONCUBINAGE(同居)もあります。孤独な生活をしている老人の介護で発行された例もあります。「あなたの場合のFORTE LIENは何ですか。それを証明しなさい」ということではないでしょうか。文面に同居期間は5年、とあります。これはFORTE LIENではないでしょうか。PACS証明に加えて5年間の共同生活を証明するものがあれば強い、と見ます。

2016年6月24日  滞在相談室  担当  岡本宏嗣

PACSが(ビジター・ビザ申請)の却下理由になることはあるのでしょうか。

質問。ビジター・ビザを取得し、渡仏後も(滞在許可証を)更新し、フランスに長期滞在したいと考えているのですが、PACSが(ビジター・ビザ申請)の却下理由になることはあるのでしょうか。(PACSパートナーは、日本国籍、滞在身分はSALARIEです。)
また6か月の保険をビジター・ビザ申請に使用すると、6か月の延長不可のビジター・ビザが発行される可能性が高いのでしょうか。

お答え・見立て。この質問者Aさんは、2回目の質問メールで、前回(2016年6月21日付け「日本に帰国後も、フランスで加入していた保険が有効かどうか。再渡仏を準備中です」)への補足質問と見ました。カッコ内の部分は、前回の質問文面から推測して補ったものです。間違って解釈していたら、再度、質問し直してください。

(1)日本人同士が結婚(MARIAGE)ではなく、日本の民法にはないPACSを交わしていること。「それがVISITEUR VISA申請が却下される理由になるのか」という問意であれば、「それはVISAを発給する在日フランス大使館にお問い合わせください」がお答えになりましょう。

(2)ATTESTATION DE DROITS A L’ASSURANCE MALADIEは、そもそもが6か月方式の証明書です。証明書の性質です。その点が考慮されなければ、Aさんの心配もないとはいえません。

2016年6月23日  滞在相談室  担当  岡本宏嗣

社会人研修ビザについて

質問。研修ビザの個人申請について教えていただきたいことがあります。現在学生ビザだったものを社会人研修ビザに切り替え、現地で就労(研修)したいと考えております。
現在会社を休職してフランスにきておりますので、研修協定ビザで就労したい旨を現在の日本勤務先に願い出るのですが、 その場合、研修ビザ手配を自分自身でする可能性が高く、 手順や必要書類について、
日本勤務先から現地採用先に対してしなくてはいけないこと、又は提出書類などありますでしょうか。
大変基本的なことで申し訳ないのですが、調べてもなかなか正確な情報が出てこず、ご連絡させていただきました。

お答え・見立て。
(1)LOI n°2016-274 du 7 mars 2016(2016年3月6日付法第274号)で、STAGIAIRE ETRANGERの規定が変わります。この変更は、今秋以降から実施するとされ、それまでは現行規定が有効とされています。ということで、現行規定の説明になります。手続きに時間がかかるため、現行規定での申請はもはや受理していない(かどうかは分かりませんが)、といった事情は考慮外とします。

(2)当室では、学生滞在からSTAGIAIRE PROFESSIONNEL(社会人の職業研修)滞在に、CHANGEMENT DE STATUTした実例がありません。この地フランスで申請して、日本に一時帰国し、日本でVISA DE STAGIAIRE(CESEDA 313-7-1)を受けて、再渡仏しています。CHANGEMENT DE STATUTが不可能とは見ませんが、過去に当室での事例はありません。

(3)現地採用先がパリであれば、DIRECCTEのUNITE TERRITORIALE DE PARIS-MOE(外国人労働管理局、パリ支局)で、必要書類一式を入手します。入手先は、21 rue Madeleine Vionet 93300 Aubervilliers
Accueil du public de 9h30 à 12h00 du lundi au vendredi.
とされています。

(4)確実に必要とされる書類は、CONVENTION DE STAGE SIGNEE PAR TRIPARTITE(三者署名のある協定書。複数部)です。三者とは、①在パリのSTAGIAIRE受入れ企業、②在日のSTAGIAIREを送り出す企業、③STAGIAIRE当人、です。 この他に、①による「①と②の関係(資本・営業・技術提携・人事交流、、、等の)の説明書」。②による「当社在籍の③を①に送り出して研修させる」旨の「派遣状」の提出を要求されましょう(省略されたケースもありますが)。研修期間は、12か月、延長申請して6か月。合計18か月が上限とされています。

(5)申請手順は、①が上記の外国人労働管理局に申請します。同局が認可印を押したCONVENTION DE STAGEが返送されて来ます。通常2部返送されて来ますので、その内の1部を入手して日本でのVISAの申請となります。以上は通常の手順です。

ここでは、CHANGEMENT DE STATUT(滞在身分の変更)ということなので、AUTORISATION DE TRAVAILでのCHANGEMENT DE STATUT(ETUDIANTからSALARIEへの変更)手続きと同様にPREFECTURE DE POLICEの学生センター(CENTRE DE RECEPTION DES ETUDIANTS ETRANGERS)になりましょう。ここでは受けない、直接DIRECCTE-MOE二申請せよ、とされることもあり得ましょう。また、CHANGEMENT DE STATUTではなく、通常の手順でせよ、とされることもあり得ましょう。

2016年6月21日  滞在相談室  担当  岡本宏嗣

日本に帰国後も、フランスで加入していた保険が有効かどうか。再渡仏を準備中です。 

質問。私は2012年から2015年末まで学生ビザでフランスに滞在していました。2013年夏からある職場で働き始め、2014年春にcarte vitaleが発行されました。ほぼその時期に私は職場を辞めました。Mutuelle については2014年の末に同居者のMutuelleに加入しています。そして2015年6月から10月頃まで職場に復帰しました(この間も給与からMutuelleが差し引かれています)。    2015年10月に同居者とPACSを交わし、2015年末、滞在許可証の期限を機に帰国しています。現在、手元にあるMutuelleのAttestation de tiers payant の有効期限は01/01/2016au31/12/2016です。ビジタービザで今年8月頃、再渡仏しようと思っているのですが、この Attestation de tiers payantはビザ申請に必要な渡仏日からフランス滞在をカバーする海外旅行保険として有効でしょうか。有効な場合、その期間は4か月程ですが、私のビジ タービザ更新時にも問題は無いでしょうか。また極端な話、パスポートだけで今年8月頃に渡仏しても私のcarte vitale, Mutuelleは最大3か月のフランス滞在中に使用できるのでしょうか。            
お答え・見立て。質問者Aさんの質問文面で、問題の核心から外れている部分を省略して掲載しています。           

(1)SECURITE SOCIALE,(社会保障・SECU)の中の主要保険である①ASSURANCE MALADIE(健康保険)は、通常、診療費の70%をカヴァーする主健康保険です。公共保険です。残りの30%は、自己負担になります。      

(2)30%の自己負担部分をカヴァーするのが②MUTUELLEです。民間保険です。補助健康保険、副健康保険といえましょう。

(3)以上から、問われるのは①ASSURANCE MALADIE(主健康保険)です。②MUTUELLE=補助健康保険は、基本的には任意保険です。Aさんのように会社組織などにSALARIE(E)として勤務している場合は、SALARIE(E)(=社員・従業員)をMUTUELLEに加入させる義務が雇用者(会社側)にありますが、自営業者(例えばPROFESSION LIBERALE)には任意です。「医者にかかることも少ないし、70%の払い戻しだけで充分。MUTUELLE保険料まで払いたくないなー。MUTUELLE加入はヤメテおこう」が通用します。もちろん、Aさんが①を提示した上で、合わせて②MUTUELLE有効証書(ATTESTATION DE TIERS PAYANT)も提示することは「保険がしっかりしている」ことにはなり、諸手続きではプラス要素ではありましょう (後述(5)を参照してください)。

(4)①ASSURANCE MALADIE(健康保険)の有効性は、ATTESTATION DE DROITS A L’ASSURANCE MALADIE(以下ATTESTATION)で証明します。Aさんの文面に2015年6月から10月頃まで給与労働をしていたとありますので、Aさん自身のASSURANCE MALADIEが有効でしょう。ところで、ATTESTATIONは「6か月方式」の証明書です。本日2016年6月21日にサイトで出せば、2016年12月21日までの「6か月」証明になります。 2016年12月21日に出せば2017年6月21日までの証明です。「6か月方式」は証明書の性質です。ということで、提出直前に用意するのが賢明でしょう。

(5)MUTUELLEは、1年ごとの更新です。質問者Aさん自身のMUTUELLEが年度末に無効になってもPACSパートナー(PACSIER)BさんのMUTUELLEが有効であれば、Aさん名義のATTESTATION DE TIERS PAYANTが保険会社より発行されます。

(6)最大3か月のフランス滞在中に使用できるのでしょうか。                            
有効な滞在許可証の提示を求められなければ、です。

2016年6月21日  滞在相談室  担当  岡本宏嗣

学生ビザで渡仏後、運良くすぐにアルバイト先を見つけましたが、、、。

質問。 学生ビザで渡仏後、運良くすぐにアルバイト先を見つけましたが、移民局での手続きが終了しておりません。この場合手続きが終了するまでは労働契約を結んで働き出すことはできないのでしょうか。
お答え・見立て。タテマエからいえば「移民局での手続きが終了してから」でしょう。学生の年間上限964時間労働は、雇用者によるDECLARATION(届け出)です。許認可を仰ぐDEMANDE(申請)ではありません。ということで、実務上の問題になりましょう。DECLARATION D’EMBAUCHE D’UN SALARIE ETRANGER TITULSAIRE DE LA CARTE DE SEJOUR TEMPORAIRE LA MENTION ETUDIANTという申告用紙があります。サイトで出せます。   この用紙には、学生滞在許可証の番号を記入する欄があります。また学生滞在許可証のコピーを同封のこと、とされています。この欄にVISA番号を記入し、VISAのコピーを同封して送付し、「これは不備です」の答えが返ってくるかどうか、になりましょう。学生の就労は許認可制ではなくDECLARATION(届け出)方式ということです。

2016年6月18日  滞在相談室  担当  岡本宏嗣

COMPETENCES ET TALENTS(C&T)は、LOI n°2016-274 du 7 mars 2016 - art. 20:(2016年3月7日付法第274号20条で廃止(ABROGE)されました。(大幅改定その3)

当室からの報告です。2016年3月7日付法第274号の第20条で、C&T条項が廃止(ABROGE)されることを確認しました。これまで「大幅改定」に関連する説明では触れていなかったことなので、ここに確認いたします。また「今回の大幅改定にも関わらず、C&Tは今後も残る」といった意の
説明をしていたとしたら、それは訂正し説明の不手際をお詫びします。                 

*                                     
Abrogé par LOI n°2016-274 du 7 mars 2016 - art. 20( 2016年3月7日付法第274号の第20条で、C&T条項を削除)。また、同法では、滞在許可証passeport  talent(パスポート・タラン・4年もの)を新設置しています。C&Tは、新設の滞在許可証passeport  talent(パスポート・タラン・4年もの)に吸収される、と見てよいでしょう。法文では以下のようです。                La carte de séjour pluriannuelle portant  la mention “passeport talent”  (複数年の滞在許可証passeport  talent(パスポート・タラン)を設置する。                
« Art. L. 313-20. - La carte de séjour pluriannuelle portant la mention “passeport talent”, d’une durée maximale de quatre ans, est délivrée, dès sa première admission au séjour :(滞在許可証パスポート・タランは、初回発行時には最長で4年の滞在期間とする)。
passeport  talent(パスポート・タラン)が、どういうケースに発行されるのか、それについては、稿を改めて。             いずれにしても、同法の実施は今秋に出る予定の政令(DECRET)で定める、としています。

2016年6月Ⅰ6日  滞在相談室  担当  岡本宏嗣

連絡。2016年6月Ⅰ6日付けで「日本の口座の確定申告」について質問された方へ。

連絡です。「日本の口座の確定申告」について質問された方は、okamoto@nihonjinkai.frへメールをください。ブログ公開は避けたいと思います。


2016年6月Ⅰ6日  相談室  岡本宏嗣

報告投稿「2016年6月9日付けブログ記事「CFEについて」に、ご参考までに。」(報告者), 「引き続き、CFE経験者の報告をお願いします」(相談室)               

報告。CFEについて、ご参考までに。http://www.auto-entrepreneur.fr/regime-fiscal/cotisation-fonciere-des-entreprises-cfe/index.html
それにしても「最少額67ユーロ(記憶によれば)がほとんど」とは驚きました。パリのケースでしょうか?私は大した収入もありませんが435ユーロ支払いました。
                *
報告ありがとうございます。大いに参考になります。引き続き、体験された方の報告お願いします。    
ところで2016年6月9日付けブログ「CFEについて」に「最少額67ユーロ(記憶によれば)がほとんど」と記しました。ほとんどといっても2-3件(これも記憶によればですが)です。この2-3件は,   CFEがそもそもの相談テーマではなく、周辺のこととして触れたのでした。相談者も70ユーロ前後のことなので、目くじら立てることもない、ということですね。その内の1件はコピ-をもらった記憶があるので、捜したところ出てきました。CFE税務書類(AVIS D-IMPOT)のポイントは, VALEUR LOCATIVE(物件評価額。税務局の台帳による)、BASE D ‘ IMPOSITION(税額算出のためのベース数字)、REDUCTION(諸控除)、TAUX(課税率)といった地方・地域によって異なる諸指諸数字です。一方、税金を支払う方は「いくら払え」の「税額数字」にしか関心がないのが通常でしょう。当然です。さて、話しを元に戻します。残念ながら、捜し出したコピーは,指標諸数字が載っているAVIS D ’ IMPOTではなく、未払いによる督促状でした。税額は67ユーロ(記憶どおりでした)、未払い遅滞額(5%)が3ユーロ、合わせて70ユーロを支払いなさい、でした。

いずれにせよ、この税額がCotisation minimaleであることは確かでしょう。
Lorsque la valeur locative est très faible, une cotisation forfaitaire minimum est établie à partir d'une base dont le montant est fixé par délibération de la commune ou de l'EPCI concerné.(物件評価額が極端に低い場合は、ミニマム税額を課すことがある。それは地方・地域、公共施設であるかどうか、などによって異なる。(ここで、FORFAITAIREというのは、指標数字を駆使して税額を算出するのではなく、定額数字のことです。UNE COTISATION FORFAITARE MINIMUMUは、定額ミニマム税でしょう。
報告文面に「私は大した収入もありませんが435ユーロ支払いました」とあります。「大した収入」は不明ですが、チョット高いという印象です。税務局に問い合わせてみたらいかがでしょうか。間違いでなかったとしても「そいうことか」と納得できると思います。                                                     それでは、報告に重ねて感謝します。そして引き続きCFE体験(の読者がいればですが)の報告、お願いします。

2016年6月15日  滞在相談室  岡本宏嗣

配偶者のSECU加入申請について質問します。

質問。配偶者のsecu加入申請について質問します。下記の状況の場合、 現行では、妻本人がSECU加入申請を行うという事でよろしいでしょうか。
また、妻本人がSECU番号を持った場合、社会保障費用の支払は どうなるのでしょうか。
日系企業の駐在員(私・夫)とその配偶者
・私(夫)のSECUは現在加入申請中で、まだSECU番号、およびCARTE VITALEWはない
・妻は無職、SECUは未申請
・銀行口座は夫婦兼用
当初、私がSECU番号を取得してから妻の分をayant doitとして申請しようと考えておりました。
しかし、ayant doitが廃止され、l'assurance maladieのページを読んでも、このようなケースではどうなるか、はっきりいたしません。

お答え・見立て。
(ここでは私(夫)) のSECU加入申請中とあります。これはどのような「経路」で申請しているのでしょうか。日系企業駐在員の場合、日仏社会保障協定(第六条)を適用させ、5年を越えない範囲でフランスのSECU制度には加入しない(日本の制度を継続)のが通常です。但し、これは「例外規定」です。「本来はフランスのSECU に加入しなければならないが、5年上限で日本の制度に留まることが出来る」ということです。質問者の場合は、「本来規定を適用している」ということでしょうか。そうであれば、現地フランスの駐在先(の会計)がURSSAF/SECUに加入手続きを進めていましょう。これが質問者の場合の加入申請「経路」になりましょう。SECU番号(終身番号です)、CARTE VITALEが発行されたら、居住地管轄のCPAM(ASSURANCE MALADIE公庫)で配偶者(妻)の加入手続きをすることになりましょう。その加入手続きは、2015年まではAYANT DROIT(扶養家族)とされていましたが、2016年からは独立人格として加入することになった、ということでしょう。       AYANT DROITが改定されたことを知らずにCPAMに行ったところ「AYANT DROITはなくなりました。これに書いて提出してください」とされたのが、DEMANDE D’AFFILIATION AU REGIME GENERAL SUR CRITERE DE RESIDENCEという申請書式です。この書式はサイトでも出せましょう。なお、配偶者(妻)は無収入なのですから、保険料は発生しないでしょう。廃止というよりシステムの組み換えでしょう。

2016年6月14日  滞在相談室  担当 岡本宏嗣

連絡です。病院について問い合わせられた方へ連絡します。

連絡。病院について問い合わせられた方へ連絡です。特定の病院(医師含む)の紹介は公開ブログでは控えたいと思います。
okamoto@nihonjinkai.frへメールをください。

2016年6月14日 滞在相談室  担当  岡本宏嗣

フランスでの就労に関して 続③の質問です。

質問。就労に関して前回質問したものです。雇用者側が届け出るということは分かりました。提出書類の中にOFⅡ(移民局)で 発行されたシールなどとありましたが、私の渡航期間がギリギリ6か月未満になるので、フランス大使館でOFⅡの申請はいらないと言われました。この場合で も就労可能でしょうか? 雇用者側が申請するということは、私が何か申請する必要は無いということですね?

お答え・見立て。「学生VISA,6か月滞在予定」の質問者でしたね。「OFⅡでの手続き」が省略されているのであれば、在日フランス大使館発行のVISAのコピーだけになりましょう。年間964時間労働が認められていますので、質問者の場合は、その半分の482時間になりましょう。「雇用者側のDECLARATION(通知・通告」です。

2016年6月14日  滞在相談室  岡本宏嗣

「FEUILLE DE SOINSの正しい使い方を教えてください。」-CARTE VITALE PRISE EN CHARGES方式などに触れつつ、、。 

質問。1か月前に「家族呼び寄せ」ビザで1歳の子供と私(妻)でパリへ来ました。
子供の予防接種等を受けなくてはいけないので、着いてすぐにSECURITE SOCIALEへ行き、夫のCARTE VITALEに登録してもらいに行きましたが、カードが届くまで3か月かかるといわれました。
それまではFEUILLE DE SOINSをもらってといわれました。                                     
実際に小児科へ行って用紙をもらい、病院が記入する所に記入してもらって夫のCARTE VITALEの番号を書いてからSECURITE SOCIALElに郵送しましたが、もしかしたらカードが届いてから新しい番号を書いて送らなくてはいけなかったのではないかと心配になりました。
もう2回の受診と薬代も入っているので、結構な値段を支払ってしまいました。 FEUILLE DE SOINSの正しい使い方を教えていただきたいです。

お答え・見立て。文面を読む限り、現状ではその処理でよいでしょう。そして、FEUILLE DE SOINSについては「正しい使い方」をしているのではないでしょうか。              
(1)質問者家族のSECURITE SOCIALE(社会保障、以下SECU)-ここではSECUの中の主要保険であるASSURANCE MALADIE MATERNITE(健康保険。以下ASSURANCE MALADIE)事情を文面から推して整理すると、こうなりましょう。              

(A)―父親(夫)です。SECU番号(終身番号です)を持ち、CARTE VITALE(以下、CV)を持っている。ASSURANCE MALADIEではASSURE(被保険者)になります。診療費・投薬費など医療出費の払い戻しの請求権利者で、払い戻される受益者でもあります。 (B)―母親(妻)=ここでの質問者。SECU番号(終身番号)が未得、従ってCVが未発行。現在、ASSUREE(被保険者)となるために申請中。                                                    
(C)―ここでは1歳児。未成年児(18歳まで)はAYANT DROIT(扶養家族)となります。「着いてすぐにSECURITE SOCIALEへ行き」(正確にはSECUのCPAMという事務所です)とありますから、その際に(A)のAYANT DROIT(扶養家族)としての登録手続きを済ませていると見ます。                                           
質問者家庭のSECU-ASSURANNCE MALADIE登録事情は、以上のように、整理されましょう。                                                                    
さて、現時点では、(C)の受診出費はASSUREである(A)が請求者です。(A)の銀行口座に払い戻されます。 (B)がSECU番号(終身番号です)を取得、CVも発行されてASSUREEになれば、(C)は(B)のAYANT DROIT(扶養家族)にもなり得ます。(C)の受診費用の払い戻し請求は、(A)のSECU番号もしくは(B)のSECU番号、どちらでもよいことになりましょう。現時点では(A)のみがASSURE ということです。ちなみに、2015年までは、(B)もフランス到着時点では(A)のAYANT DROITとしての登録だったのですが、2016年からASSURE(E)登録に代わりました。制度が改定されたのです。2016年、つまり今年のⅠ月からです。改定されて未だ日が浅い時期にいる、ことは知っておきましょう。事務処理の混乱などありがちなので。                                               
(2)FEUILLE DE SOINSとCARTE VITALE                                            
INTERNETでの処理が普及する以前は、もっぱらFEUILLE DE SOINS方式でした。FEUILLE DE SOINSは、医療施設(病院・開業医など)が出す「診療費の領収証」です。同時に「保険公庫(CPAM)への払い戻し請求書」でもあります。質問者家庭の現状ではFEUILLE DE SOINSで払い戻しを請求する場合は、請求資格者=ASSURE(E)は、(A)であり、(A)の(SECU番号)のみです。そして、診療受診者(PATIENT(E))が(A)のAYANT DROITである(C)という関係です。

(3)CARTE VITALEは、FEUILLE DE SOINSに代わる処理方式です。INTERNETで「保険公庫(CPAM)」に直接つなぎ、同公庫からASSURE(E)の口座に払い戻し額が振り込まれます。 個人開業医の場合はCARTE VITALE方式=INTERNETによる処理,の導入が遅れていました。私(岡本です)のなじみの個人開業歯科医は長らくFEUILLE DE SOINS方式にこだわっていましたが、最近ようやくCARTE VITALE方式を導入しました。同医師によると「いついつまでに、の期限付きでCV処理方式の導入が義務化」された」とのことでした。もちろん、FEUILLE DE SOINS方式もまだ生きています。 「CARTE VITALE?持っていません」。「紛失くしました。再発行手続き?面倒ですね」というPATIEN(受診者)だっていましょう。なお、C V方式であれ、FEUILLE DE SOINS方式であれ、「診療費額」、そしてその「払い戻し率・払い戻し額」に「差」があるわけではありません。CPAM側の払い戻し処理に「時間差」は出てきましょうが。

(4)公立病院ではCVによるPRISE EN CHARGES方式が主流になっています。ここが一番のポイントでしょう。PRISE EN CHARGES方式というのは、CVを提示することによって、病院会計とCPAM(払い戻し公庫)が決済するシステムです。SECU(=ASSURANCE MALADIE)がカヴァーする70%は、PRISE EN CHARGES方式で処理されますから、病院会計窓口では当人負担の30%をだけを支払うことになります。MUTUELLEに加入していれば、30%部分もインターネットで処理される場合もあります。この場合は、会計窓口のPRISE EN CHARGES処理が100%になり、診療費請求額・支払い額はゼロになります。投薬代についても同じです。PHARMACIE(薬局)によっては、SECU(ASSURANCE MALADIE)負担部分、MUTUELLE負担部分の双方をインターネット処理し、1ユーロも払わないで済む、そういうPRISE EN CHARGES方式のPHARMACIE(薬局)が増えています。各種の検査や医療撮影などを担当するLABO(各種検査・分析所)もPRISE EN CHARGES方式での処理が多くなっています。
                                *
診療費の払い戻し方法には、①FEUILLE DE SOINS方式、②CV方式、③CV-PRISE EN CHARGES方式(70%もしくは100%)があることになります。①②はとりあえず診療費100を支払い、後から70(通常診療の場合の上限)が払い戻される方式で、REMBROUSEMENT方式と呼ばれます。①②はREMBROUSEMENT方式。③はPRISE EN CHARGES方式です。②と③を混同しないように。

2016年6月12日  滞在相談室  担当  岡本宏嗣

連絡です。質問はコメント欄にどうぞ書いてください。質問欄は設定されていないようです。質問(コメント欄に記入です)には、毎週火曜日、木曜日(但し、第2木曜日、第4火曜日は除きます)にお答えします。「一向に回答がない、遅すぎるのでは、忘れているのでは」の場合は、再質問(コメント欄です)してください。 

先日こちらのコメント欄にて質問をさせて頂いた者です。
相変わらず他の方のように質問を書き込む正式な欄が分からず、コメント欄で申し訳ありません・・・。コメント欄が非表示のため確かではないのですが、コメント数が「3」とあるのはもしかして私への返答を頂けたのかなと思い、ご連絡させて頂きました。  
お手数おかけして申し訳ありませんが、改めて質問を投稿する方法または直接のお返事を頂けると幸いです。宜しくお願い致します。

連絡です。質問は「コメント欄」に書いてください。他人事のようなものいいですが、このブログには「質問欄」は設定されていないようです。質問(コメント欄に記入です)には、毎週火曜日、木曜日にお答えします。但し、第2木曜日、第4火曜日は直接面談による定期相談室なのでお答えできないことが多いと思います。「一向に回答がない、遅すぎるのでは、忘れられたのでは」の場合は、再質問(コメント欄です)してください。

2016年6月9日 滞在相談室  岡本宏嗣 

CFEについての質問です。

質問。CFEについてです。2016年に支払う分は2016年のactivitéに対してではなく、2015年に対して支払うのでしょうか。
2015年まではPLで,2016年からはAuto-entrepreneurとintérimaireとして働いています。
CFEのデクラレの欄にAssurez-vous de manière régulière une activité salariée?とあるのでこれが自分に関係あるのかどうかよくわかりません。

お答え・見立て。CFEについては(当室担当の'岡本は)実際に支払った経験がないので、常識的なことしか知りません。

(1)CFEは、COTISATION FONCIERE DES ENTREPRISESの略称。職業空間税(のようなもの)でしょう。TAXE D’HABITATIONが住居空間税、CFEが職業空間税と理解して、さほどに見当違いではないと見ます。        

(2)CFEはその年度のⅠ月1日時点で職業活動をしている法人組織(会社など)、個人自営業者の職業空間に課せられます。個人自営業者で自宅の一部を仕事場としている場合も、その仕事場面積に課せられています。但し、MAISON DES ARTISTES加入のARTISTE(美術家)は、免除(EXONERATION)されています(フランス税法CODE GENERAL DES IMPOTS第1460条)。この他にもいくつかの免除ケースはあります。

(3)CFEの支払い期限日はその年度の12月15日とされています。TAXE D’HABITATIONがその年度のⅠ月1日にその住居に居住していること、その支払い期限日がその年度の11月15日(通常は)であること、と相似していましょう。

(4)その年度に新規に事業活動を始めた(起業年)場合は、その年度にはCFEが課されません。但し、次年度には課されます。次年度からの税額を算定するために、その年度(起業年)の12月31日までにDECLARATION(申告用紙1447-C-SD)をします。次年度に課されるCFEは、50%割引(REDUCTION)とされています。

(5)2016年度からCFE DECLARATION ANUELLE(年度申告)はない、とされています。CFEは職業空間に課せられるもの、職業収入数字に課せられるものではありません。但し、職業収入数字の高低による割引制度はありましょう。これは、所得申告2042 C PRO(提出期限はEN PAPIERでは2016年5月18日締切りでした)での申告数字が採用されると見ています。営業所(自宅の住所含む)などに変更があった場合は、5月3日までに届け出れば(申告用紙déclaration 1447-M、当年度CFE(12月15日支払い期限)に反映される、とあります。

(6)CFEはすべてインタネット処理とされていますが、「どうもよく分からない」で,直接、税務局にかけ込んで処理した例も少なからずあります。

(7)当室相談者複数の2015年度「CFE― AVIS D’IMPOSITION 」(2015年12月15日支払い期限)を見ていますが、最少額67ユーロ(記憶によれば)がほとんどでした。その内の一人はMAISON DES ARTISTES登録のARTISTEで、フランス税法CODE GENERAL DES IMPOTS第1460条の適用により免除(EXONERATION)になるハズ、と税務局に押し返しているところです。年額67ユーロ(同とはいえ、押し返しておかないと毎年、自動的に請求が来ますからね。

最後です。Assurez-vous de manière régulière une activité salariée?は、前後文脈がないので、わかりません。
CFEが、非給与収入職業(NON-SALAIRE)を対象にしたものであることは確かです。会社などに勤務しして①給与収入があり、そのかたわら②非給与活動(例:AUTO ENTREPRENEUR)もしている場合、CFEは②にのみ関わることです。

2016年6月9日 滞在相談室  担当  岡本宏嗣

A国籍者と婚姻予定です。婚姻後の滞在身分の変更について 

質問。この度A国籍者と結婚、フランスに滞在予定です。Aは今回、滞在許可証の更新で初めて10年カードを申請し、先日郵送で convocationを受け取りました。 一方、私は2012年から学生ビザで滞在しており、Aと1年数か月の同居生活を経て、去年10月PACS締結しました。その後、滞在許可証の更新時に配偶者滞在への変更を希望しましたが、外国人同士の場合は3年の共同生活が必要だといわれたので、去年2015年12月に帰国してお ります。
私はビジタービザを取得し今年9月頃に渡仏、結婚(Aのビザ申請予約日前)しようと考えています。その後、ビジター滞在許可証の更新時にはAは10年ビザを既に取得していると思われます(許可されていればですが)。
ここで質問です。私たちの場合、ビジター滞在を何年消化すれば、就労可な配偶者滞在に変更の申請ができるのでしょうか。
また、フランスに長期滞在していたことを証明する共同名義の書類があれば、ビジター滞在から就労可配偶者滞在への変更が可能だと聞きましたが、実際どうなのでしょうか。

お答え・見立て。
(1)「私(たち)の場合、ビジター滞在を何年消化すれば、就労可能な配偶者滞在許可証に変更申請ができるのでしょうか」とあります。ここでいう配偶者滞在許可証とはVIE PRIVEE ET FAMILIALE(VPF)です。労働、職業活動の権利ということでは、CARTE DE RESIDENT(10年カード)と同じです。労働、職業活動面では、10年カードはフランス国籍者(EU加盟国国籍者含む)と同じです。VPFは10年カードの1年版といえましょう。

(2)外国人同士のカップルの場合、一方の配偶者がVISITEUR滞在の場合「O年滞在を消化したらVRFを発行する」という「O年滞在消化規定」はありません。CESEDA(外国人滞在管理法)という法典(CODE)のL313-11条-7項が適用条項ですが、極めてアイマイな表現に終始しています。滞在許可証窓口の裁量次第ということでしょう。法的な裏付けがないので、3年なのか、5年なのか、アテにならない、と踏むべきでしょう。                                                                   
(3)代わって登場するのがREGROUPEMENT FAMILIAL(家族呼び寄せ)です。こちらは極めて明瞭です。RF申請からVPFを手にするまで6-8か月はかかりますが、確実にVPFが発行されます。また、もう一方の配偶者が10年カードを所持している場合は、VRF滞在を3年消化した4年目に10年カードが申請取得できます。その法的な裏付けは、以下です。

CESEDA L314-9 La carte de résident peut être accordée (以下の場合に10年カードが発行されうる):。
1° Au conjoint et aux enfants dans l'année qui suit leur dix-huitième anniversaire ou entrant dans les prévisions de l'article L. 311-3, d'un étranger titulaire de la carte de résident, qui ont été autorisés à séjourner en France au titre du regroupement familial dans les conditions prévues au livre IV et qui justifient d'une résidence non interrompue, conforme aux lois et règlements en vigueur, d'au moins trois années en France (一方の配偶者が10年カードを所持している場合。もう一方の配偶者がRF手続きでVPFを所持していれば、VRF滞在3年消化(の4年目に)後に、10年カードが発行される。

規定のない領域、アイマイな領域は避けることをお勧めします。

2016年6月6日  滞在相談室  担当  岡本宏嗣

2016年5月31日付「フランスでの結婚 フランスでの就労」に(続)質問です。

質問。さらに追加で詳細伺いします。「学生ビザで就労する場合は雇用者がPREFECTUREに届出ます。届 け出のフォームもネットで出せます】との事ですが。このフォームがネットで探しても分からなかったのですが、どこにあるかご存知でしょうか?

お答え。届け出先は、雇用者(会社)の住所がパリであれば、パリのPREFECTURE DE POLICEになります。つまり、PREFECTURE DE POLICEのHPにあります。「DECLARATION D’EMBAUCHE D’UN SALARIE ETRANGER TITULAIRE DE LA CARTE DE SEJOUR TEMPORAIRE PORTANT LA MENTION ETUDIANT」というフォームです。この届け出は雇用者(会社)側が行うものです。就労する学生滞在者がするものではありません。学生滞在者はパスポート上の身分事項のページ、事前に取得して来たVISA、渡仏後にOFII(移民局)で発行されたシール(VIGNETTE)などのコピーを会社側に提出します。会社側は、①会社の諸登録番号②雇用する学生の諸事項③雇用条件(職種、雇用期間、労働時間、給与など)を申請用紙(フォーム)に記入して届け出ます。繰り返します。この届け出は、雇用者(会社)側が行うものです。就労する学生滞在者がするものではありません。

2016年6月6日 滞竿相談室  担当  岡本宏嗣

ビザ申請に必要な住居提供者の身分証明書について

質問。フランスのビザ申請に必要な住居提供者の身分証明書のコピーですが、パスポートでよいのでしょうか? フランスでは"carte nationale d'identité"が身分証明書となり、パスポートは身分証としては機能しない、とどこかで読んだ記憶があるのですが、、。調べて見ましたが、参考に なる記事がありません。宜しくお願いいたします。

お答え・見立て。PIECE D’IDENTITE(身分証明証証)についてSRERVICE PUBLIC(政府公報)にこうあります。

Sont considérés comme pièces d'identité les documents suivants (以下のものを有効な:身分証明書とする。
Pour une personne physique (個人の場合)

(1)carte d'identité française en cours de validité(有効期間中のフランス国民証明証)
 外国人(非フランス国籍者)の場合は(1)に代わるものとして(4)

(2)passeport français ou étranger en cours de validité(有効期間中のフランスあるいは外国のパスポート)

(3)permis de conduire français ou étranger(フランスのあるいは外国の運転免許証)

(4) 外国人(非フランス国籍者)は上記(1)に代わるものとして、                          
 carte de séjour temporaire, carte de résident, certificat de résidence de ressortissant algérien, carte de ressortissant d'un état membre de l'union européenne ou l'espace économique européen, en cours de validité
  
 いずれも「顔フォト付きの証明証」です。当たり前のことですが、顔フォト付きのものでないと当人証明になりません。
 また、顔付きであってもNAVIGO、 CARTE VITALEは生年月日の記載がないので、身分証明証に認定されていません。

 以上から、フランス人(フランス国籍者)は、(1)、(2、)(3の‘いずれか)、外国人(非フランス国籍者)は (2)、(3)、(4)のいずれか、になりましょう。外国人(非フランス国籍者)の場合、PIECE D’IDENTITE(身分証明証証)=(4)ではありません。

2016年5月31日  滞在相談室  担当  岡本宏嗣

フランスでの結婚 フランスでの就労に関しての質問です

質問。2016年、7月から12月末まで学生ビザで渡仏予定です。
①同じタイミングでワーキングホリデーで渡仏する方と、フランス滞在中にフランスで日本式で婚姻届を出したいと考えているのですが、そうした場合、婚姻以外に、ビザやパスポートの内容を切り替える事は必須になりますでしょうか?婚姻以外の変更をしない場合、どういったデメリットが起こりうるで しょうか?                 
②学生ビザで就労したい場合は、どこかに就労する申請を出さないといけないのでしょうか?

お答え・見立て。                                                          
(1)何もないでしょう。質問者Aさんは、6か月の学生滞在を終えて、日本へ帰国する。配偶者のBさんは、1年のワーキングホリデー滞在を終えて日本へ帰国する。これだけのことでしょう。TITRE DE SEJOUR(滞在許可証)を必要とする滞在の場合は、その更新時にETAT-CIVILの変更があれば申し出ること、の規定があります。ETAT-CIVILの変更とは、独身者が結婚した、既婚者が離婚した、といったことです。6か月の学生滞在、1年のワーキングホリデー滞在には、それがありません。

(2)学生ビザで就労する場合は雇用者がPREFECTUREに届出ます。届け出のフォームもネットで出せます。

2016年5月31日 滞在相談室  担当 岡本宏嗣
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