報告です。「PACSを解消してSALARIE滞在身分に変更できるものでしょうか?」の質問をした者です。「VPFからサラリエへ変更の際、外国人労働者雇用税はどうなるのか」の結果報告です。
報告。随分前になりますが、表題の件で質問をさせて頂いた者です。途中経過で滞在許可証は(すったもんだの上)無事に下りた、とご報告をさせて頂いてから、暫く経ちますが、 その時のブログでの岡本さんのご質問で、「VPFからサラリエへ変更転の際、外国人雇用税はどうなるのか」について結果を報告する事になっていました。滞在許可証が発行されたのが、2018年の7月末でした。その後勤務先に、年末頃にOFFIより通知が来たとのこと、金額は約900ユーロ。年末年始のごたごたで遅れましたが、上司から私にはつい最近知らされました。支払いを行ったと銀行送金を提示されましたが、その金額相当を今月の給与より差し引くと通達されました。
会社側は、支払い能力が無いのでごめんなさい、本当は会社が払わなければいけないと分かっているのだが申し訳ない、内密にしてほしいと言われました。実際のところ、沢山の外国人労働者が会社側に払い戻しているのではないでしょうか。
あなたパピエが欲しいんでしょう?ではご自分でお支払いください、ということでしょう。
金額云々よりも、Abus de faiblesse という観念で、気分が悪いです。職場の同僚で洗い場のアフリカ人達は、何カ月も何カ月もかけて払い戻ししたそうです。私にとってはぶっちゃけ大した金額ではありませんが、この現状に憤りを感じております。友人のフランス人達に話したところ、彼らも私以上に憤り、フランス人として恥ずかしい行為だ、これは告発すべきではないか?とまで言っていました。
私は、「Thank Y, Next!」のノリで、今この件を告発して浴びなくても良い返り血をあびる事になるであろう時間を無駄にする気はありません。この悪の連鎖は永遠に続いていくと確信しています。ああ無情。
【Conclusion】PACS解消後、VPFからサラリエに身分変更は出来た。CDIで勤続6年が評価された。その後、外国人雇用税は発生した。金額はSMICに毛が生えた給与に対して900ユーロ弱でした。岡本さんには大変お世話になり、有難うございました。長期戦でしたが戦い抜いた感があります。外国人雇用税なんのその!これを踏み台に自分の目的達成に精進するのみです。
報告にお礼。Aさん、忘れずに外国人雇用税の報告をしていただき、ありがとうございました。
外国人雇用税(TAXE D’OFII)は初回の労働許可(サラリエ許可)申請で 許可された場合、雇用者に課されることになっています。CDIの場合は、月額SALAIRE BRUT(額面給与額)の55%相当です。労働許可(サラリエ許可)が下りた時点での1回だけのTAXEです。当室が確認したかったのは、そもそも労働許可を含んでいるVIE PRIVEE ET FAMILIALEからSALARIEへ身分変更する場合、外国人雇用税はどういう扱いになるのであろう、ということでした。この場合も、通常の労働許可の初回申請と同じ扱いになることが確認できました。
なお、同税は雇用者が負担することになっていますが、「労働許可を取ってあげる」「取っていただく」の場合、報告者Aさんの報告文にあるような裏側での「回収」があるようです。Aさんはこう記しています。「この悪の連鎖は永遠に続いていくと確信しています。ああ無情。」
Aさん、報告のこと、重ねてありがとう。これを踏み台に自分の目的達成に精進してください。
2019年2月1日(金) 相談室 岡本宏嗣
会社側は、支払い能力が無いのでごめんなさい、本当は会社が払わなければいけないと分かっているのだが申し訳ない、内密にしてほしいと言われました。実際のところ、沢山の外国人労働者が会社側に払い戻しているのではないでしょうか。
あなたパピエが欲しいんでしょう?ではご自分でお支払いください、ということでしょう。
金額云々よりも、Abus de faiblesse という観念で、気分が悪いです。職場の同僚で洗い場のアフリカ人達は、何カ月も何カ月もかけて払い戻ししたそうです。私にとってはぶっちゃけ大した金額ではありませんが、この現状に憤りを感じております。友人のフランス人達に話したところ、彼らも私以上に憤り、フランス人として恥ずかしい行為だ、これは告発すべきではないか?とまで言っていました。
私は、「Thank Y, Next!」のノリで、今この件を告発して浴びなくても良い返り血をあびる事になるであろう時間を無駄にする気はありません。この悪の連鎖は永遠に続いていくと確信しています。ああ無情。
【Conclusion】PACS解消後、VPFからサラリエに身分変更は出来た。CDIで勤続6年が評価された。その後、外国人雇用税は発生した。金額はSMICに毛が生えた給与に対して900ユーロ弱でした。岡本さんには大変お世話になり、有難うございました。長期戦でしたが戦い抜いた感があります。外国人雇用税なんのその!これを踏み台に自分の目的達成に精進するのみです。
報告にお礼。Aさん、忘れずに外国人雇用税の報告をしていただき、ありがとうございました。
外国人雇用税(TAXE D’OFII)は初回の労働許可(サラリエ許可)申請で 許可された場合、雇用者に課されることになっています。CDIの場合は、月額SALAIRE BRUT(額面給与額)の55%相当です。労働許可(サラリエ許可)が下りた時点での1回だけのTAXEです。当室が確認したかったのは、そもそも労働許可を含んでいるVIE PRIVEE ET FAMILIALEからSALARIEへ身分変更する場合、外国人雇用税はどういう扱いになるのであろう、ということでした。この場合も、通常の労働許可の初回申請と同じ扱いになることが確認できました。
なお、同税は雇用者が負担することになっていますが、「労働許可を取ってあげる」「取っていただく」の場合、報告者Aさんの報告文にあるような裏側での「回収」があるようです。Aさんはこう記しています。「この悪の連鎖は永遠に続いていくと確信しています。ああ無情。」
Aさん、報告のこと、重ねてありがとう。これを踏み台に自分の目的達成に精進してください。
2019年2月1日(金) 相談室 岡本宏嗣
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