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フランス滞在を予定している画家です。VISITEUR-VISAを検討中なのですが、、、、

質問です。
私は画家で、現在、ビジタービザの申請を検討しています。
以前ワーホリで1年フランスに滞在し、フリーでアーティスト活動をしていました。
昨年、competence et talentsの申請を却下され、その際の書類に、フリーランスのアーティストとしてビジタービザ申請を検討する事が出来る、と書かれてあり申請を検討し始めたところです。
フランスで個展を開いたり、ギャラリーなどで絵を売ったり、その他の仕事で収入も得られればと思い、プロフェッション・リベラルへの身分の変更が、現地で可能ならばしたいと考えています。
なお、妻も渡仏する予定ですが、妻も同様に、ビジタービザを検討しています。
彼女も働きたいと考えており、少しは働ける学生ビザにするべきか、それともビジターにするしかないのか、住宅補助アロカシオンも、受給が出来るのなら大変助かるのですが。
見立て。
フランスには美術家が大勢います。その滞在方法は、大別して二つになりましょう。
(1)VISITEURの滞在許可証で滞在している。フランスで作品を制作し、その作品を日本で個展を開催して売却している。VISITEURはフランスでは職業活動収入が得られないので、フランスでは売却しない。
(2)画家としてMAISON DES ARTISTES(美術作家協会)に登録し、プロの美術作家として滞在している。、滞在許可証はPROFESSION LIBERALE-ARTISTE(自由職業者―美術家)。フランスでも日本でも個展その他で自由に作品を売却。
この2つです。そして、(2)のほとんどの人が、当初は画学生(学生滞在)滞在、あるいはVISITEUR
滞在(つまり(1)での滞在)だったのを滞在歴を積んだ数年後に、この地で(2)に身分変更しています。
なお、「フランスで個展を開いたり、ギャラリーなどで絵を売ったり、その他の仕事で収入も得られれば」とありますが、(2)の滞在許可証は美術業に限られます。「その他の仕事で収入」を得られるのは10年カードの取得者です。
以上で、画家としての滞在については質問にお答えしたつもりです。
なお、同伴配偶者のVISAについては、お二人で決めてください。自費で全てをまかなうVISITEUR滞在とは異なり、学生滞在は年間964時間上限で働くことができます。住宅手当(ALLOCATION DE LOGEMENT)も支給されます。結構じゃないか、としたいところですが、フランスの失業率は12%を超え、社会保障公庫は底をついています。「最近、学生VISAが出にくくなった」の声がこの相談室にもしきりに寄せられています。

2013年5月29日
滞在相談室  担当  岡本宏嗣


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学生からSALARIEへの身分変更申請は簡略化されたか?

質問。
学生身分でパリに滞在しています。アルバイト先の会社が学生からSALARIEへの変更手続きを取ろうということになり、先日、CHANGEMENT DE STATUT ETUDIANT VERS SALARIEという案内をもらってきたところです。
3年ほど前に、同じ手続きで変更した知り合いに聞いたところ、その案内に記されている必要書類は、
本当の申請のほんの一部に過ぎない、といいます。3年前と手続きが変わったのでしょうか。ほんの一部に過ぎないということは簡略化されたということでしょうか。
お答え。
その「案内」はCHANGEMENT DE STATUTの申請資格を記したものです。
「案内」に記載されている書類を揃えて窓口に出頭しますと、そこで初めて、正式な申請書類一式が手渡される、ということでしょう。正式な申請資格があるかどうか予備審査、事前チェックのようなものでしょう。
窓口には様々なケースの外国人が来るでしょう。雇用先も未だ決まっていない状態で「学生からSALARIEへの身分変更はどうなっているのだろう」「どういう書類が必要なのだろう」という関心から「参考までに手続き書類が欲しい」という訪問者、問合せケースも多そうです。その種の訪問者、そういうケースに
正式な申請書類一式を渡していたらキリがない」ということでしょう。「雇用先が既に決まっている」
そして「規定レベルの資格(DIPLOME)を所持している」場合にのみ正式な申請書類一式を配布する、ということでしょう。
2013年5月27日
滞在相談室  担当  岡本宏嗣

PACS後に一時帰国する必要があるのですが、共同生活期間のカウントは?


質問。現在同居半年目の相手と来月にPACを結ぶことにしたのですが、PACSを結んだ後に一時的に
日本に戻り、ビザを取り直してフランスに戻らねばならない事情が出て参りました。
私たちの希望としましては、将来的にはこちらフランスで暮らして行くことを考えており、PACS申請 → 同居開始期間から1年を過ぎた時点でのビザ更新時に滞在身分を変更したい意向です。
今回、一時帰国後にビザを取り直してフランスに戻るつもりなのですが、このような形で同居期間に空白が出来た場合、『1年』という期間はどのようにカウントされるでしょうか?
空白期間をまたいでの合算となるのか、あるいは再度同居を開始した期間からのカウントとなるのか、
このあたりはどういう扱いになるのでしょうか。
見立て。
①フランス国籍者とPACSを交わしていること。
②共同生活が1年以上あること。
この2条件でVIE PRIVEE ET FAMILIALE(就労可能。1年ごとの更新)が発給されることは、よく
知られていますが、様々なケースに備えて、こういう場合、ああいう場合の対応が事細かに規定されているとは思いません。「空白期間をまたいでの合算となるのか、あるいは再度同居を開始した期間からのカウントとなるのか」ですが、これは規定外のことに属しましょう。「フランス国外での共同生活期間はカウントしない」は明瞭にありますが。
質問者は現在の滞在を中断して(現在手持ちの滞在許可証を更新しないで)、VISAを取り直して再渡仏
するかに見えます。ということは、再渡仏後、滞在許可関連手続きのやり直し、フランス滞在の出直しになりそうです。よほどに好意的に温情的に見てくれない限り、「空白期間をまたいでの合算」は期待薄でしょう。上記①②を条件にVIE PRIVEE ET FAMILIALEが発給されるのはCESEDA(外国人管理法)L313-11-7°という条文の適用によるものです。2012年4・5月の大統領選挙を控えた2011年7月に外国人滞在制限政策の一環としてL313-11-7°の適用を厳しくせよ、のお触れが出ました。
Circulaire du 22 juillet 2011 relative a la maitrise de l’immigration
au titre des liens personnels et familiaux (art. L. 313‑11 [7°] du CESEDA)という内務大臣通達です。要するに、滞在期間も含め判定を厳しくせよ、VIE PRIVEE ET FAMILIALEを安易に出すな、ということです。そして、この通達は大統領選挙1年後の今も生きているようです。
2013年5月26日
滞在相談室  担当  岡本宏嗣

居住証明(justification de domicile)に不都合があるのですが、、、

質問。
住居証明についてです。住居証明に必要な、住居提供者の身分証明書ですが、私が住居を提供してもらう期間が9月中旬から1月頃までの予定なのですが、その期間の一部が提供者の身分証明書(滞在証明)が更新の予約状態になります。そのような場合はどのようにすれば良いでしょうか?
見立て。
質問者が居住証明を提出する時点での現状書類(提供者の)を添えるということでしょう。
現状書類とは、滞在許可証(期限切れになっている)のコピー、更新関連書類(レセピセ、予約状など)
です。パスポートの身分事項部分ページのコピーも添えたらいかがでしょうか。

2013年5月23日
滞在相談室  担当 岡本宏嗣

書留で郵送後、OFII(移民局)から一向に音沙汰がないのですが、、、

質問。
学生ビザで4月から1年間滞在予定です。移民局の書類を4月29日に書留で発送してから全く音沙汰がありません。2週間ほどで返事が帰ってくると聞いていたので、とても不安です。
前回の質問者の方のように招集状が届かない場合も多いのでしょうか。
また、付き添い(フランス語の話せる方)に同行してもらって、手続きをすることは可能でしょうか。
もし返事が来なくて手続きが3か月以内を過ぎてしまった場合、滞在許可証を再度フランスで申請することは可能でしょうか。
見立て。
LETTRE RECOMMANDEE(書留便)は二種あります。OFII(移民局)宛ての書類送付はLETTRE RECOMMANDEE AVEC AVIS DE RECEPTION(先方の受取証明付き)でしましたね。これは、OFIIが「確かに受け取りました」の証書が送付者に戻ってくる方式です。この方式で郵送した場合は「受け取っていない。本当に郵送したのか?」が通りません。
文面にある「2週間ほどで、、、」は「極めて迅速に事務処理された場合」でしょう。5月は連休が多いので、休暇をとるOFII(移民局)職員も多いでしょうから、4週間は我慢しましょう。もう少し待ってもよいと見ますが、心配であればフランス語に堪能な人と一緒にOFII(移民局)窓口にいって「どうなっていますか」もよいでしょう。OFII(移民局)宛てにLETTRE RECOMMANDEE SANS AVIS DE RECEPTION(先方の受取証明が無い方式)で送付した場合は「受け取った形跡がない。本当にに送ったのか」の対応もあり得ますのすので、必要書類を再度用意していくことです。
「もし返事が来なくて手続きが3か月以内を過ぎてしまった場合、滞在許可証を再度フランスで申請することは可能でしょうか」ではなく、そうならないように動いてください。窓口は質問者の仏語理解力など
お構いなしに一方的にまくし立てることが多いので、「何を云われているのよくかわからない」「よくわからないけどこういうことをいわれているような気がする」にならないようにフランス語に堪能な人と一緒に動いてください。CONVOCATION(呼び出し状)が届いて出頭する場合は、単独でもなんとかなりましょう。皆さん、なんとかしているのですから。あくまでも、「CONVOCATION(呼び出し状)が届かない」場合です。

2013年5月18日
滞在相談室  担当 岡本宏嗣

AUTO-ENTREPRENEURの所得申告がURSSAFからの通知と一致しなくてよくわからないのですが、、、

質問。
AUTO-ENTREPRENEUR登録をしています。2012年度の所得申告について、どうもよくわからないことがあります。申告用紙2042CにAUTO-ENTREPRENEURの場合の記入欄があります。ここに収入数字を記入
するのだと思いますが、URSSAFから送られてきた2012年度の年間報告書には、REVENU NON COMMERCIAL PROFESSIONNEL欄の MICRO BNCに記入せよと記されています。この欄はPL向けの欄だと
思うのですが。申告締切りが迫っているので、早目にお願いできると有り難いのですが。
見立て。
質問者は、AUTO-ENTREPRENEUR登録をする際に、VERSEMENT LIBERATOIRE DE L’IMPOT SUR LE REVENU
(PRELEVEMENT FISCAL LIBERATOIRE) を選ばなかったのだと思います。AUTO-ENTREPRENEURは四半期(3か月)ごとに収入申告をし、その収入数字に対して社会保障費を払います。それに加えてIMPOT SUR LE REVENUつまり所得税ですね、これも込みで前払いをするのがPRELEVEMENT FISCAL LIBERATOIREです。PLの場合は所得税の前払い率は2%です。2042CのAUTO-ENTREPRENEUR欄は、前払いを選んだ場合の記入欄のようです。質問者は別払い方式を選んだので、PLと同じ記入欄になる、と読むべきでしょう。
もちろん、前払いの場合は、、REVENU NON COMMERCIAL PROFESSIONNEL/ MICRO BNCと同じ方式で税額が算出され、前払い額とのプラス・マイナス調整になります。

2013年5月15日
滞在相談室  岡本宏嗣

OFIIでの手続きにトラブルがおきているのですが、、、

質問。今年の2月からパリに学生ビザで留学をしています。先日OFIIに行ってきました。
しかし、書類や写真の不備で申請が受理されませんでした。
その経緯を説明いたします。私の通う学校では滞在許可申請の手続きの相談を受け付けているということで、その指示に従って書類を揃え、OFIIに郵送しました。
招集状が届かないといったトラブルもありましたが、OFIIに出向き身体検査後、最後のセクションで書類の提出を求められました。既に全ての書類を郵送済みであると(英語で)主張したのですが、
取り合ってくれず、EDFのコピー、大家のIDのコピー、契約書のコピーを準備して次の召集日に来るようにとの一点張りでした。ただ、この書類の提出には大きな問題があります。私は既に書類を送っていたため滞在許可申請は受理されるだろうと思い、昨日付けで他の住居に引っ越しをしました。
(引っ越し先は書類を送付したOFIIの管轄外です)。対策はあるでしょうか。
見立て。
OFII宛ての書類をLETTRE RECOMMANDEE AEC AVIS DE RECEPTION(受取証明付き書留)で郵送しなかったのですか。コピーも取っていないのですか。そうであれば、「送付していない」のと同じです。
(1)元の家主にもう一度、書類を作成してもらうことができないのであれば、弁護士にCHERCHER  LE DOSSIER(OFIIに対して行方不明書類捜し)を請求してもらうしかないでしょう。
(2)あるいは、転居先管轄のOFIIで最初から申請のやり直しでしょう。受付けてくれるかどうかは分かりませんが。質問者にはフランス語が出来る人が必要のようです。
2013年5月8日
滞在相談室  担当  岡本宏嗣

ワーホリビザの有効期限内に日本へ帰国したが、、、

質問。ワーホリビザで去年の4月から今年の2月初旬まで、フランスに滞在していました。
本来は、今年の4月まで滞在できたのですが、労働ビザへの切り替えなどの手続きや会社との話し合いで、ビザ有効期間満了前の早期帰国となりました。5月の中旬で帰国してから、90日が経過します。
しかし、ビザの有効は4月の頭までだったので、ビザ有効期限から90日間と考えると7月の頭になります。現在、労働ビザの審査や手続き中で、いつおりるか見通しが立っていません。
ただ、フランスへの再入国が可能になった時点で一度、フランスに戻りたいと考えています。
上記のどちらに解釈すべきなどでしょうか。
見立て。
在日フランス大使館が発給するVISAについての詳細はフランス在の当相談室からはよく見えません。
ワ―ホリビザは正確にはVACANCE ET TRAVAILといいますが、これは1年上限でフランスでの滞在・労働が認められています。が、これは1回VISAなのでしょうか。1回VISAとは、フランスに入国・滞在して、なにかの事情でンか月目に日本に帰国したら帰国時点でVISAの有効性は終了(所用を終えて、このVISAではフランスに再入国できない)というものです。
もし、そうであれば、質問者のVACANCE ET TRAVAIL VISAは2月の初旬に日本へ帰国した時点で失効していることになります。この点をフランス大使館あるいは日本ワーキングホリデー協会に確認されたらいかがでしょうか。
2013年5月6日
滞在相談室  担当 岡本宏嗣

VLS・TS(VISA DE LONG SEJOUR VALANT TITRE DE SEJOUR)の満期とPACS滞在


質問。交際中のフランス人と暮らすため、VISA DE LONG SEJOURで2012年7月15日に渡仏しました。
先月PACSを結びました。今年の7月15日に手持ちのVLS,TSが切れてしまう(満期をむかえる)のに控えて、滞在延長の手続きをPrefectureに提出する準備をしています。
(1)VLS,TSの更新と同時に、la vie privee et familiale'の申請ができるのでしょうか?それとも、一緒に生活し始めてからまだ10か月しか経っていないので、今回はVLS,TSの延長(更 新)を行い、次の更新(2014年)まで'la vie privee et familiale'の申請は待たなければならないのでしょうか?
(2)VLS,TSとla vie privee et familialeは、滞在身分が異なる別のものと考え、滞在身分の変更Changement de statut申請が必要なのでしょうか?
(3)(2)の答えが「必要」であるの場合、順序としては、1.5月半ばにまずVLS,TSの更新申請をする.更新が出来たら、VLS,TSからla vie privee et familialeへの滞在身分変更をする
ということになるのでしょうか?
(4)更新手続き中は、パスポートはPrefectureに預けたままになるのでしょうか?
もし、パスポートを預ける必要がない場合はフランス国外へ旅行することが出来るということでしょか?
見立て。
渡仏の初年度は滞在許可証はなく、在日フランス大使館で取付けてきたVLS,TS(VISA DE LONG SEJOUR VALANT TITRE DE SEJOUR)およびOFIIが発給するVIGNETTE(シール)になります。
今年の7月15日に手持ちのVLS,TSが満期をむかえるので、今度は滞在延長の手続き、具体的にはPREFECTUREでの初回の滞在許可証の申請になります。初回の滞在許可証の申請であって、VLS,TS
の延長ではありません。初回の滞在許可証の申請時点で共同生活が少なくとも1年以上あることを満たしていなければ、発給される滞在許可証の滞在身分はVISITEUR(1年もの)です。そして1年後2014年7月には滞在許可証VISITEUR(1年もの)の更新になりますが、この更新時点では共同生活が1年を越えているのでvie privee et familialeの申請になります。滞在許可証の更新と身分変更(VISITEURからvie privee et familialeへの)は同時の手続きになるのが通例です。途中での変更申請はまず受付けてくれないでしょう。
今回の初回の滞在許可証の申請の際に「共同生活が既に10か月あって、2か月不足している」
ということで、とりあえず3か月のレセピセが出る、そして3か月後にはvie privee et familial
(1年もの)が出る、これは親切な担当者に当たればあるかもしれません。そうであれば、好意的な配慮
をしてくれたということです。
更新手続き中、パスポートがPrefectureに預けたままになることはありません。
更新手続き中のフランス出国(旅行)、旅行後のフランスへの再入国については、
「滞在許可申請中、更新中の一時帰国、フランス政府公報(SERVICE PUBLIC)より」≪2013年5月2日付当ブログ)を読んでください。

2013年5月4日
滞在相談室  担当  岡本宏嗣

ワ-ホリビザ終了後の再度の渡仏について

質問。
(1)現在ワーキングホリデービザにてフランスに滞在しています。その後日本に帰国し、再度渡仏を考えております。その場合、ある程度期間をおいてからでないと、フランスへの入国はできないということはあるのでしょうか。
(2)またワーキングホリデー期間中にフランス人とPACSを結んだ場合、ワーキングホリデービザから他のビザへの切り替え等はできるのでしょうか。
できない場合、帰国した際、日本のフランス大使館でなにかしらのビザの取得をし、渡仏する必要があるので
しょうか。
見立て。
(1)ワーキングホリデービザが終了して日本へ帰国し、その後、フランスへ入国するには特別の待機
期間はいらないでしょう。ワーキングホリデービザが終了して日本へ帰国し、今度は別のビザを申請
する場合「3か月経てから申請してください」になった例はしばしば当相談室に報告されています。
(2)ワ―ホリビザからそのまま他の滞在身分には切り替えられないのが原則です。妊娠していて
ドクターストップがかかっている、というような特別のケースは別として。
 日本のフランス大使館でなにかしらのビザの取得をし、渡仏する必要があります。通常はVISITEUR
ビザでしょう。配偶者ビザは、PACS歴が浅いので出ないと見ます(出れば寛大な処置です)。

2013年5月4日
滞在相談室  担当  岡本宏嗣

COMPETENCES ET TALENTSの更新、今後の滞在身分をどうする?

質問。現在competences et talentsのビザを得て3年のcarte de sejourを持っています。またCDIで
モード系フランス企業に勤めています。
competences et talentsはアーティスト系での更新は難しいと聞きますし、更新条件であるsmicの1.5倍(2倍?)の収入を得なければならないとあります。
(1)収入にはボーナスも含まれての年間の総額なのでしょうか。それとも毎月の固定給料をもとに考えるべきでしょうか。
(2)ボーナスを含めた額が条件を超えている場合(固定給料だけでは条件を満たしていない場合)、再発行されたケースはあるのでしょうか。それともこの種のビザは更新は難しいと考えていた方がいいのでしょうか。
(3)CDIのcontratを持っているので、changement de statutも可能かと考えています。その場合Salarieへの変更になると思うのですが、この種の変更は会社からの書類があっても通らないこともあるのでしょうか。また日本に帰らずに変更することは可能でしょうか。
(4) フランスで変更が可能だと仮定します。何か月前から申請できるか・必要書類に関する情報がありません。以下に添付したサイトの renouvellementの手順と同じように現在のカードの期限が切れる4.5か月前に警察署でのRDVを取り申請に行けばよいのでしょうか。それと もOFIIに行かなければならないのでしょうか。
(5)また必要書類は在日フランス大使館での申請と同じものだと考えていて良いのでしょうか。

http://www.prefecturedepolice.interieur.gouv.fr/Vos-demarches/Ressortissants-etrangers/Titres-de-sejour/Autres-nationalites/Salarie-travailleur-temporaire-ou-employeur

(6)経験からの判断で構いません。今の会社で働き続ける場合、どのような選択が一番無難に滞在許可証を得られる思いますか?
ちなみに今のカードの期限が切れる時点で正社員歴2年半、フランス滞在歴が計6年半になります。(以前は学生として3年強在仏、ある事情で日本へ戻り再び渡仏。)他に考えられるビザはあるのでしょうか。
見立て。
ETUDE PERSONNALISEE(個人診断)ではなく、「過去の実例から推測される見立て」ということになります。
(1)更新の際には過去2年あるいは3年分のAVIS D’IMPOSITION を提出することになります。
年間収入としてSMICの1.5倍あれば可でしょう。また、初年度、2年度は1.5倍に届かなかったが3年目は届いたあるいは越えた、でも更新された実例があります。SMICの1.5倍は目安
の数字で、算数問題の答のように厳密の問われていないようです。
(2)competences et talentsはアーティスト系での更新は難しいとあります。過去の実例からの印象
では、美術系アーティスト(MAISON DES ARTISTES加入の)には寛大で、商業系アーティストには
点が辛い、と見ています。質問者は、モード系アーティストのようなので、商業系に属しましょう。
そのことを踏まえた上で、上記(1)の見立てを申し上げています。
(3)質問者はCDIのSALARIEとして働いています。competences et talents更新の審査結果が
「あなたの場合はcompetences et talentsの更新よりはSALARIEへの身分変更が適当である」になることがあり得ます。こちらから身分変更を申し出るのではなく、先方から身分変更を指示される、これはないことではありません。質問者の文面内容から推察するに「自分の方から身分変更を申し出る必要はない」
と見立てます。先方から身分変更を指示された場合は、先方(PREFECTURE)側の指示で動くことになりますので、その手順も先方(PREFECTURE)が決めることです。
(4)competences et talentsの更新申請に必要な書類は
 ①過去3年間の職業活動の実績報告
 ②今後3年間の職業活動企画書(PROJET)
に分かれましょう。①としては、AVIS D’IMPOSITION(納税証明)、給与明細書、SECURITE SOCIALEの有効証明、CDIでしょう。この他に入賞したなどのプラス要素があればそれを加えます。
②については、「SMICの1.5倍の収入が見込める企画書(PROJET)であること」とされていますので、
それを念頭に書いてください。
 なお、更新申請の窓口はPREFECTUREのcompetences et talents課です。OFIIではありません。
(5)現在の会社に勤務し続けるのであれば、competences et talentsの更新が最善でしょう。
 3年更新されて、次回は10年カードの申請するということでしょう。
SALARIEに変更せよといわれれば、SALARIEを2年勤めて、10年カードの申請をする、ということでしょう。
2013年5月4日
滞在相談室  担当  岡本宏嗣

短期滞在学生ビザで「働くこと」「研修すること」は出来ますか?

質問。
現在パリに語学留学で来ているのですが、どうやら短期滞在学生ビザというものを取得してしまったようです。アルバイトなどの就労もしくは無償で働く研修などは可能ですか?
見立て。
在日フランス大使館で受けてVISAにAUTORISATION DE TRAVAIL CESEDA R313-3-6とありますか。
あれば労働できます。なければ不可です。無償で働く研修は、CONVENTION DE STAGE D’ETUDEといいます。
学業資格、職業資格取得の一環としての実地研修です。学校、受入れ先の会社、当人の3者が署名する
CONVENTION(協定書)が必要です。美容学校の学生が市中の美容院で、料理学校の学生が市中のレストランで、大学で金融論を専攻している学生が市中の銀行や保険会社で実地研修することです。
語学学校の場合はどうなのでしょうか。CONVENTION DE STAGEを出せる学校はあったとしても少ないでしょう。
2013年5月3日  
滞在相談室  担当  岡本宏嗣

滞在許可申請中、更新中の一時帰国、フランス政府公報(SERVICE PUBLIC)より

質問
滞在許可更新中に一時帰国して再びフランスに戻ってくる場合、レセピセがあればフランス再入国に
問題はない。ただし、滞在許可証の初回申請の際のレセピセはダメで、更新申請の際のレセピセならよい
という情報を耳にします。これは本当でしょうか。
見立て。
初回申請であれ更新申請であれ、トラブルにはならない牧歌的な時期がありましたが、現在は、出国・再入国が厳しくなっていますので「手続き中の一時帰国は控えるのが安全。カードを手にしてから動くことをお勧めします」が見立てです。
さて、フランス政府の行政案内ページがあります。service-publicといいます。 http://vosdroits.service-public.fr/F12189.xhtmlで出てきます。
これによりますと、
(1)フランス出入国が自由なのは、

*d'un titre de séjour(滞在許可証)
*ou d'un document provisoire de séjour, sauf exceptions(仮滞在許可証)
*ou d'un visa de long séjour valant titre de séjour .(長期滞在VISA)
の所持者とされています。そして、un titre de séjour(滞在許可証)としては、
la carte de séjour temporaire(SALARIE/ETUDIANT /VISITEUR/VIE PRIVEE ET FAMILIALE/SCIENTIFIQUE etc(以上は通常は1年もの), SALARIE EN MISSION(3年もの)
la carte de résident(10年カード)
la carte de séjour compétences et talents(3年もの)
の所持者とされています(日本人に直接関係のない滞在身分の滞在許可証は除きます)。
さらに「仮滞在許可証」として出入国が自由なものとしては(un retour sans visa en France)、
toutes les autorisations provisoires de séjour, sauf ce(lles délivrées lors d'une demande d'asile(すべてのAPS(臨時滞在許可票)
le récépissé de demande de renouvellement de titre de séjour. Ce récépissé ne doit pas être expiré. Il doit être accompagné du titre de séjour périmé. (更新申請の際のレセピセ。レセピセは有効期限内であること。また、期限切れの滞在許可証を提示できること)。
このようにされています。ここに、le récépissé de demande de renouvellement de titre de séjour(滞在許可証の更新申請の際のレセピセ)とあります。これが、質問にある「更新申請の際のレセピセならよい」いいかえれば「初回申請の際のレセピセはダメ」の情報源の一つでしょう。
さらに、以下のような規定が続きます。この規定は正確には日本国籍者(日本国パスポート所持者)には該当しないのですが、「初回申請の際のレセピセはダメ」の情報源になっていると見ています。
S'il quitte la France, l'étranger non européen, qui est d'une nationalité soumise à visa, ne peut pas y revenir librement (ou dans un autre pays de l'espace Schengen), s’il est titulaire :
非 ヨーロッパ圏の外国人でVISAを必要とする国籍者は、以下の状態ではフランスに自由に戻ることは出来ない。d'un récépissé de 1ère demande de titre de séjour(滞在許可証の初回申請の際のレセピセ)
ou d'une autorisation provisoire de séjour ou d'un récépissé délivré lors d'une demande d'asile. (APS(臨時滞在許可票))
Pour pouvoir revenir en France, il doit déposer une demande de visa consulaire de retour  auprès du consulat français à l'étranger.
これらの国籍者がフランスに 戻る ためのは 再入国VISA(VISA DE RETOUR)をフランス総領事館で取付けねばならない。
Dans des situations exceptionnelles (cas humanitaires ou de force majeure, voyages d’affaires...), un visa de retour préfectoral peut toutefois être accordé par la préfecture du domicile avant le départ pour l’étranger .
特別の事情(人道上、不可避な事情、役員会議やビジネス契約交渉など)がある場合は
フランス出国に先立って再入国VISA(VISA DE RETOUR)をPREFFECTURE(県庁)が発給することがある。
Cette délivrance est laissée à la libre appréciation du préfet, qui peut la refuser. Des justificatifs sont demandés.
この再入国VISA(VISA DE RETOUR)の発給は、県庁長官にの権限にあり、発給が拒否れるることもある。
このようにあります。上述したように、以上のことはune nationalité soumise à visaの国籍者向けのもので、日本はune nationalité non soumise à visaです。このページにnon soumise à visaの
国のリストがあり、日本はそのリストに入っています。soumise à visaというのは、フランスに1日だけ滞在するにもその国のフランス総領事館で事前にVISAを取付けなければフランス入国・滞在できない国のことです。
日本はフランスとの間に3か月を越えない滞在についてはVISA相互免除協定(交換公文)があるので、
non soumise à visaの国ということです。正確にはこういうことなのですが、non soumise à visaの国
の場合はun récépissé de 1ère demande de titre de séjour(滞在許可証の初回申請の際のレセピセ)でも自由に出入国できるとはされていません。こういう入り組んだ事情から「動かないのが安全」」になります。
なお、当相談室に入った報告では、
*PREFCTUREから再入国VISA(VISA DE RETOUR)が発給されたのが1件
*在日フランス大使館から再入国VISA(VISA DE RETOUR)が発給されたのが1件
あります。前者は「権威ある研究機関の責任者からの一筆があって特別に発給された」の報告でした。
後者は「親族の不幸だったので発給された。親族の不幸の場合しか再入国VISA(VISA DE RETOUR)は発給
しないそうです」の報告でした。

2013年5月2日
滞在相談室  担当  岡本宏嗣
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