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CARTE DE RESIDENT(10年カード)の発給(4)

CARTE DE RESIDENTの発給(4)
2月4日、13日、20日の3回にわったって紹介してきた当テーマの連載をとりあえず
今回で終えます。
在仏日本人に最も多いのは、CESEDA(外国人滞在管理法)L.314-8による発給です。
発給条件は、
(1)少なくとも5年間、中断することなく合法的に滞在していること。つまり、滞在許可証が更新、更新、、、で5年間つながっていること。
(2)職業をもって労働していること。
(3)その職業から安定した収入を得ていること。
(4)長期に滞在する理由のあること。
L.314条-8項をまとめると、以上のようになりましょう。
パリ警視庁の申請案内パンフレットでは、以下のような書類提出になっています。
(a)現在手持ちの滞在許可証と過去4年間の滞在許可証のコピー。
(b)過去4年あるいは5年間分の納税証明(AVIS D’IMPOSITION)
(c)給与収入者は過去5年間の年末・12月の給与明細書+ここ3か月の給与明細書
(d)非給与収入者は、銀行残高証明ほか安定した職業収入があることを証明する何らかの
 書類。
(e) SECURITE SOCIALE加入証明。
(f)今後とも長期滞在する理由の証明書例として、
 *不動産を取得したのであればその所有証明(ACTE DE PROPRIETAIRE)
*労働契約によるのであればCDI
*配偶者がCARTE DE RESIDENTを既に所持しているのであれば、配偶者の滞在許可証
*子どもの学校教育も長期滞在の理由であれば、子どもの在学証明
               *
印刷された配布パンフレットではこのようになっています。既に触れたように、パンフレットの余白に手書きで
“+LETTRE DE MOTIVATION”などと追加書類を書き加えられることもあり得ます。
また、商業活動者の場合は、過去3年間のBILAN(決算書類)などが、手書きで加えられるでしょう。
さて、パリ近郊県のほとんどの県庁では、
*今後、長期滞在する理由説明としてLETTRE DE MOTIVATIONの提出を課しています。
さらに、
*「フランス共和国市民として、同共和国のルールを守る旨の誓約書(DECLARATION SUR L’HONNEUR)の提出を課している県庁もあります。
*仏語習得歴証明の提出を課す県庁もあります。
パリおよびパリ近郊県での必要提出書類としては、以上のようなことになるでしょう。
                   *
次に、パリの場合、実際の発給例あるいは却下例から、その傾向を見てみます。
(5)過去4年あるいは5年の収入が上がったり下がったりでバラついている場合は却下される場合が多い。
(6)納税額がゼロの年度がある場合、低収入手当(PRIME POUR L’EMPLOI)の支給を受けている年度がある場合は
却下される可能性が高い。
(7)給与収入者(SALARIE)で過去5年間にA、B、C、と職場を頻繁に変えている場合は「安定していない」と判定されて却下される場合が多い。また、10年カード申請時に近い時点での職場変更は「安定を欠いている」になりがちです。
例1:過去4年間A社勤務だったのが申請時点ではB社に転職となっているのは 「安定を欠いている」と判定されやすい。
例2:最初の2年間はA社勤務だったが、その後B社に移り、現在もB社に在勤している。こちらは「安定している」の評価を得そうです。
もちろん、一切の移動がないのが最良ですが。
以上のように、パリの場合は職場の安定、収入数字・納税状況で判定されることが多くなっています。
(8)また、客観的事情を重視する傾向も強くなっていると見ます。
上記(4)(f)の「今後とも長期滞在する理由の証明書例」として挙げられているものは、
*アパートを所有している
*労働契約が無期限のCDIである
*学齢期の子どもがいてフランスの教育を受けている
*夫(妻)が先行して既に10年カードを取得していて、それとのバランス
これら例として挙がっている理由はおおむね客観的状況といえます。
「私はフランスでこれこれ、こういう意義のある仕事を展開したい。ついては長期滞在カードが必要なので、、、」という
未来形が採用されにくくなっている、といえましょう。
           *
以上が「10年カードが下りました」「ダメでした」の報告例から見たパリでの「10年カード最近事情」です。

2012年2月27日
在仏日本人会滞在相談室  担当  岡本宏嗣
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VISITEURの更新、保険・生活財源証明などについて

質問。
ビジタービの更新についてです。
(1)健康保険証明:海外旅行保険が2012年7月までで、フランス人のパートナーと昨年12月にPACをし、SECUの登録済ですが、健康保険の証明はSECUでも可能でしょうか。それとも海外旅行保険を延長しなかればばらないでしょうか。
(2)書留め返信用封筒/切手:この切手の料金を教えて下さい。またどこで購入出来るのでしょうか。
(3)自己財源証明 : 私個人の銀行の残高が規定額以下で、滞在・生活費はすべてPACSパートナーがおぎなっています。 このような場合はどうしたらよいでしょうか。
お答え。
(1)過去の事例では健康保険の証明はSECUでも可能です。
(2)郵便局でVIGNETTE/シール(自動販売機)を購入するのが通常です。書留料金は、郵便事故の場合の弁償額によって3ランクに分かれています。この書留料金にグラム数による通常郵便料金を加算したものになります。通常郵便料金は、20g以内(60サンチーム)でおさまるでしょうが、安全を期して50グラム以内(1ユーロ)にしておきますか。これらは自動販売機で選ぶことができます。
(3)PACSパートナーにATTESTATION DE PRISE EN CHARGES(生活費引き受け書)を書いてもらいます。
書式(フォーム)はATTESTATION DE PRISE EN CHARGESでサイトに出ます。これに加えて、
PACSパートナーの極近年のAVIS D’IMPOSITION(納税証明)および極近月のFICHE DE PAYE
(給与明細書)等の収入証明を要求されることがあります。

2012年2月27日   
在仏日本人会  滞在相談室  担当  岡本宏嗣

地方からパリへ移転、そしてCOMPETENCES ET TALENTS申請

質問
地方在住者で、VIE PRIVEE ET FAMILIALE を持っています。DIPLOME はフランスで2007年にいただいたARTのMASTERです。今の仕事は、ANIMATRICE  D’ART PLASTIQUE で週17時間ほど働いています。もう一つの仕事は日本語教師で週6時間です。両方合わせて週23時間、両方ともCDIです。
ところで、近々にPACSを解消し、COMPETENCES ET TALENTSの申請をしたい
と思っています。また、今の仕事を全部やめてパリに住もうと思っています。
以上の条件でCOMPETENCES ET TALENTSがもらえるでしょうか。 
もしCOMPETENCES ET TALENTSがおりなかった場合、何日間フランスにいられますか。また、フランスに戻ってくることは可能でしょうか。
お答え。
質問者の今後の「動き」を時系列で整理して見ますと、
①PACSを解消する。
②現在の2件の仕事を辞めて、地方からパリへ引越しをする。
③滞在許可証(あるいは、それに準ずる1年目のVISA)のCHANGEMENT DE STATUT
(滞在身分の変更)すなわちVIE PRIVEE ET FAMILIALEからCOMPETENCES ET TALENTSへの変更申請をパリでする。
こういうことになるのでしょうか。それが可能かどうか、そういう質問と解釈します。
いくつかの難点があります。
④COMPETENCES ET TALENTSへの変更申請をパリでする場合、パリあるいは
パリ近郊で仕事が見つかっていなければなりません。質問者は、地方での現在の仕事
を辞めてパリに移動するとのことですが、変更申請には「こういう仕事が既に決まっています」が必要です。
⑤滞在許可証(あるいはそれに準ずる1年目のVISA)の滞在身分から見ますと
VIE PRIVEE ET FAMILIALEとCOMPETENCES ET TALENTSは
「就労して収入を得ることができる」の観点から見ますと同格です。
*会社などに勤務して給与収入を得る(SALARIE)
*会社など法人を設立して経営に当たる(SARLのGERANTなど)。
*会社など法人は設立せず、個人の資格で職業活動に従事する(総称TRAVAILLEUR INDEPENDENT。具体的にはCOMMERCANT/ARTISANT/PROFESSION LIBERALE)。
両滞在身分とも以上が全て可能です。いいかえれば、VIE PRIVEE ET FAMILIALE
の滞在身分者がCOMPETENCES ET TALENTSの滞在身分へ変更する必要はない
といえます。こういう両滞在身分の関係から、PACSを解消してVIE PRIVEE ET FAMILIALEを維持できなくなったということで、今度はCOMPETENCES ET TALENTSに変更しようとすることは規定外、変則的といえましょう。
⑥パリでのCOMPETENCES ET TALENTS申請は、これまでの傾向を見ますと
ビジネス起業や先端技術系のジャンルが優先的に採用され、文化’・芸術系ジャンルで許可されたケースがきわめて少なくなっています。質問者はARTのMASTERということですので、ジャンルとしては不利といえましょう。
以上からご判断ください。
⑦COMPETENCES ET TALENTSが却下された場合、「何日間フランスにいられるか」
はわかりません。「却下する」という通知だけの場合もあれば、却下に加えて
「本通知状の日付から1か月以内にフランス国外退去」の勧告がきされていることもあります。
⑧フランスに戻ってくるためには何らかのVISAを取り直してくる必要があります。
3か月滞在上限の観光滞在なら別ですが。

2012年2月24日
在仏日本人会  滞在相談室  担当  岡本宏嗣

CARTE DE RESIDENTの申請資格5年と学生滞在

質問。
2012年2月20日付「CARTE DE RESIDENT(10年カード)の発給(3)」の
ページに、
*-合法的(滞在許可証を所持)なフランス滞在歴が少なくとも5年以上あり、職業と安定した収入がある場合
とあります。これについて伺います。
例えば学生で2年、その後身分変更しサラリエで3年滞在した場合、サラリエの4年目の更新時にレジダンスを申請できるのでしょうか?
それとも職業と収入のあるサラリエで5年滞在し、6年目の更新時にレジダンスを申請できるのでしょうか?
お答え。
この質問には「CARTE DE RESIDENT(10年カード)の発給(4)」(最終回)で触れよう思っていました。質問コメントをいただいたので、ここでは結論のみ手短にお答えします。
パリおよびパリ近郊県(7県庁あります。その全てで確認したわけではありませんが)では、学生滞在期間はカウントしていません。学生滞在は職業人としての滞在ではない、の判断に立っています。あくまでも「職業人としての滞在が少なくとも5年」としています。
また、ワ―ホリで1年、その後SALARIEで4年、合計5年も不可ますです。
「合法的(滞在許可証を所持)なフランス滞在歴が少なくとも5年以上あり、、、、」としましたが、言葉を補います。「中断することなく合法的(滞在許可証を所持)なフランス滞在歴が少なくとも5年以上あり、、、、、、」です。ワ―ホリは1年限定滞在であり、その後のSALARIE4年滞在との間に中断がある、の判断です。
とりあえず、以上をお答えとしておきます。
それでは「CARTE DE RESIDENT(10年カード)の発給(4)」(最終回)をお待ちください。
2012年2月21日  
在フランス日本人会  滞在相談室担当  岡本宏嗣

VISITEUR VISAに変更ありや!?

質問。
先日、在日フランス大使館でPACSを理由にビジタービザの申請を行いました。
無事に書類を提出し、ビザが出来上がるまでに1か月ほどかかるという説明を受けました。
大使館へ提出してから2週間ほどが過ぎましたが、今日、フランス大使館のHPをチェックしていたところ、長期滞在ビザという項目に先日まで書いてあったはずのビジタービザの項目がなくなっていました。何か、ビザに関する規定に変更が生じたのでしょうか?
お答え。
この滞在相談室はフランスにおかれています。日本でのVISA発給・変更事情については見えません。
「フランス大使館のHPからビジタービザの項目がなくなっていました」とのことですが、書き換え中かもしれません。
フランス語版を見たところ、こちらにはVISITEUR VISAは載っています。PACSの場合についても記載があります。
「無事に書類を提出し、ビザが出来上がるまでに1か月ほどかかるという説明を受けました」とのことです。心配ないのではありませんか。取得できたら「取れました」のコメントをくださいね。
2012年2月21日
在フランス日本人会  滞在相談室 担当   岡本 宏嗣

CARTE DE RESIDENT(10年カード)の発給(3)

CARTE DE RESIDENT(10年カード)の発給(3)
このカードが発給されるケースは、外国人滞在管理法(CESEDA)上では
11条項16ケースあります。私たち日本人に多いのは、
(1)フランス国籍者との婚姻者で婚姻歴および共同生活歴が少なくとも3年以上
ある場合(CESEDA L.314-9-3)。
(2)合法的(滞在許可証を所持)なフランス滞在歴が少なくとも5年以上
あり、職業と安定した収入がある場合(CESEDA L.314-8)。
この2ケースでしょう。
上記(1)については、発給条件を2012年2月4日付、同13日付に記しましたので、ご参照ください。ここでは、パリの場合の提出書類リストを掲げておきます。
(3)パリの場合の提出リスト
(a)*滞在許可証または*VISA DE LONG SEJOUR
(b)*LIVRET DE FAMILL *EXTRAT DE ACTE DE MARIAGE(婚姻抄本)、
*PHOTOCOPIE DE L’ACTE DE MARIAGE(婚姻謄本のフォトコピー)のいずれか。フランス国外で婚姻した場合は、*TRANSCRIPTION SUR LES REGISTRES DE L’ETAT –CIVIL
(c)*フランス国籍配偶者のCARTE NATIONALE D’IDENTITE *同フランスのパスポート*同CERTIFICAT DE NATIONALITE FRANCAISE(フランス(国籍証明)のいずれか。
(d)3年以上の婚姻歴、共同生活歴を立証するものとして
フランス国籍配偶者が同伴の上、誓約書(DECLARATIOn SUR L’HONNEUR)に署名することに加えて、
*共同名義のAVIS D’IMPOSITION(納税証明) *共同名義の銀行口座証明
*ATTESTATION A LA CARTE VITALE
*その他、共同生活を立証する書類(例えば、共同名義になっている賃貸アパート契約書、共同名義になっている不動産物件購入証など)。
(4)以上はパリの場合ですが、他の県庁(PREFECTURE)でもほぼ同様でしょうが、
(a)列記されている証明書の「いずれか1点」ではなく、「2点」とか「全て」とかのヴァリエーションはあり得ることです。
(b)申請(書類提出)の際は、フランス国籍者同伴ですが、同カード引き取りの際も同伴とする県庁もありそうです。
フランス国籍者がフランス国外に出張中で同伴出頭ができないことを申し出たところ、「帰国待ち」「申請先送り」になったなどの過去の事例があります。
(c)パリの場合もあり得ることですが、必要書類リスト(印刷物)の余白に手書きで補助書類を加えたりすることがあり得ます。
(d)さらに、フランス語力、フランス市民としての常識があるかを見るために、その場でLETTRE DE MOTIVATIONを書かせたりすることもあり得ましょう。
(e)外国人滞在管理法(CESEDA L314-10)では、「10年カードの発給に際しては
本人のフランス語力、フランス市民としての常識程度をチェックするために、本人が居住している市・区のMAIRIEに人物照会できることになっています。
*MAIRIEから呼び出しがあって、面談・面接を受けるケース。
*MAIRIEから呼び出しはなく、10年カードが発給さるケース。
これには2通りあります。ひとつは、PREFECTUREが申請者本人を信頼し、「わざわざMAIRIEに調査依頼するまでもない」と判定した場合。もうひとつは、MAIRIEに調査依頼はしたものの、MAIRIEが動かなかった場合です。
MAIRIEとしてはPREFECTUREから人物チェック依頼があったものの、この外国人は、同市(区)内でトラブル(深夜にパトカー騒ぎになったなどの)を起こした記録がなく面談・面接には及ばないと判定すれば、放置してもよいことになっています。
REFECTUREからMAIRIEに調査依頼があって、2か月を経過してMAIRIEから調査報告がない場合は、「この外国人については問題がない」ものとすることになっています(CESEDA L314-10)。
(f)PREFECTUREでの申請時点での判定、あるいはMAIRIEからの報告書による評価で「フランス語力不十分、フランス市民としての常識も不十分」となれば、OFII(移民局)管轄の語学コース***時間受講を命じられたり、外国人向けのフランス市民講座の受講を余議なくされたり、はあり得ることです。そして、こうした場合は3か月ごとのレセピセ、レセピセ、、、、
での繋ぎになる、あるいは「もう1年VIE PRIVEE ET FAMILIALEで繋ぎ、10年カードの発給は翌年に先送りになる」こともあり得ないことではありません。
(4)以上で「(1)フランス国籍者との婚姻者で婚姻歴および共同生活歴が少なくとも3年以上ある場合(CESEDA L.314-9-3)」を終え、次回は、、
(2)合法的(滞在許可証を所持)なフランス滞在歴が少なくとも5年以上
あり、職業と安定した収入がある場合(CESEDA L.314-8)について見る
ことにしましょう。

2012年2月20日
在フランス日本人会  滞在し応談室 担当  岡本宏嗣


フランス国籍者との婚姻によるCARTE DE RESIDENT(10年カード)の発給(2)   LETTRE DE MOTIVATIONについて

質問。フランス国籍者との婚姻の場合のCARTE DE RESIDENTの申請です。  
LETTRE DE MOTIVATION(LM)が必要な場合にはどのようなことを書けばよいでしょうか。
お答え。
CARTE DE RESIDENTの申請については、
(1)居住県の県庁(PREFECTURE)がケース別に必要書類リストを作成・配布しているのが通常です。
パリの場合は、14ケース別に必要書類リストが列記されています。
(2)ただし、同リストの余白に手書きで追加書類を加わえたりすることがあり得ます。
(3)また、2012年2月4日付でいただいたコメントは、配布リストには必要書類として記されていないLMをその場で書かされた、という報告でした。
以上の事情を前提に進めます。
(4)2012年2月4日付のページ「フランス国籍者との婚姻によるCARTE DE RESIDENTの発給について(1)」に記しましたが、発給者側が見たいのは、
(a)フランス語力や社会的常識の程度のチェック。
(b)「公共の秩序」(ORDRE PUBLIC)の観点から、過激な狂信的な政治・宗教等の活動者でないか、のチェック。
(c)不自然と見られがちな結婚(例えば、フランス国籍者が女性で、外国人配偶者の男性と二たまわり見当の年齢差が
ある、など)の場合、偽装結婚(MARIAGE BLANC)ではないか、のチェック。
このあたりのことでしょう。
(5)従って、LMを書く場合は、そのあたりのことを念頭に、
(c)これまでフランス語学習に励んできたこと、つまりフランス語学習歴。
(d)学習歴が弱い場合は、今後とも学習を続ける意思のあること。
(e) フランスの風土、生活習慣などに親しんでおり、フランスの諸文化に敬意を払っていること。
(f)職業を持っている場合は、その職業を通して日仏交流に勤めたいこと。
(g)以上のようなことをフランス国籍者の夫(妻)の協力を得て実現したいこと。
といったことでしょう。
なお、子どもがいる場合は、
(f)子どもにフランスの教育を与えたていきたいこと。
を加えることもできましょう。

2012年2月13日
在仏日本人会  滞在相談室  担当  岡本宏嗣



パクス解消、AUTO-ENTREPRENEUR、有限会社(SARL)の出資者(ASSOCIE)

質問。
2012年2月9日付ページの関連質問・補充質問です。
フランス国籍者のパクス・パートナーがいます。現在、PREFECTUREからVIE PRIVEE ET FAMILIALEの滞在許可証が発行されるのを待っています。
まもなく同滞在許可証が出たとして、次回の更新のことです。
次回の更新申請時点では、パートナーとの事情でパクスは解消している予定なのですが、その場合、私の滞在許可証はどうなるでしょうか。ちなみに、私は、
AUTO-ENTREPRENEURとして登録済みで小規模事業をしており、微額ですが、払うべきものは納めています。
また、イタリアン・レストランのASSOCIE(出資者)のハナシもあり、引き受ければ35000ユーロ見当の出資者になります。
パクスは解消したものの、こうした要素で滞在許可証を更新できるでしょうか。
お答え。
「現在、PREFECTUREからVIE PRIVEE ET FAMILIALEの滞在許可証が発行されるのを待っています」とあります。発行済ではないので、発行されたと仮定してのことになります。
結論から申し上げますと、どういう扱いになるかわかりません。
「パクスを理由にVIE PRIVEE ET FAMILIALEが発行された」ケースで、「それでは、同カードの更新申請時点でパクスを解消していた場合、滞在許可証はどうなるのか」については規定がないので裁量になると見ます。質問者の事情に即して考えてみますと、
(1)AUTO-ENTREPRENEURとしての小規模事業活動、イタリアン・レストランの出資者としての事業活動が評価され、
VIE PRIVEE ET FAMILIALEがそのまま更新される。
(2)パクスを解消したことに比重が置かれ、一方では「AUTO-ENTREPRENEURとしての小規模事業、イタリアン・レストランの出資者としての事業をしている」ことから、「それではCOMMERCANTへの変更申請をしてください」とされる。
この場合は、VIE PRIVEE ET FAMILIALEの滞在身分からCOMMERCANTの滞在身分への変更になります。
(3)上記(2)と同じ判定。但し、「日本に一時帰国し在日フランス大使館でVISA COMMERCANTを申請・取得して出直してください」とされる。この場合は、COMMERCANT滞在身分での再出発になります

以上をお答えとします。
2012年2月10日 
在仏日本人会  滞在相談室   担当  岡本  宏嗣

滞在身分の変更・AUTO-ENTREPRENEUR ・ASSOCIE

質問。
私は学生の身分でAUTO-ENTREPRENEURを取得しており、まだ小額ではありますが税金も納めました。そしてこれはパックスの手続きの進行中に進めたことです。
まだパックスに対するビザの書類等はとどいておりませんが。
今、仕事を一緒にしているイタリア・レストランの3分の1の買い取りを考えています。そうすることで、フランスにアソシエとして出資もしている事になるかと思うのですが。
金額的には35000€位になるかと思います。
こういった場合、あくまで私の見解ですが、自分自身既にAUTO-ENTREPRENEURをもっている上、イタリア・レストランの一部も買い取るとなれば、心強いと考えてもさしつかえなかったでしょうか?
お答え。
質問者の滞在許可証の現状が今ひとつ、つかめません。
学生の滞在身分でAUTO-ENTREPRENEURの登録ができたことはわかりました。
URSSAFの窓口で「外国人学生は登録できない」と拒否されたケースもあるので、
「登録できたケース」の報告としてありがたい情報です。
次に「まだパックスに対するビザの書類等はとどいておりませんが」とありますが、
これはどういう状況でしょうか。
(1)学生VISA(滞在初年度)もしくは学生身分の滞在許可証(滞在2年目から)
から、「フランス国籍者とパクスを既に交わしていること、および1年以上の共同生活があること」を理由に、VIE PRIVEE ET FAMILIALEの滞在身分へ変更申請をしているところだが、PREFECTUREからは、まだ返事が来ていない。
(2)近々に変更申請したい.。AUTO-ENTREPRENEUR登録済みに加えて、
ASSOCIE(有限会社の出資者)になれば、変更申請に有利に働くか。
(3)上記(1)、(2)のいずれでもない状況
以上の分類を前提にお答えしておきます。(3)の場合は再コメントをください。
(4)上記(1)であれば、PREFECTUREからの返事待ちです。
(5)上記(2)であれば、「1年以上の共同生活があること」に加えて、事業もしていることは、少なくともマイナスではないでしょう。
(6)ちなみに、
*学生の滞在身分で有限会社(SARL)の出資者(ASSOCIE)になること
*学生の滞在身分で株式会社(SA)の株主(ACTIONNAIRE)になること
は、「認める」「認めない」の規定はありません。滞在許可証を持たない日本在住者でもフランスの会社の出資者、株主にはなれます。
(6)学生滞在者は、「昨年度もまじめに学業してきました。今年度も引き続き真剣に学業を継続します」が学生滞在許可証の更新条件ですから、学生滞在を更新する場合はASSOCIEでもあることの意味はないでしょう。

2012年2月9日  
在フランス日本人会     滞在相談室 担当  岡本 宏嗣


フランス語学生は花屋でスタージュができるか?

質問。
私も上記質問をされた方と同様、花屋さんでスタージュを考えていました。
パリの語学学校(これまで先輩方が研修協定書を出してもらっていた学校です)に問い合わせたところ、下記のようなお返事がありました。
---(抜粋)---------------
現在、法律の改定により、花の研修のためには、花の専門学校・園芸学校からでなければ研修協定書が出せませんので、昨年まで行っていた、学生ビザを取得して受けていただく当校の語学+花研修コースのプログラムは本年1月1日より一時中断しております。
法律の改定によるものですので、2013年に再開できるかどうかはまだ未定 です。
現在のところ、花研修が可能なのは、フランスの花専門学校・園芸学校に通われるか、若しくは、日本で花店に勤務しており、その日本の花屋からフランスのフローリストに企業研修の形で派遣するかのどちらかになります。
後者の場合、取得するビザは「社会人の研修生ビザ」というものになります。
------------------------
やはり法改正があり、研修制度が厳しくなったのでしょうか。
この語学学校からのメールにある通りの選択肢しかなくなってしまうのでしょうか。
ご教示いただけますと幸いです。
宜しくお願い致します。
お答え。
この質問には、過去にお答えしていますが、繰り返しておきましょう。
法改定があったかどうかはわかりません。結論をいえば、そのとおりです。
そもそもSTAGIAIRE D’ETUDEは学業教程あるいは職業教育教程の一環としてのものです。学位とか資格の取得のため
の必修科目・必要単位のようなものです。ですから、料理学校の学生が花屋さんで研修することはありません。料理学校もCONVENTION DE STAGE D’ETUDE(研修協定書)を出すことはありません。
ところで、学生滞在者には、年間964時間の労働が認められています。週当たりでは20h見当が相場です。
フランス語学生が、この時間の範囲内で花屋さんで働くことは合法的です。
なお、「社会人の研修生ビザ」(STAGIAIRE PROFESSIONNEL)についても、質問状に記されているとおりです。

2012年2月9日
在フランス日本人会  滞在相談室  担当  岡本 宏嗣

学生の滞在許可証と経済証明

質問。学生ビザの更新についてです。
私は学生一年目で、2月21日にprefectureに更新のランデブーがあります。 お聞きしたいのが、経済証明についてです。私がランデブーを取った11月では、月450ユーロ必要でしたが、最近必要金額がかわったのでしょうか?
ご回答をお願い致します。
お答え。
変わっていないと思いますが、変わったという情報があるのですか。
学生の滞在費の必要額は、法的には「フランス政府給費留学生にフランス政府が支給する給費額の70%」とされています。
2011/2012年学年度(2011年9月―2012年6月)は、月約620ユーロ(MASTER 1)です。その70%ですから、算数的に計算すれば434ユーロ、目安数字は450ユーロということでしょう。(小学校の算数問題のように考える必要はありません。約620ユーロであって実際には手当が加算されたり、また何かの名目で差し引かれたりしてNETは632ユーロ23チーム(例えば)だったりすることは大いにあり得ることです)。
なお、2012/2013年学年度(2012年9月―2013年6月)は767ユーロ(同)が既に発表されています。この数字だと550ユーロ見当になります。

2012年2月9日
在仏日本人会滞在相談室  担当  岡本 宏嗣


VISA /滞在許可証/AUTO-ENTREPRENEUR

コメント
AUTO-ENTREPRENEURは滞在許可書があって、初めて得られる自営業資格とHPに記載されていますので、AEで滞在許可書を取得するのは難しいと思います。
お答え。
2012年2月2日付「PACS解消後の滞在許可」の質問・お答えページに上記のコメントをいただきました。ありがとうございました。質問内容を「PACS解消後、滞在許可証は更新できるのか、自営業として働くことができるのか」と理解して、お答えしました。ところが、上記のコメントをいただいて、質問内容を読みなおしたのですが、「あっ、このこともお伝えしておきたい」の思いに駆られましたので、以下にそれを書きます。これは、質問者へのお答えの補足ではなく、制度変更です。
(1)2009年4月27日付政令(DECRET)2009-477、同年5月19日付省令
(ARRETE)で、以下のVISAのいずれかを取得してきた人は、フランス入国初年度は滞在許可証の申請・取得はなく、OFFI(移民局)への登録方式になっています。
つまり、初年度は滞在許可証が発行されず、さらに滞在を継続したい人は、翌年から滞在許可証が発行され得る、ということです。要するに「初年度は滞在許可証はない、あるのは、在日フランス大使館で受けてきたVISAとOFII(移民局)が出す登録シール(いずれもパスポート上に貼付)」ということです。
 *VIE PRIVEE ET FAMILIALE
*VISITEUR
*ETUDIANT
*SALARIE
*TRAVAILLEUR TEMPORAIRE
この5種です(その他のVISAは初年度から滞在許可が発行されることになっています)。
(2)これら5種のいずれかの滞在身分の人は、1年間は滞在許可証がありませんが、さらに滞在延長したい場合は、1年後にPREFECTUREに滞在許可証の申請をすることになります。実際には滞在期限日(OFIIが発行するシールに記載されています)の3か月前から予約取り付けに動くことになりますが。
(3)この滞在初年度の「滞在許可証の省略」に伴って、労働許可・労働資格を明確にするために、労働法の該当条項(CODE DU TRAVAILR5221-3)を改定しています。
 例えば、ETUDIANT場合。
 (あ)これまでは、「ETUDIANTと記されたの滞在許可証を所持している外国人は、年間964時間上限で労働することが
  できる」
 (い)これが改定されて「ETUDIANTと記されたの滞在許可証もしくはVISA D’ETUDIANT(3か月以上の)を所持している外国人は、、、、」になっています。
(4)VIE PRIVEE ET FAMILIALEについても、改定によって「VIE PRIVEE ET FAMILIALEと記された滞在許可証もしくVISA、、、、、、、」となっています。
(5)ところで、VIE PRIVEE ET FAMILIALE(1年もの)は、CARTE DE RESIDENT(10年もの)と同様に、
   *SALARIE
   *NON-SALARIE(PROFESSION LIBERALE / COMMERCANT/ARTISAN)
のいずれの収入形態での職業活動も可能ですので、いわばCARTE DE RESIDENTの1年版といえます。
   当然、AUTO-ENTREPRENEUR-PROFESSION LIBERALE (年間32600ユーロ以下の小規模自由職)、
   AUTO-ENTREPRENEUR-COMMERCANT/ARTISAN(年間81500ユーロ以下の商・工・手工業)も可能です。
(6)それでは、滞在許可証が発行される前のVISA状態で
AUTO-ENTREPRENEUR-PROFESSION LIBERALE, AUTO-ENTREPRENEUR-COMMERCANT/ARTISAN
の登録が可能かどうかについては、URSSAF(社会保険金徴収局)によってバラツキがでるのではないか、と見ています。

2012年2月7日  
在フランス日本人会  滞在相談室  担当  岡本 宏嗣

 

CARTE DE RESIDENT パリの場合

コメント。
自動的と言うご意見と権利が生じるのみであとは県の裁量と言うご意見、パリ市内の場合はいかがなものでしょうか? 参照の法律文を見て考慮いたします。
お答え。
お読みいただき、ありがとうございます。
「自動的」という表現は、撤回しました。訂正のページもお読みください。
なお、パリの場合は、過去に事例も多く、手元資料は豊富です。
CARTE DE RESIDENT(10年カード)の発給については、読者も多いようなので、
今回の訂正を(1)とし、今後、数回ページを設けたいと考えています。パリの場合を中心にすえながら、、になりますので、
参考にしてください。

2012年2月4日
在仏日本人会  滞在相談室    担当  岡本 宏嗣

フランス国籍者との婚姻によるCARTE DE RESIDENT(10年カード)の 発給についての訂正(1)


ご指摘。
フランス国籍者と婚姻した外国国籍者には、婚姻生活が少なくと>も3年以上あれば、
3年滞在消化の4年目の更新時にCARTE DE RESIDENT(10年カ>ード)が発給されます。これはCESEDA(外国人滞在管理法)L314-9-3によるもので、自動的です。
申し訳ありませんが、こちらは間違ってます。
法律的にはそうなのかもしれませんが、実際は自動的に10年はおりません。
10年は、3年たって初めて「取得する権利」があるようです。
その判断の仕方は県によって、prefactureによってちがいます。
モチベーションレターが必要な県、面接が必要な県、部屋を確認する県など、県によって違います。
お答え。
ご指摘、ありがとうございます。こういうご指摘をいただくと説明をはしょったり不用意な言葉を使ったりしてはいけない、の反省になります。重ねてありがとうございます。また、この件は読者も多そうなので、幅を広げて連載でページを設けたいと考えています。以下、まずは訂正し、補足します。
「下記の条件を満たしている、と判定されれば10年カードは発行され得る」とします。
その条件は、
(1)少なくとも3年以上の婚姻歴があり、婚姻成立後、共同生活が維持されていること。
(2)配偶者のフランス国籍が維持されていること。
(3)フランス国外で婚姻が成立している場合は、その国のフランス大使館に婚姻の届け 
出ており、ETAT-CIVIL 登記センター(在NANTES)に登記されていること。
以上が規定です。
そして、(1)(2)(3)のチェックの方法は県庁(PREFECTURE)によって異なりましょう。
(4)まず(2)です。フランス国籍の配偶者がPREFECTUREに同行してCARTE NATIONALE D’IDENTITE(フランス国民証)を見せ、そのコピーを提出するのが一般的ですが、正式な「フランス国籍証書」(CERTIFICAT DE NATIONALITE FRANCAISE)の提出を求めるPREFECTUREもあるでしょう。フランス国籍の配偶者が
フランス国籍を取得したばかりの場合、取得後2年以内に犯罪を犯すとその犯罪の重度次第ではフランス国籍をはく奪される規定があるためです。
(5)次に(3)です。日本で日本の民法にしたがって婚姻が成立していても、それを在日フランス大使館に届け出て、それが、ETAT-CIVIL 登記センター(在NANTES)に登記されていること、ということです。これは{ETAT-CIVIL 登記センターから証明を取り付けよ}とするPREFECTUREが圧倒的に多いでしょう。
(6)一番バラついているのは「(1)共同生活が維持されていることの立証」でしょう。
通常、各県庁(PREFECTURE)は、ケース別(CARTE DE RESIDENTが発行され得るケースは10ケースを越えます)に必要書類リスト、必要条項の案内(印刷物)を配っていますが、案内を作成していない県庁もあるでしょう。また、その案内の余白に手書きで加えたりすることもあります。この「共同生活が維持されていることの立証」については、いくつかの県庁の実例を見ながら別途にページを設けます。LETTRE DE MOTIVATIONについても、その際に。
また、防御の固い県庁では、質問者の指摘のように、面接による人物調査や素行調査もあり得ることです。
*フランス語力や社会的常識の程度のチェック。
*「公共の秩序」(ORDRE PUBLIC)の観点から、過激な狂信的な政治・宗教等の活動者でないか、のチェック。
*不自然と見られがちな結婚(例えば、フランス国籍者が女性で、外国人配偶者の男性と二たまわり見当の年齢差がある、など)の場合、偽装結婚(MARIAGE BLANC)ではないか、のチェック。
といったことがあり得ます。
こういった場合は、3か月期限のレセピセ、レセピセ、、、の連続で本カードの発給が大幅に遅れたり、「審査に時間がかかるので、とりあえずVIE PRIVEE ET FAMILIALEを出しておきます。CARTE DE RESIDENTの発行は次回に」となったりすることもあります。これは、過去に実例のあることです。

今回はこれを(1)として、次回(2)では「共同生活が維持されていることの立証」その他についてページを設けます。
最後に、フランス本土は95県から成ります。外国人の滞在許可窓口をもうけている県庁(PREFECTURE)もかなりの数になります。外国人の多い県、少ない県、対応の厳しい県、寛大な県、様々です。経験報告をお寄せください。

2012年2月4日  在フランス日本人会  滞在相談室 担当岡本 宏嗣

フランス人と結婚して3年経過、10年カード申請にlETTRE DE,,,,,,,,,

質問。
フランス人と結婚して3年が経過しました。
今回パリのprefectreで滞在許可証を更新します。
電話口で係の方が今回は10年カードの審査になるから時間がかかります、云々といわれました。
提出書類に加えて10年カードをお願いするlettre de motivationなるものを用意した方がよろしいのでしょうか。
それともフランス人配偶者ということで婚姻関係を証明できさえすれば、ほぼ無条件にカードが下りるものでしょうか。
ちなみに結婚前は学生。その後は労働者身分でしたが、節々の年で10年カードをお願いしたこともありましたが、法律が変更などによって却下され1年ごとの滞在許可証を得てきました。もし、LETTRE DE MOTIVATIONが必要ならば、許可証がおりやすい文面内容はございますか。
お答え。
フランス国籍者と婚姻した外国国籍者には、婚姻生活が少なくとも3年以上あれば、
3年滞在消化の4年目の更新時にCARTE DE RESIDENT(10年カード)が発給されます。
これはCESEDA(外国人滞在管理法)L314-9-3によるもので、自動的です。
LETTRE DE MOTIVATIONは必要ないでしょう。

2012年2月2日  在仏日本人会  滞在相談室  担当  岡本宏嗣

PACS解消後の滞在許可

質問。
パックス・パートナーがいますが、数か月後に正式にビザが手元に届いた時点で、お互いに独立しようという方向にあります。住まいも別・・・になるでしょう。住所が別ですと、今年のパックスの更新も出来ないのでしょうか。
また、仕事面では、
*アルバイトで働いていた職場から労働時間数のカット予告を受けています。
*私自身AUTO-ENTREPRENEURで開業しておりますが、宣伝もしていなので、ここ2か月は冬の影響もあり不調です。
こうした状況ですが、パックス以降は自営を含めて働くことが出来るでしょうか。
この場合CDIでなく、独 立という形でもビザの更新は可能なのでしょうか。店舗を構えていなければならない・・・など何か条件があったりするのでしょうか?
お答え。
PACS解消後、滞在許可証は更新できるのか、自営業として働くことができるのか、
こういう質問と理解しました。
(1)PACS者には、共同生活が1年以上あればVIE PRIVEE ET FAMILIALEという
滞在身分の滞在許可証がおりるのが通常です。これは、
*SALARIEとして労働できる。
*自営業者として労働できる。
この両者での労働が可能です。1年ものの滞在許可証です。
(2)更新については、PACSを解消していないことの証明としてPACS証明(3か月以内に発行されたもの)の提出を要求されるのが通常です。PACS パートナーの同伴を求められるかどうかは、窓口(PREFECTURE)によって異なるようです。
(3)更新手続き時点でPACS証明(3か月以内に発行されたもの)が提出できない、
つまり解消した場合は、明確な規定がありませんので、裁量になりましょう。
*CDIを提出したところ、VIE PRIVEE ET FAMILIALEの更新ができた例。
*CDIを提出したところ、あらたに労働許可申請の手続きをとることを要求され、SALARIEの滞在身分に
切り替えてくれた例。
*日本に貯金があることを証明したところ、VISITEUR滞在身分に変更してくれた例。
こうした例が当滞在相談室にあります。
したがって、
*CDIではなくてCDDの場合はどうなるのか。
*AUTO-ENTREPRENEURとして滞在は認めてくれるのか。店舗がないと不可か。
このあたりのことは、やってみないとわかりません。規定外の領域です。
ただし、滞在根拠がしっかりしているほど、強いことは確かでしょう。
こうした例が増えると規定をつくるかもしれませんが、今のところは規定がありません。

2012年2月2日  在仏日本人会 滞在相談室  担当  岡本宏嗣



VISITEUR VISAとフランス側の保証人

質問。
フランスでフランス人とパックスを既に結んでおり、長期ビザを取得して入国したいのでビジタービザの申請を考えています。
そこで保証人に関しての解釈についておわかりになれば教えてください。
(1)大使館サイトによると配偶者が保証人になる場合とありますが配偶者は結婚してるパートナーのことをさすのでしょうか?フランス語サイトでは le conjoint residentと表記がされてますがパックスパートナーでも保証人として同条件での申請なるでしょうか?
(2)保証人の場合も保証人の300万円以上の残高証明が必要ですか?
(3)また表記がなかったのですが、婚姻をむすんでない、パックスを結んでない、血縁者で もない人を保証人につけられたという事例はいままであったでしょうか?
お答え。
(1)これまでの事例から、PACS関係は、婚姻と同様に扱われていないようです。VISITEUR一般(何らかの滞在目的があり、生活財源がある)となるようです。
(2)生活財源は本人の場合は300万円、フランス側に財源負担者がいる場合は、
その人の収入証明になりましょう。少なくともSMIC(法定最低賃金/現行は月額1400ユーロ)以上の収入があること、
と考えるのが妥当でしょう。第3者の生活財源を保証する事情から、SMICスレスレではなく余裕のあること
が望まれます。
(3)フランス側の生活財源引き受け人が「婚姻関係・パックス関係・血縁者」でないことはあり得ることです。日本に滞在していたことがあり、その時期に知り合った知人が引き受けてくれる、その時期に世話になった家族の一員を引き受けるとか、、、、。
    
    2012年2月2日   日本人会滞在相談室  担当 岡本 宏嗣
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