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第9回「所得申告説明会」のご案内

この「フランス・パリ滞在質問箱」を主宰しているのは、「在フランス日本人会滞在相談室」(担当 岡本
宏嗣)ですが、当相談室が、第9回「所得申告説明会」を開きます。
日本では、サラリー・マン(ウーマン)は、毎月の月給から所得税が自動天引きされ年末調整されるという方式ですが、ここフランスでは自分で申告する自己申告方式です。もちろん、自営業者(PROFESSION LIBERALE/COMMERCANT/ARTISAN)
小規模自営業者(AUTO-ENTREPRENEUR)も自分で申告します。基本的にはどんな滞在身分であっても申告します。
「所得申告=税金を取られる」は正確ではありません。その逆に「納税額ゼロに加えて低所得者手当を支給されることになりかねません。滞在許可証の更新の際に「フランスの税金に恩恵を受けている外国人」として肩身の狭い思いをする可能性の方がはるかに高いのです。そのあたりの事情が詳しく分かる説明会です。申告用紙への記入の仕方、税額の算出なども明快に分かります。是非、参加してください。
       日本人会滞在相談室 第9回「所得申告説明会」
前年度(2011年Ⅰ月1日―12月31日)の個人所得を申告する時期が近づいてきました。例年、申告の締め切りは5月末日です。今回初めて申告する方、より正確な知識を得たい方はぜひご参加ください。
日時:5月12日(土)10h30-12h頃
会場: 日本人会(19 rue de Chaillot 75116 Paris)
参加資格:当会の有効な会員
参加費:20ユーロ
要予約:TEL 01 4723 3358 FAX 01 4723 0576 e-mail :nihonjinkai@free.fr
説明会の内容: 所得申告用紙の種類、記入の仕方、税額の算出方法、低収入手当、滞在許可との関連などをケース別(SALARIE 、ETUDIANT、 VISITEUR、 PROFESSION ・LIBERALE(BNC/AUTO-ENTREPRENEUR)に説明します。
(commercant/artisanは除きます)。
なお、この説明会に参加した上で、さらに個別事情のある場合は個別相談室(要予約)
がありますので、ご利用ください。個別相談の予約は当説明会終了時に受付ます。

2012年3月29日  在仏日本人会 滞在相談室    岡本 宏嗣


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VISA LONG SEJOUR TEMPORAIRE(VLST)を終えて、再度の学生VISAは可能?(3)

質問。
2012年3月23日付VLST(2)の続きの質問です。
今通っている語学学校を9月開講の通年コースで継続し、その後マスターに進みたいと考えています。VLSTの期限終了後日本へ帰国し、学生ビザの取り直しを検討しています。
これまでに
*ワーホリで1年滞在済み、
*その後、5か月語学コースをVLSTで半年滞在中、
*さらに、これから通年コースで再度学生ビザの申請
ということになります。
VLSTが学生ビザに相当するということであれば、学生ビザの二度目の申請になり、
発給される可能性が低いようであれば、最初からビジタービザで申請することも考えたいと思っております。
このあたり、過去の事例などからご教示ください。
お答え。
毎度、繰り返していることですが、VISAの発給事情についてはこちらでは分かりません。
過去の事例から、基本的にいえることは学業への熱意、学業習得プランの具体性だと見ます。
5か月コースを終えたものの、さらに勉強を継続したい熱意、その後、**大学のMASTERコースでこれこれの勉強を専攻したい学業習得意欲、つまりPROJET D’ETUDE(学業計画書)を提出したらいかがでしょうか。
「規定により学生VISAは発給できない」ということであれば、VISITEUR  VISAということになるでしょう。

2012年3月29日

在仏日本人会  滞在相談室  担当  岡本宏嗣

ワーホリ滞在中のPACSで、滞在延長できるか

質問。
今現在、ワーキングホリデーVISAで滞在をしています。(2012年8月4日までのVISAです)フランス人とのPACSを考えており、滞在許可証の詳細を聞くために県庁に問い合わせたところ、PACSをして1年の共同生活が必要とのことでした。県庁によると、例えば 5月にPACSが成立したとして、私のVISAは8月に期限が切れるので、あと9カ月の共同生活が必要になります。その9カ月間は県庁からのレセピセ(期 限3カ月)を3か月おきに更新し、9カ月後にPACSによる滞在許可書を取得することが出来る(全て上手くいけば通常は)ということでした。
ここで質問ですが、この場合のレセピセには労働許可は含まれるのでしょうか。
お答え。
ワ―ホリVISAが2012年8月4日期限とのことですが、PACSをかわしたことでそのまま居残れるかどうか、です。質問文面によれば、県庁に問い合わせたところレセピセ(3か月の仮滞在許可票)が出るとのことですが、実際に手続きしてみないと分かりません。
当滞在相談室の利用者に限られますが、これまでに居残れた例は1件(但しPACSではなくMARIAGEの場合でしたが)のみです。
同じくワ―ホリ滞在中のMARIAGEの例ですが、県庁の窓口で打診したところOUIの感触だったのが、実際に手続きに入ったら「日本に一度帰国してVISAを取り直してください」になった例もあります。「この前、窓口に問い合わせたらOUIだったのだが」と抗議しても始まりません。ワ―ホリのフランス語名はVACANCES―TRAVAILですが、このVISA協定をかわしている国は6か国(日本、カナダ、オーストラリア、ヌ―ジーランド、韓国、アルゼンチン)に限られていますので、一般的なVISAではなく、窓口もよくわかっていないことが多々あります。また、このように限定されたVISAなので「VACANCES―TRAVAIL滞在中にMARIAGEやPACSが生じた場合はこれこれとする」の規定はありません。
従って、PREFECTURE窓口で肯定的な感触を得たとしても、具体的に手続き入った段階で、果たしてレセピセが本当に出るかどうか、仮に出たとしても労働許可を含んだものになるのかどうか、分かりません。もし実際に出たとしたら、ご連絡ください。好運な二つ目の例(PACSでは初めての例)になりますので。
2012年3月28日  
在仏日本人会  滞在相談室   担当  岡本宏嗣

VISA LONG SEJOUR TEMPORAIRE(その2)

質問。
2012年3月19日付VISA LONG SEJOUR TEMPORAIRE(VLST)の続きの質問です。VLSTで半年滞在し、これを長期の学生滞在身分に切り替えたいと思い、先日PREFECTUREに行ったところ、日本に帰って学生ビザを取り直してきなさいといわれました。
私は昨年ワーホリで一年滞在、今年VLSTで半年滞在しており、度重なる長期滞在ビザ申請になってしまうため、次の一年分の学生ビザ却下の可能性もあると心配しています。
そのためできれば現地で身分変更したいので学生ビザがダメということであれば次に可能性のあるビジタービザへの切り替えも検討しているのですが、これも学生ビザへの身分変更と同じような見解(やってみないとわからない)になりますでしょうか。
お答え。
同じです。VLSTは、それが5か月ものであれば5か月滞在後に離仏帰国し、再渡仏したいのであれば、新規にVISAを取り直してくるのが原則です。そこを大目にみて「学生滞在を認めよう」「VISITEUR滞在を認めよう」は、裁量になります。そうした変更を認めてくれた鷹揚な時期もありましたが、現状は、「一人でも外国人を減らしたい」が外国人管理政策の基本方針ですから寛大な措置は期待薄でしょう。「それなら、日本へ帰国して今度はVISITEUR V ISAを取り直してきなさい」になる
可能性大でしょう。
2012年3月23日
在仏日本人会滞在相談室  担当  岡本宏嗣、

CONCUBINAGEは、MARIAGE, PACSとは異なります

質問。
今年9月にフランス人とconcubinage し、フランスで生活したいと考えております。どのビザを取得してフランスへ出発するのがbestでしょうか。また渡仏後の大きな流れ(滞在許可書の更新など)を簡単に教えていただけるとありがたいです。Concubinage 後、配偶者VISAの取得は、可能ですか?Concubinage 後の健康保険についても教えていただけますでしょうか。
お答え。
質問がどうもつかめません。文面に「Concubinageし」とありますが、Concubinageは同棲・同居のことで、居住地区のMAIRIE(市役所)から証明書が出ます。つまり、質問者はすでに渡仏しフランスに居住している状態でのことです。
そうではなくて、質問者は日本にいる、そして「これからフランスに行くのですが、フランスではフランス国籍者とConcubinage生活をする予定です。ついては、どんなVISAを取得すべきなのでしょうか」という質問なのでしょうか。
文面をそう解釈してお答えします。
(1)「Concubinage生活をする予定」でVISAが出るでしょうか。フランス大使館が発給するVISAについては、こちらからは見えませんが、過去の事例から、そしてConcubinageの性質からVISAが出るとは思えません。
(2)通常は、留学生VISAを取得して渡仏し、学生滞在をしている間にConcubin(e)(同棲・同居の相方)を得て、居住地区のMAIRIE(市役所)に届け出る、という経過をたどります。滞在生活があって、その間にConcubinageが生じる、のが通常の順序です。
(3)従って、Concubinageは滞在許可証にいささかの影響も及ぼしません。
学生滞在者は、なんらかの学校に学籍を置き学業を続けている限りは学生身分の滞在許可証です。この滞在身分を変えたい場合は、Concubinage 関係ではなく、MARIAGE(結婚)もしくはPACS(パクス。但し少なくとも1年の共同生活の立証が必要)をしなければ配偶者身分の滞在許可証にはなりません。。
(4)Concubinage関係に認められていることはConcubin(e)(同棲・同居の相方)の健康保険の扶養家族(ayant droit)になれること、これだけです。居住地区のMAIRIE(市役所)から証明書を出してもらい、それを保険局に提示して扶養家族(ayant droit)としての手続きをします。

2012年3月23日 
在フランス日本人会  滞在相談室  担当  岡本宏嗣
  

学生滞在の更新、注意点

質問。
学生ビザでパリ市内に滞在中です。
今年の6月30日に滞在許可証の期限が切れます。
学生ビザの更新を考えているのですが、期限が切れる何カ月前から更新手続きの予約がとれるのでしょうか?
今通っている美容師の学校の2年目コースに、今年の9月から来年の6月末まで登録をしたいと考えています。
ただ、7,8月は空白(バカンス?)になってしまうのですが、問題ないでしょうか?
お答え。
(1)3か月前からとされています。
(2)9月からの2年目コースの登録証あるいは仮登録証があればパスすると思いますが、語学学校に登録して空白を埋める安全策もあります。ただし、この場合、美容学校から語学学校に方向転換(滞在目的の変更)したと誤解されないよう気を付けてください。そのためにも、9月からの美容学校の登録証あるいは仮登録証は必要でしょう。
担当官が諸書類を注意深く点検しないで「目的変更」と単純にきめ付けられて却下された例が出ていますので、ご注意ください。
(3)1年目コースの修了証明あるいはそれに準ずる証明も必要です。残りの数か月をしっかりとフォローして修了証明
あるいはそれに準ずる証明を提出できるように。

2012年3月20日
滞在相談室  担当  岡本宏嗣

VISA LONG SEJOUR TEMPORAIREとは?

質問。
Visa long sejour temporaire
Dispense temporaire de carte de sejour
というのはどういう類のビザでしょうか。
大使館HPのビザの箇所には記載がなかったので教えていただけましようか。
お答え。
在日フランス大使館で取り付けてくるVISAについては、大使館HPに記載されている
以上のことはわかりません。
フランス外務省のLES VISAS D’ENTRÉE SUR TERRITOIRE FRANCAIS
(フランスに入国するVISAの種類について)の記載と過去の事例を総合して、
お答えとします。
(1)Visa long sejour temporaire(VLST)は、滞在期間がMAXで6か月上限のVISAです。
(2)6か月上限ですからDispense temporaire de carte de sejour(滞在許可証の
申請・取得は省略・免除)とされています。
以上2点がこのVISAの規定です。以下に少々、説明を加えておきます。
(3)このVISAは、学業や職業訓練などで6か月未満の限定期間コース、たとえば5か月コースに登録した場合に発給されます。通年コース(通年が見込まれる場合も含む)には、Visa long sejour ETUDIANTが発給されるのが通常です。
(4)Visa long sejour ETUDIANTを取得して渡仏しますと、従来はCARTE DE SEJOUR(滞在許可証)を居住県のPREFECTURE(県庁)に申請して発給を受けることになっていましたが、2009年4月の政令、5月の省令で「CARTE DE SEJOUR(滞在許可証)の取り付けは省略となり、その代わりにOFII(移民局)への「届け出」方式になりました。この「届け出」でⅠ年間は合法的に滞在できます。そして、さらに滞在を延長したい場合は、1年後に、実際には1年期限が満期になる3か月前から延長手続きをすることになります。ここでは滞在許可証の申請になります。
つまり、滞在初年度は「在日フランス大使館発行のVISA」+「OFII発行の登録シール」です。
翌年からは従来通りのCARTE DE SEJOUR(滞在許可証)の申請です。
(5)質問者の場合は、Visa long sejour temporaire(VLST)ですから、「CARTE DE SEJOUR(滞在許可証)はもとよりOFII(移民局)への「届け出」も省略ということでしょう。実際に手続きをしてみると分かることですが、滞在許可証の申請や更新申請は、同許可証を手にするまでに早くて3か月、4-5か月かかることも多々あります。滞在許可証に代わるOFIIへの「届け出」にしても登録シールを手にするまでにはほぼ同期間かかっているのが現状です。質問者の場合、6か月上限のVisa long sejour temporaire(VLST)ですから、こうした手続きをしているうちに帰国時期になってしまいますから、まあ、行政事務の簡素化ということでしょう。

2012年3月19日
在仏日本人会  滞在相談室   担当  岡本宏嗣

5か月コースVISAから通年コース学生滞在に、、、

質問。
2011年はワーホリビザで滞在、終了までⅠ年間滞在し、帰国数日後に、語学学校の仮入学許可書を持ってキャンパス・フランスと在日フランス大使館にて学生ビザ申請を行い、一週間でビザが送られてきました。ところがそのビザは私が申請した学生ビザではなくVisa long sejour temporaire と書いてあり、その下には Dispense temporaire de carte de sejour と書いてあります。
また紙が差し込まれていて、このビザの取得者はOFIIへの申請を免除しますと書かれていました。ちなみにビザは、今年2012年1月末から6月末までです。
その時点はビザが下りたと思い、そのままフランスに入国したのですが、このビザを学生ビザにフランスで変更することは可能でしょうか。
現在は申請した語学学校に5か月間満期通う予定で学校に行っており、9月からの一年間も大学で勉強をしたいので学生ビザに切り替えをしたいと考えています。
先週県庁に電話をし上記の説明をしたところ可能だと言われ、まずOFIIに行ってからビザが切れる前に9月からの仮入学許可書を持って県庁に来るように言われました。
一方、OFIIに行ったところOFII管轄ではないので県庁に問い合わせるよう正式に手紙で連絡が来ました。
来週火曜日に県庁に行く予定で、何か情報がありましたら教えていただきたくよろしくお願い致します。
お答え。
(a)「学生滞在身分の滞在許可証に切り替えられたケース」
(b)「自国(日本)に帰国して学生VISAを再取得して出直しなさい」とされたケース、
この(a)(b)双方の対応があり得ます。
(c)原則的には(b)ですが、「わざわざ出直してくるのも気の毒だから、まあ、なんとかしてあげましょう」(つまり(a)の対応)の裁量(温情!)をきかせてくれることもないではありません。
(d)最近は(b)が圧倒的に多くなっている、と見ています。

結論は「やってみるしかない」ということです。

2012年3月15日
在仏日本人会  滞在相談室  担当  岡本宏嗣

フランスの国籍について

質問。
日本でフランス語を勉強しています。
現在、就職活動をしており、フランスの航空会社にパイロットとして働くことに関心を持っていますが、フランス国籍が必要ということです。
日本人がフランス国籍を取得することが出来るのかどうか、また出来るのであればどのようなことが必要なのかを教えてください。
お答え。
フランス国籍の申請資格は、
(1)18歳以上であること。
(2)フランスに少なくとも5年以上、住んでいること。
この2点です。また、フランス国籍取得の可否の回答については、申請後、18か月の期間が必要、とされています。つまり、18か月かかるということです。
なお、日本の現行の国籍法では、「自己の志望で外国籍を取得した場合は、日本国籍を失う」(第八条)とされています。
従って、フランス国籍を取得した場合は、日本国籍を喪失することになります。

この質問は、日本人会HPに寄せられてものですが、質問者宛てアドレスに返信したところ
宛先不明で戻ってきてしまいました。複数回送信しましたが、いずれも戻りました。
発信アドレスを変えて送信を試みましたが、これも不調で戻ってきました。
という事情で、当ブログでお答えしておく次第です。

2012年3月13日
在仏日本人会  滞在相談室  担当  岡本宏嗣



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勤務先の変更とSALARIE滞在許可の更新

質問。
滞在許可SALARIE)の更新が1か月後に迫っています。
会社を変えた場合の必要書類の中に2か所分からないところがあります。
1)Copie des attestations et justification etablis par les employeurs precedents permettant d'exercer vos droits aux prestations relatives au revenu de remplacement;

2)justification des recherches d'emploi effectuees par l'employeur et des mises en relation realisees;

(1)についてですが、前の会社を辞めた時に,Recu pour solde de tout compte, attestation assedic, certificat de travail という書類は受け取ったのですがこれでいいのでしょうか?
(2)の件ですが,今の会社がPole emploi に求人を出しており、その時の求人の
メールのコピーをもらいましたが,これで大丈夫でしょうか?
これは,求人を出したがフランス人では見つからなかったので外国人を雇うという証明のため必要な書類という事でしょうか?
お答え。
(a)上記(1)については、そのとおりでしょうね。
(b)上記(2)については、求人努力をしたという証明を出しなさい、ということのようです。POLE ENPLOI以外にもミニコミ紙・誌や業界紙・誌に求人掲載したとか、求人広告に応じて来た求職者の記録、面接の記録などでしょう。
そうしたものがあればあるほど、求人努力をした、ということになるのでしょう。
(c)質問文面に「求人を出したがフランス人では見つからなかったので外国人を雇うという証明のため必要な書類という事でしょうか?」とありますが、そのとおりでしょう。既存の労働(求人・求職)市場で公平に扱いました、その結果、外国人の雇用となりました、の証明ということでしょう。

2012年3月9日

在仏日本人会  滞在相談室  担当  岡本宏嗣

フランス国籍者との結婚による滞在身分の変更

質問。
現在、学生身分で2012年9月末日まで有効の滞在許可証を所持しております。
そして2012年6月30日に(フランスにてフランス人と)結婚をし、配偶者身分での滞在許可証への切替えを希望しています。
しかし諸事情により、2012年7月下旬~11月初旬までの間、日本に里帰りをせざるをえなくなってしまいました。(配偶者は10-11月の間に来日予定)
この場合ですが、「フランスに於いての滞在許可証の切替え(学 生→配偶者)」は不可でしょうか。
仮に結婚後すぐにレセピセをもらえたとしても、日本滞在中にレセピセ期限が切れて、フランスに再入国できないのではと懸念があります。
滞在許可証切り替えはあきらめて、在日フランス大使館にて「配偶者ビザの申請」を行うしかないでしょうか。
お答え。
難しい局面ですね。滞在許可証手続きの流れに沿って日本滞在日程の方を調整したいところですが、そうもいかない事情がある、ということで、お答えします。
(1)質問文面に「仮に結婚後すぐにレセピセをもらえたとしても」とありますが、9月30日まで有効な学生身分の滞在許可証をお持ちなので、レセピセが出るかどうかは分かりません。「9月30日まで有効な滞在許可証があるのだから、そのままでいいじゃないか」とされる可能性があります。この場合は、この時期にはフランス不在である事情を訴えて、次回のRDVを帰仏後に設定してもらうしかありません。
(1)レセピセが出た場合は、質問者の文面にあるように「日本滞在中にレセピセ期限が切れてしまいます」。一応、事情を訴えてみますが、レセピセは上限3か月と法律上決まっているので、レセピセ期限を延長してくれることはないでしょう。
上記(1)と同様に次回のRDVの調整をお願いするしかないでしょう。
(2)上記(1)、(2)とも事情を酌量してもらえない場合は、
(a)在日フランス大使館で再入国VISAを出してもらう。但し、親族の葬儀などの場合に限られるようです。
もしくは、
(b)在日フランス大使館にて「配偶者ビザの申請」をする。

(a)と(b)は窓口が同じですので、(a)が不可なら(b)という流れになりましょう。
(b)の場合に備えて必要書類(AMBASSADE DE FRANCE AU JAPONのフランス語サイトで点検)を用意をお忘れなく。

2012年3月8日
日本人会滞在相談室  担当 岡本 宏嗣

ワ―ホリ・フリーランサー・研修

質問。ワーホリ滞在中、自分で契約を作り、税金を払い個人事業者の番号を取得し、フリーランスとして働くことは可能でしょうか。
*また契約書のほうに給与、雇用時間は記載しなければなりませんか? 
給与を411ユーロなどと記載することは可能ですか?
もしくは合計賃金が411ユーロ分になる雇用時間を記載するなど(411÷最低賃金の雇用時間)
*可能であれば最低条件(契約記載内容、雇用時間、給与等)などを教えていただけますか?
*実は研修先は決まったものの、研修許可書を取得できなかった為( 学校側が見つからず)、フリーランス契約で働けるかどうかを探しています。仏大使館は「許可書さえあればワーホリで研修出来る」とビザはワーホリを考えています。他にこの場合で研修をする為に何か情報をお持ちであれば教えてください。
お答え。
質問内容がよくつかめませんので、勝手に質問を組み立ててお答えとします。「そんなことを質問したのではな」ということであれば、再コメントをください。
(1)ワ―ホリでフリーランサーとして働けるか。
(2)「許可書さえあればワーホリで研修出来る」について
さて(1)です。
ワ―ホリは会社などに職場を得て給与(SALAIRE)収入を得る労働を認めています。
フリーランス(NON-SALARIE)で収入を得ることについては可・不可の規定を知りません。
あれば、教えてください。
質問の文面に{仏大使館は「許可書さえあればワーホリで研修出来る」とビザはワーホリを考えています}とありますので、今度は「フリーランスで収入を得てもいいのですか」と問い合わせてみたらいかがでしょうか。
                  *
ここでは規定はないことを前提に考えてみます。
①フリーランス(NON-SALARIE)で活動できるかどうかは、AUTO-ENTREPRENEUR(小規模自営業者)として社会保障局(URSSAFという窓口です)が登録を認めるかどうか、になりましょう。
*ある窓口では「ワ―ホリ VISA(VISA VACANCES-TRAVAIL)でもいいですよ」の対応で登録できる。
*ある窓口では「ワ―ホリVISA(VISA VACANCES-TRAVAIL)ではダメ、正式な滞在許可証所持者に限ります」で登録できない。
*ある窓口では「ワ―ホリVISA(VISA VACANCES-TRAVAIL)なんて聞いたことがない」でラチがあかず、結局ダメ。
こういうことになると見ます。社会保障局窓口は、フランス全土全県(95県)の各地域にあり、居住地域の社会保障局に登録することになりますが、全局一律・一規定ではないでしょう。
②AUTO-ENTREPRENEUR(小規模自営業者)は、サイトでの登録も受けています。外国人の場合は「滞在許可証」のチェック欄がありますので、試みてみるしかありません。
③AUTO-ENTREPRENEUR(小規模自営業者)として登録できれば、仕事先には請求書(FACTURE)を出すことになります。請求額は、仕事先と事前に決めておく性質のものです。正式文書としては見積書(DEVIS)です。職種によっては料金表(TARIF)を作成しているでしょう。
次に(2)です。
質問の文面は「仏大使館は「許可書さえあればワーホリで研修出来る」とビザはワーホリを考えています」ですが、こう整理させていただきます。
「仏大使館は、研修協定書(CONVENTION DE STAGE)があれば、ワ―ホリビザでも研修できる、の
見解です」
①「許可書」ではなく研修協定書(CONVENTION DE STAGE)だと思います。
②研修協定書(CONVENTION DE STAGE)は、研修者と研修先の二者の合意で交わすものです。
③学業研修協定書(CONVENTION DE STAGE D’ETUDE)は、在籍校、研修生(在籍生)、研修先
の三者の合意で交わすものです。
④上記②は、通常、二者の合意に加えて外国人労働管理局(DIRRECTE/MOA)の同意(認可)が
必要ですが「ワ―ホリビザ所持者は、その同意(認可)を取り付けなくても研修できる」が大使館の見解、と読み直します。
⑤ちなみに、上記③は学業研修協定書(CONVENTION DE STAGE D’ETUDE)に三者の署名があれば
合法的な研修で、外国人労働管理局(DIRRECTE/MOA)の同意(認可)取り付けは不要です。
⑥上記②と③は別のものですが、よく混同されます。


以上、こんなお答えになりました。見当ちがいになっていないことを願っています。

2012年3月6日

在仏日本人会 滞在相談室  担当  岡本宏嗣

   
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