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学生ビザからサラリエビザへの身分変更、この2週間でルールが変わったのでしょうか

質問。学生ビザからサラリエビザへの身分変更についてです。
今日、申請手続きをお願いしているコンサルタントから、フランス語のディプロム(DELF B1)がないと
申請できない、といわれました。2週間前は必要ないといっていたのですが、ルールが変わったそうです。だんだん厳しくなってきているように思いますが、フランス語のディプロムがないと申請しても却下されてしまうのでしょうか。
お答え。
「この2週間にルールが変わった」ことは知りません。
質問者の職種がわかりませんが、その職種での職業資格(ディプロム)は必要です。またフランス語に
ついてはある程度のフランス語習得歴は欲しいですね。学生ビザからサラリエビザへの身分変更は、
職業資格(ディプロム)・職業経験・仕事内容、フランス語習得歴、給与額、採用の動機、、、などから総合的に判定されるものです。
2012年10月21日
滞在相談室  担当 岡本宏嗣
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フランスの納税証明とは?

質問。コンペタンス・エ・タロンに必要な納税証明書です。帰国前に申請書を提出し、三か月経っても届かないうえ、仮の提出証明書も登録されていないといわれ、出してくれないのです。
オンラインで登録可能ですか?ご存知なら教えてください、VISAの申請一週間を前にして、困っています。
お答え。
納税証明書をAVIS D’IMPOSITIONといいます。これは1月1日―12月31日の1年間の収入を
翌年の5月31日までに申告(DECLARATION DE REVENU)して発行されるものです。現時点で見ますと
2011年1月1日―12月31日の収入を今年2012年5月31日までに申告した場合に
8月中あるいは9月上旬見当にAVIS D’IMPOSITIONが送付されてくるのです。インターネットで申告
する場合は、5月31日締め切りではなく6月(県によって6月第1週、2週、、、、に分かれています)
中でした。いずれにせよ、所得申告(DECLARATION DE REVENU)していなければAVIS D’IMPOSITIONは発行されません。ですから、質問者はフランス滞在中に居住地の税務局に足を運んで「5月31日までにすべき所得申告(DECLARATION DE REVENU)を事情があってしませんでした。遅ればせながら今したいのですが」
とすれば少なくとも「確かに所得申告を受けた」というカミはもらえたハズです。
ところで、10月の現時点で「遅ればせながらの申告」がインターネットできるかどうかはアナログ世代の回答者には確かめられませんが、出来るのではないでしょうか。出来るのであれば、それをプリントすれば「遅ればせながら申告だけはしました」の証明にはなるでしょう。AVIS D’IMPOSITIONは以上のように所得申告した結果、「いくらの所得税を払いなさい」「所得数字が低いので税額はゼロです」などの確定通知です。試験にたとえれば所得申告(DECLARATION DE REVENU) は答案の提出です。そしてAVIS D’IMPOSITIONはその採点結果通知です。
2012年10月21日   
滞在相談室  担当  岡本宏嗣
付記:当相談室では毎年5月上・中旬に「所得申告セミナ―」を開催しています。実際の申告用紙
を手にしながら記入の仕方や税額の計算方法を説明しています。

フランスへの出入国、Aビザ滞在終了後のBビザ申請などに触れて

質問です。
日本-フランスの直行便を使えば(=他のシェンゲン協定国に入らなければ)、ビザなしでフランス滞在連続3か月→日本に1週間帰国→ビザなしフランス滞在3か月が可能なのでしょうか。
お答え。
(1)日仏間のビザ免除協定(3か月を越えない滞在であればビザなしで滞在できる)によって3か月間を開けなくても再渡仏はできます。但し、これを長期にわたって繰り返しますと「あなたはフランスに住居をもって滞在しているのでは?」「そうであれば滞在許可証を取りなさい」と警告されることはありましょう。フランスに3か月滞在して日本で1週間、再渡仏して3か月再滞在、そして日本で1週間、再々渡仏して、、、、 これを半永久的に続けるわけにはいきません。
(2)学生身分の滞在許可証を持ってフランス滞在していた人が、滞在許可証が切れると同時に日本へ帰国し、今度はコンペタンス・エ・タランのビザを申請するといった場合、「帰国してから3か月経ってから申請してください」になることはあります。ワ―ホリ滞在を終えた人が今度はコンペタンス・エ・タランのビザを申請するといった場合も「3か月後に申請してください」はあり得ましょう。Aビザでのフランス滞在を終えて日本に帰国し、
その足でフランス大使館に今度はBビザを申請する、といった場合に起こりがちなことです。
(3)上記(1)、(2)はシェンゲン協定とは何の関係もありません。

2012年10月21日
在フランス日本人会  滞在相談室  担当  岡本宏嗣

社会人の職業研修VISA

質問。
私は今、観光ビザ(ビザなし)でパリに来ています。今後、こちらでもう1〜2年ほど修行して日本で独立したいと思っています。そのため、パリの花屋でのスタージュしたいのです。今回の滞在で、スタージュ先が見つかり、観光ビザの有効期限までスタージュをして、その後日本に帰国してからすぐに「社会人の研修生ビ ザ」を申請しようと思っています。
そこで、
(1)シェンゲン協定の問題で、ふたたびフランスに入国するまでに3ヶ月期間を開ける必要がありますか?
(2)もう1つは、(これは勤務先との交渉によると思いますが)スタージュ中に報酬をもらうことは可能かどうか。現在、スタージュの受け入れ先と交渉中なのですが、先方の会計士にビザの関係上報酬は払えないといわれました。在日フランス大使館のサイトによれば、手当はもらうことは可能と記載があります。私に現金 で報酬がもらえるのであれば、その方向で交渉したいとおもっていま
(3)「社会人の研修ビザ」が却下された場合は、学生ビザを検討しています(語学学校に通いながら週20h時間程度、花屋でバイトをする)。学生ビザの申請も準備して帰国した方がいいでしょうか?
お答え。
質問者の「社会人の研修生ビザ」について誤解がありませんか。これについては最後に記します。
「社会人の研修生ビ ザ」とは関係なく、とりあえず、質問にお答えします。
(1)日仏間のビザ免除協定(3か月を越えない滞在であればビザなしで滞在できる)によって3か月間を開けなくても再渡仏はできます。フランスに連続3か月滞在した場合は、そのまま他のシェンゲン協定国には入国できません。
(2)給与(SALAIRE)ではなく「ご苦労さん賃」はもらえます。GRATIFICATIONといいます。
(3)学生ビザの申請も準備して帰国することをお勧めします。
さて、「社会人の研修生ビ ザ」は、花屋さんがDIRECCTE-MOEという機関に申請して
同機関の許可があってフランス大使館経由で発給されるものです。「花屋さんんも私もそのことは
分っています」ということであればよいのですが、「エッ どういうことですか?!」であれば、
滞在相談を受けてください。入り組んだ事情のあるビザですので。
 毎月 第2・第4火曜日  要予約  01 4723 3358 日本人会事務局
 2012年10月20日 
  在仏日本人会   滞在相談室   担当  岡本宏嗣

音楽院学生、滞在許可証の更新は、、、

質問。
学生の滞在許可証の更新のことでご相談があり、今回コメントさせて頂きます。
私は今年の3月に語学学校の学生ビザでパリに来ており先月、留学の目標であった音楽院の入学試験に
合格することが出来ました。
滞在許可証は今年の9月末までのため、来月滞在許可証の更新をしにPREFECTUREにいかなくてはいけないのですが、音楽院の授業時間数が滞在許可証の更新に必要な時間数に足りていません。
音楽院と並行して語学学校も半年間(今年の10月から来年の3月末まで)延長するので、今回の滞在許可証の更新ではとりあえず語学学校の書類をPREFECTUREに提出しようと思っていま す。
音楽院の授業が再来年の夏まであるので、可能ならば音楽院のサイクルに合わせて滞在許可証を取得したいと思っているのですが、現段階でそれは難しいのでしょうか?
PREFECTUREには駄目元で音楽院の書類と音楽院の教授の直筆の書類を語学学校の書類と共に提出しようと思っておりますが、もしも語学学校の授業日数分の滞在許可証しか発行されなかった場合、それ以降はどのようにして滞在許可証の更新をしたら良いのでしょうか?
音楽院の学期途中からでも更新は出来るのでしょうか?
お答え。
この質問をいただいたのは10月15日ですが「滞在許可証は今年の9月末までのため、来月滞在許可証の更新をしにPREFECTUREにいかなくては、、、」と近未来形で書かれてあります。時間の前後関係がよくわからないのですが、、、。また、問意も今一つつかめませんので、原則的なお答えになります。見当違いであれば、再度ご質問ください。
(1)音楽院とあります。その音楽院は時間制方式なのでしょうか。Aコースは週8時間授業、Bは12時間、Cは15時間、正規コースは***時間といったコース別なのでしょうか。そして質問者は**
コースを選択したので時間数が不足しているということなのでしょうか。
授業時間がどうであれ、あるいは授業時間と関係ない登録方式下にないのでしょうか。
例えば、大学を例にとりますと、例えばLICENCE課程に登録していることが重要ポイントであって、
そのLICENCE課程で週当たり何時間の授業を受けているかは問題にはならないのが通常です。
「あなたはLICENCE課程に登録していますが受講時間数が不足しているので滞在許可証は更新できません」にはならないと思うのですが。語学学校のように、どのようにでも授業時間数を選択できる場合は、受講時間数が問われることになりましょう。
(2)滞在許可証の滞在許可期間は、原則的に学業期間に照応します。通年コースであれば1年、6か月コースであれば6か月、、、というのが原則です。そして、さらに学業を継続するのであれば、学校から
登録証明を発行してもらい、それをPREFECTUREに提示して滞在許可証の更新を申請する、という
仕組みです。

2012年10月Ⅰ6日  
滞在相談室  担当  岡本宏嗣

SALARIE滞在身分で副業としてAuto-entrepreneurは可能か

質問。
Auto-entrepreneur関連です。
現在、1年ごとに更新のサラリエの滞在許可証を所持、3年目になります。
サラリエの身分をキープしたまま、副業でAuto-entrepreneurになりたいと思っているのですが
(フランス人だとこの意味での兼業は可能です)、外国人の場合、滞在許可に影響があるのか教えてください。なお、副業については、雇用主も承諾しています。
質問。
サラリエの身分をキープしたまま、副業でAuto-entrepreneurができるのは、
*CARTE DE RESIDENT(10年もの)
*VIE PRIVEE ET FAMILIALE(1年もの)
*COMPETENCES ET TALENTS(3年もの)
この3種のいずれかの滞在許可証の所持者です。この3種はフランス国内での労働・職業活動については基本的にフランス国籍者・EU国籍者と同じ権利を持っています。
従って、SALARIEの滞在身分でAuto-entrepreneurも兼ねることは雇用主の承諾とは関係なく違法に
なります。
2012年10月12日
滞在相談室  担当  岡本宏嗣

学生のアルバイト労働について

質問。
学生身分でのアルバイトについてです。
労働時間は週に20時間以内と定められているのでしょうか?それとも1年間に数百時間でしょうか?
例えば1年で900時間OKだとすると、半年900時間働き、半年は働かないという方法も取れるのでしょうか。1年間の場合、何月からの計算になるのかも教えていただきたいです。
お答え。
(1)1年間に964時間です。週当たりでは学業に支障がない範囲ということで20時間が相場です。
年間964時間規定が設置(2006年)される以前は週当たり20時間が上限だった名残りもあるでしょう。
(2)学業休暇期間(VACANCE SCOLAIRE)は、週当たり39(35)時間の通常労働も可能です。
ただし、その分は964時間から差し引くことになるので、残りの持ち時間が少なくなります。
(3)滞在許可証の更新の際、滞在費用の財源としてアルバイト労働による収入を提示することになった
場合、FICHE DE PAIE(給与明細)での労働時間がチェックされることがあり得ます。、FICHE DE PAIE(給与明細)には労働時間の累積数字も記載されていますので「あなたは980時間も働いていますね。しかも学業の方は前年度から進級していない」にならないことが必要です。
(4)以上からおわかりのように、1年とは滞在許可証上の滞在許可期間に照応する1年と考えてよいでしょう。
2012年10月12日
日本人会滞在相談室  担当  岡本宏嗣

サラリエから商業者身分への変更手続きとその窓口

質問。
サラリエから独立して商業者身分へ身分変更を考えています。この時何年サラリエで働いて(フランスに滞在して)いたか実績は問われますか?
また、現在パリに住んでいますが身分変更の前にパリ郊外に引っ越します(92県MONTROUGE市)。身分変更手続きはciteの警察庁ではなく、最寄のどこかになるのでしょうか。会社設立手続きもパリの商工会議所ではなく、最寄で探すことになるのでしょうか。
お答え。
(1)フランス滞在実績は審査ポイントの一つでしょうが、「何年以上の滞在者に限る」の年数規定は
聞いたことがありません。職業資格、日本での職業経験歴、フランス滞在歴、事業計画とその具体性、
事業資金・準備金の多寡などから総合的に審査されましょう。
(2)滞在許可証は、身分変更も含め居住地のPREEFECTUREで行います。SALARIEからCOMMERCANTへの身分変更も同様です。商業許可証(CARTE DE COMMERCANT)というカミと滞在許可証というカミが並存していた時期は、窓口が別々になることがありました。例えば、居住はパリで会社はパリ近郊県といった場合です。この場合、滞在許可証はパリのPREFECTURE DE POLICEが窓口、商業許可証は近郊県のPREFECTURE
が窓口ということでした。これが一本化されて商業許可証というカミが無くなりました。滞在許可証に
COMMERCANT(商業者)と記載されることが商業許可を取り付けている、ということになりました。
従って、質問者の場合も、引越し先の県庁で手続きをします。なお、外国人の多い県によってはSous-prefecture(県支庁)が窓口になることがあります。質問者はHAUTE DE SEINE(92)県MONTROUGE市に引越しをされるようですが、窓口はHAUTE DE SEINE(92)県の本庁NANTERREではなくANTONYの支庁です。
(3)会社設立手続きは、92県のPREFECTURE(県本庁)があるNANTERRE市の商工会議所が窓口でしょうが、Sous-prefectureのある ANTONY支所、あるいは総本山パリ商工会議所が代行、もありそうです。
ご自身でお調べください。

2012年10月11日
滞在相談室  担当  岡本宏嗣

フランス国籍者との婚姻と配偶者VISA

質問
フランス人と結婚してフランスに住む場合、ビザはどうしたらいいのでしょうか?
在日フランス大使館のサイトをみてもわかりません。
90日以上滞在する場合にはビザが必要になるわけですが、結婚する場合には片道航空券で行って向こうでビザの手続きができるのでしょうか?
他のサイトには、フランスで婚姻届を出して日本に一時帰国して配偶者ビザを取ったて渡仏と書いてあります。ビザのことが全くわからず教えてください。
お答え。
以下の手順を踏むのが最も一般的です。
(1)渡仏してフランスで婚姻手続きをします。90日以内に手続きが終えられるように、事前に日本で
必要書類の手配をしておく必要があります。手続きは市役所(MAIRIE)で行いますが、パリの場合は
申請してから最短でも2週間後になります。申請件が多い場合は2か月後もあり得ますので。
(2)婚姻手続き終了後、日本に帰ります。フランス大使館に市役所(MAIRIE)から発行された婚姻諸書類を提出して配偶者ビザを申請します。
(3)再渡仏後、OFII(移民局)で滞在登録手続きをとります。滞在身分はVIE PRIVEE ET FAMILIALE
です。なお、滞在許可証(CARTE DE SEJOUR)の申請取得(県庁・PREFECTURE)は次年度からのことになります。初年度は上述のようにOFII(移民局)での登録手続きです。

2012年10月10日
在フランス日本人会  滞在相談室  担当  岡本宏嗣


EU国籍者の配偶者と滞在許可証

質問。夫が英国籍、妻が日本国籍のカップルです。このたびフランスに転勤になりました。
妻の滞在許可証の申請をするところですが、滞在許可証がおりるまではフランスを出・再入国
できないのでしょうか。また滞在許可証がおりるまでどのくらいの期間がかかるのでしょうか。
お答え。
EU加盟国国籍者の配偶者ですから、とりあえずは3か月のレセピセ(仮滞在許可票)が出るでしょう。
正式な滞在許可証が出るまで動かないに越したことはありませんが、そうもいかない迫った事情があれば
レセピセで出・入国するしかありません。配偶者がEU加盟国国籍者であること、フランス居住者であることを示せる書類を携帯しておいたらいかがでしょうか。なお、正式な滞在許可証はレセピセ有効期間内
に出ると思います。過去の事例からEU加盟国国籍者の配偶者には書類漏れがない限りはスムースに発行されています。

2012年10月8日
在仏日本人会 滞在相談室  担当  岡本宏嗣


「姉」「甥」と家族呼び寄せ手続き

質問。
3年前からSalarie en missionとしてフランスに住み、その後はパクス協約を結んだためVie Privee
et familleの滞在許可証を持つ日本人女性です。
日本に住む姉(離婚して独身)と甥の2名をフランスに移住(呼び寄せ)させたいのですが、住居、経済的な問題haクリアしている想定で、何か方法はありますでしょうか?
警察庁のサイトなどを読む限り、基本は配偶者とその子供が対象のようですが、過去に弟を呼び寄せたアジア国籍の外国人を知っているため、何か方法があればと思い、メールいたしました。
ご教示いただければ大変ありがたいです。よろしくお願い申し上げます。
お答え。
家族呼び寄せ(REGROUPEMEN FAMILIALE)は、原則的に配偶者とその子供が対象です。「過去に弟を呼び寄せたアジア国籍の外国人」とありますが、ヴェトナム、カンボジアなど旧フランス植民地国との特別事情による特恵的なものではないでしょうか。通常は、両親、親族の渡仏はVISITEUR VISAです。質問者が住居と生活費を保証する(PRISE EN CHARGES)ことで、VISITEUR VISAを申請取得するということです。

2012年10月5日
滞在相談室  担当  岡本宏嗣

子どもの教育・学校事情

質問。小学生のこどもを連れてパリに滞在する可能性があります。期間は、数年間になると思われます。
  心配になるのが、子どもにどのような教育を授けるかという問題です。子どもにとっても貴重な海外生活ですから、この機会に、異文化の中にしっかりと身を置 き、外国語を学ばせたいと思っています。 
しかし、やはり最初に身につける外国語として、フランス語が適当なのか、それよりも先に英語を身につけるべきで はないかとも考えています。
その一方で、英語で教育をするインターナショナル・スクールは、年間2万ユーロもかかる場 合があり、私どもとしては負担できる額ではありません。そこで以下の点についてお伺いします。
(1)パリに滞在される日本人は、どの程度の割合で、日本人学校に通わせているのでしょうか。日本人学校は生徒数も小規模だと伺っており、多くの子どもたちはそれ以外の教育機関で学んでいるかと想像されました。
(2)現地パリの公立学校で子どもを学ばせているケースは多いのでしょうか。その場合、フランス語をまったく知らないこどもにとって、その基礎を習得することが大きな課題となりますが、みなさん、どのように身につけさせているのでしょうか。
(3)また、将来日本に戻ることが想定されている子どもたちは、どのように日本語の学習を行っているのでしょうか。 庶民でも学費が負担できる、英語教育の学校はあるのでしょうか。もしご存知なら、組織名をおしえていただくことは可能でしょうか。
お答え。
(1)小学校が各学年30人前後で160-170名、中学校が各学年10名強で35-40名
   小・中合わせて200人前後でしょう。3-5年の滞在で日本に帰国することが前提になっている家庭の生徒が多いようです。
(2)フランス生まれあるいは幼小時に渡仏したお子さんが多いといえます。幼稚園からフランス語環境の中で育っています。途中からの参入でフランス語が不自由な生徒は、当面はフランス語特別学級が設置されている学校に配属されます。ある期間のフランス語訓練を経て通常校のクラスへ。
市役所(MAIRIE)に行きますと「ここのフランス語補強学級に行きなさい」になりましょう。
(地域によっては教育環境としてお勧めするに二の足を踏むところもあります)
(3)日本語の補習塾はパリ市内には公文教室はじめかなりあります。現地日本語ミニコミ紙に広告が載っています。パリ郊外になりますが、通称リセ・インター(公立)は幼・小・中・高と日本語セクションがあります。パリ16区のJEAN DE LA FONTAINE中学・高校(公立)には日本語セクションが設置されています。日本語セクションとは、フランス語、算数・数学、理科などは通常クラスで授業を受け、それとは別個に外国語としての日本語特別クラスがあるということです。
   英語教育の学校は、インターナショナル系(私立)になります。
日本人の多い学校としては、
*ECOLE ACTIVE BILINGUE(EAB)、
    *International school of Paris
* Marymount school
などがありますが、いずれも授業料は高額です。HPを開けてご確認ください。

2012年10月5日
滞在相談室  担当  岡本宏嗣

REGROUPEMENT FAMILIALとVISITEURの比較検討

質問。
VISA REGROUPEMENT FAMILIALとVISITEURについてです。
SALARIE身分でフランス滞在3年目の日本人と日本で入籍予定です。
私は現在日本に住んでおり、入籍後フランスで暮らすためのVISA申請を考えています。
REGROUPEMENT FAMILIALとVISITEURで迷っています。
REGROUPEMENT FAMILIALは必要書類を提出すれば通常発給されるものなのでしょうか?
申請者(私の配偶者)の収入や結婚してからの期間等 は審査に影響するのでしょうか?
また申請から発給までどのぐらいの日数がかかるのでしょうか?労働は可能でしょうか?
VISITEUR VISAの方が簡単に発給されそうなイメージを勝手に抱いていますが、実際のところどうでしょうか?
将来の身分変更の可能性も踏まえ2つのVISAのメリット、デメリットもご教授いただければ幸いです。
お答え。
(1)REGROUPEMENT FAMILIALは「家族呼び寄せ」の訳語を当てています。フランスに職業収入があって
滞在している夫(妻)が、フランス国外(日本)にいる妻(夫)・子をフランスに呼び寄せる手続きをいいます。申請窓口はOFII(移民局)です。フランス国外(日本)にいる妻(夫)・子は、OFII(移民局)から許可がおりるのを待つだけです。OFII(移民局)からの許可は、(在日)フランス大使館経由で妻(夫)
に「REGROUPEMENT FAMILIALの許可がおりていますので、VISAを受けに出頭してください」の通知になります。
(2)「家族呼び寄せ」申請の審査はOFII(移民局)の担当です。
*申請者である夫(妻)の収入数字、SECURITE SOCIALE(社会保険)の有効性など提出書類でのチェック。
 結婚年数は関係ありません。
*住居の面積、キッチン、トイレ、浴室など衛生面の点検。これは担当官の直接訪問で行われます。
 住居のm2は、夫婦で25m2以上、子ども一人につき10m2のプラス。担当官が巻尺で測っていきます。
 なお、直接訪問は事前に訪問日時の通知があります。
(3)「家族呼び寄せ」手続きは、収入数字(SMIC以上)と住居面積がクリアーしていれば、
パスしています。失業中であるとか、前年1年間で職場が3回も変わっているとか、など不安定な状態でないことが必要です。審査ポイントは「フランス国外(日本)にいる妻(夫)・子を呼び寄せても生活していけるのか」ということです。
(4)VIE PRIVEE ET FAMILIALEという滞在許可証(1年もの)が発行されます。就労可能です。
 3年滞在消化後の4年目にCARTE DE RESIDENT(10年カード)が発行されます。
(5)難点は、申請から許可がおりるまでに時間のかかることです。過去の事例から早くて8か月、
 平均して1年、14か月かかった例もあります。
(6)なお、REGROUPEMENT FAMILIAL申請をする場合は、細かい点での注意事項がありますので、
当相談室をご利用ください。大雑把な理解で動かぬように。
次にVISITEURです。
(7)これは、フランス国外(日本)にいる妻(夫)・子が、「夫(妻)がフランスで職業を持って
滞在していますので、夫(妻)とフランスで共同生活をさせてください」という申請です。
申請者は(日本)にいる妻(夫)であり、申請窓口は、在日フランス大使館です。REGROUPEMENT FAMILIALが「呼び寄せ」とすれば、こちらは「後追い」といえるでしょう。もちろん、既にフランス滞在している夫(妻)の収入
状態が問われます。収入が不十分の場合は、申請者の日本での預金なども加えることができます。
(8)滞在許可証はVISITEUR(1年もの)で、就労不可です。扶養家族にとどまります。
 5年滞在消化後の6年目にCARTE DE RESIDENT(10年カード)の申請資格が発生します。
 先行して滞在している夫(妻)がCARTE DE RESIDENT(10年カード)を既に取得していれば、
「横並び」ということで発行されています。

以上から、両者のメリット、デメリットも自ずとおわかりになると思います。
なお、VISITEURの滞在許可証で数年滞在した後に、REGROUPEMENT FAMILIAL手続きをする方法もありますが、これについても細かい注意が必要ですので、当相談室をご利用ください。
滞在相談室  毎月 第2・第4火曜日  要予約  01 4723 3358

2012年10月5日
在フランス日本人会  滞在相談室  担当  岡本宏嗣
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